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第2回国際教育フォーラム:みんなに開かれた学校づくりのために―多文化化する学校における「マジョリティ」を考える―
カテゴリー: 日付:

■日 付  2017.03.19
■場 所  明治学院大学白金キャンパス 本館1254教室
■時 間  13:30~16:30(開場13:00~)
■カテゴリ セミナー・講演会/公開セミナー・公開講演会・公開講座/学部生向け/大学院生向け/その他
■詳細
 明治学院大学心理学部教育発達学科 第2回国際教育フォーラム
みんなに開かれた学校づくりのために
―多文化化する学校における「マジョリティ」を考える―

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◇主催:明治学院大学心理学部教育発達学科
◇後援:港区教育委員会(予定)
◇協力:明治学院大学心理学部付属研究所 特別研究プロジェクト
「心理臨床センターにおけるグローバル化および内なる国際化に関する探索的研究」
明治学院大学心理学部付属研究所 萌芽研究プロジェクト
「多文化化する社会において求められる教員の資質・能力とその育成に関する研究」

【お問い合わせ先】
明治学院大学心理学部教育発達学科 国際教育フォーラム担当 mguedu15@ed.meijigakuin.ac.jp
明治学院大学心理学部共同研究室 電話:03-5421-5522

明治学院大学心理学部教育発達学科 第2回国際教育フォーラム
みんなに開かれた学校づくりのために―多文化化する学校における「マジョリティ」を考える― 

■企画趣旨

明治学院大学心理学部教育発達学科は、2015 年度より国際教育コースを新設し、国際化、多文化化に対応する教員、社会人の養成に取り組むとともに、国際教育に関わる実践者および研究者、教員や学生の研究・教育交流の場として、国際教育フォーラムを開催しています。

 第2回となる今年度の国際教育フォーラムは、「みんなに開かれた学校づくりのために―多文化化する学校における『マジョリティ』を考える―」をテーマとしました。

第1部では、上智大学外国語学部准教授・出口真紀子氏を講師としてお招きし、北米における「立場の心理学」「白人性の特権」などに関する研究の知見、社会的公正教育の実践などを紹介いただきながら、マジョリティが持つ特権の自覚を促す教育の重要性と意義について講演いただきます。

続く第2部では、ご参加の皆さんとともに、日本の学校や社会における「日本人」としての特権についてワークショップ形式で考えていく予定です。

社会の多文化化に対応して、学校では外国人児童生徒教育、国際理解教育の実践などが進められています。しかし、多様な背景を持つ子どもたちの言語と文化、発達の特性に関する理解と支援が深まる一方で、マジョリティ側にある教員自身が持つ意識や特権を見直す機会は少ないのが現状ではないでしょうか。

今回の国際教育フォーラムでは、マジョリティの立場にある教員や支援者自身が無自覚に持っている意識を問い直しつつ、日本の学校におけるマジョリティとしての日本人の特権について考察し、さらに、誰もが学べる環境づくりのためにできることを追究します。

 教員等の学校教育関係者だけではなく、社会教育や行政に関わる方、多文化環境で活動を行うNPOや財団職員、地域づくりに関わる方など、多くの皆さんのご参加をお待ちしております。

 チラシダウンロード→20170319第2回国際教育フォーラム