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2016年度 心理学部講演会 Meaning in life and psychotherapy(生きる意味と心理療法)
カテゴリー: 日付:

■日 付  2016.05.02
■場 所  白金キャンパス 2号館2102教室
■時 間  10:55 - 12:25
■カテゴリ セミナー・講演会
■詳細

2016年度 心理学部講演会
Meaning in life and psychotherapy
(生きる意味と心理療法)

 Clara E. Hill (University of Maryland)
米国メリーランド大学心理学科教授 クララ・ヒル先生
なお講演には日本語通訳がつき、スライド資料の配付を行います。

日時:2016年5月2日(月) 2限(10:55 - 12:25)
会場:白金キャンパス 2号館2102教室
参加費:無料(学部生・大学院生・教職員対象)

  【講演概要】
心理療法を求めるクライエントは、様々な主訴を訴えてセラピストのところにやってくるが、その根底にあるのは、自分は何のために生きているのか、自分はこれからどうすれば良いのか、自分にとって大切なことは何か、といった課題であり、それはその人にとっての生きる意味meaning in lifeを求めているのだと考えることができる。Hill先生は、心理学を学ぶ大学生にとってのmeaning in lifeとはどのようなものか、カウンセリングを学ぶ大学院生にとってのmeaning in lifeはどのようなものであり、これらの大学院生はクライエントのmeaning in lifeをどのように扱っているのか、そして、経験を積んだセラピストたちはクライエントに接する際にmeaning in lifeについてどのように対応しているのか、といったテーマについて、Hill先生が開発した質的研究の方法であるConsensual Qualitative Research(「合議制質的研究法」と邦訳されることがあります)を用いて研究を行いました。その結果を示すとともに、より多くのセラピストを対象としたインターネット調査によって、量的な研究も行っています。また、日本人とアメリカ人との比較についても少し触れていただきます。 【クララ・ヒル先生ご紹介】 メリーランド大学心理学科教授。これまで、サイコセラピー・リサーチ学会会長、Journal of Counseling Psychology編集委員長などの要職を歴任。また、アメリカ心理学会カウンセリング心理学部会のレオナ・タイラー賞、心理療法部会のDistinguished Psychologist賞など、多くの賞を受賞。研究業績としては、200本以上に上る学術論文を発表し、著書11冊を出版するなど、きわめて旺盛な研究活動を行っています。先生の研究テーマはヘルピングスキル、心理療法のプロセスと効果、セラピストの教育訓練、臨床におけるドリームワーク、質的研究法、そして生きる意味です。