卒業後の進路


Career


身に着つけた支援力で社会に幅広く貢献できる

多様な視点が身につく教育発達学は、公務員や一般企業でも必要とされています。
教育発達学科では、すべてのコースで小学校教諭一種免許状の取得が可能で、更に社会教育主事等の任用資格も取得することが可能です。先輩の約半数は、卒業後に教壇に立っています。

Career

身に着つけた支援力で社会に幅広く貢献できる

多様な視点が身につく教育発達学は、公務員や一般企業でも必要とされています。
教育発達学科では、すべてのコースで小学校教諭一種免許状の取得が可能で、更に社会教育主事等の任用資格も取得することが可能です。先輩の約半数は、卒業後に教壇に立っています。

取得可能な免許・資格

  • 教員免許状

    • 小学校教諭一種免許状のみ

    • 幼稚園教諭一種免許状のみ

    • 小学校教諭一種免許状+幼稚園教諭一種免許状

    • 小学校教諭一種免許状+特別支援学校教諭免許状

    • 小学校教諭一種免許状+中学校教諭二種免許状(英語)(人数制限、選抜あり)

    • 学校図書館司書教諭免許状(要 小学校教諭一種免許状)

  • 任用資格

    • 社会教育主事任用資格 / 社会教育士

    • 社会福祉主事任用資格

    • 児童福祉司任用資格

大学院

2016年から、心理学専攻博士課程前期は心理学コースと臨床心理学コースの2コース制となり、教育発達心理学コースを基盤として新たに開設される教育発達学専攻修士課程とあわせて、2専攻体制になりました。この2つの専攻は、現代社会の要請に応えて、「こころを探り、人を支える」ことのできる人材養成に力を入れています。そのために、心理学の基礎領域の研究、および高度な実践家の育成をめざしています。

 教育発達学専攻修士課程では、いじめ・不登校の増加、特別な支援を必要とする子どもの増加、子どもの貧困や虐待、学習のつまずきや学習意欲の減退といった複雑化する現代的 課題に対応することができる人材の育成を目指します。そのために、子どもの心の発達と教育に関して理論と実践に基づき総合的に探究し、子ども、保護者、教師、教育環境にアプローチできる高度な支援力を養います。

卒業生の就職状況

きめ細かな修学支援を通じて、非常に低い退学率を実現しています(「大学認証評価」で公的に認められた事実です)。
教員採用試験受験者の80.2%が現役で教員になっています。また、教育発達学の学びを通じて得られた「こころを探り、子どもを支える」ための力は、さまざまな職種・分野に必要とされており、幅広く進路が開かれています。


卒業生メッセージ

東京都幼稚園 勤務 2019年卒業 中嶋麻帆

・なぜ心理学を学ぼうと思ったのですか?
幼児は言葉が発達していないため自分の気持ちを十分に言葉で伝えることができません。ただこちらが幼児の行動などから気持ちを察することができれば、教師になったときに役立つと考えました。また心理学という正解がない学問の追求にも興味がありました。

・学生時代の学びが現在の仕事にどのように活きていますか?
一人ひとりに合った生き方を押し付けるのではなく、提案することが今の保育には大事だということです。ゴールに向けての導き方をたくさん考えて、その子に合った援助方法をするということを学生時代に学び、その学びが今も活きています。

・今後の目標は何ですか?
子どもと一緒に喜んだり悲しんだり発見したり、子どものすぐ側にいられる先生を目指していきたいです。一人ひとりの成長や小さな変化に気付き、寄り添っていくことができるよう、これからも学び続ける姿勢をもち、自分自身も成長していきたいと思っています。

東京都小学校 勤務 2019年卒業 山田佳史

・なぜ心理学を学ぼうと思ったのですか?
教育は人と人との関わりであるため、心理学の知識があれば、教育の現場で役に立つと考えました。例えば子どもが泣いている場合に、なぜ泣いているか話を聞くだけではなく、心理学の知識があれば違った視点で子どもに接することができると考えました。

・学生時代に最も印象に残っている学びのエピソードを教えて下さい
特別支援の高校で2週間の実習に参加。意思疎通が容易ではない生徒に対しては叱るだけでは、なぜ叱っているのかを理解することが難しいと知りました。必要なのは「叱ることではなくなぜ叱られているのかを教えてあげること」。静かに諭すことも教育にとって必要だと学びました。

・今後の目標は何ですか?
児童が楽しく学べる授業の展開や学級運営をしていきたいです。他の学年の担任を経験しながら体育や外国語など自分の得意分野をつくり、教員としての能力を高めたいです。いずれは中学校や高校、特別支援学校でも指導に携わりたいと考えています。

株式会社 新興出版社啓林館 勤務 2017年度卒業 望月詩織

・学生時代に最も印象に残っている学びを教えてください
教育相談のゼミ内容は、驚きの連続でした。人の内面を推し量るだけではなく、行動や表情に着目する心理学の観点を身につけることができ、児童の行動に注視して、言葉をかけることを実践。すると、児童の行動が改善し、心理学を体験的に学ぶことができました。

・なぜ新興出版社啓林館に就職しようと思ったのですか?
小学校教師を目指していましたが、教育実習の際に教科書の重要性を改めて気づいたことがきっかけです。より使いやすく分かりやすい教科書があれば、全国の先生たちの支援になり、子どもたちの成長につながると考え、教科書を発行する新興出版社啓林館に就職しました。

・学生時代の学びが現在の仕事にどのように活きていますか?
フリースクールなどを視察した経験から、学校に行き辛い子どもに向けて動画授業の企画を発案でき、小中高の先生方から教科書に関する意見を引き出す際も多様な学びが活きています。「誰かのために」その想いを育んでくれたことが今の私の基盤になっています。

千葉県立特別支援学校 勤務 2017年度卒業 古澤優起

・学生時代に最も印象に残っている学びのエピソードを教えて下さい
卒業論文は『聴覚障害者のコミュニケーション』について研究しました。ボランティアをしていた聾学校でアンケートを取り、ゼミの教授や仲間に相談する中で、自分の考えを深めることができました。現在子どもたちの支援や指導を行う際に活きています。

・なぜ特別支援学校に就こうと思ったのですか?
在学時に中学2年のダウン症の子と登山をする機会がありました。普段はすぐに諦めてしまう子でしたが、励ましながら無事登頂。彼女にとっては自信に繋がり、私にとっても特別支援学校で子どもと一緒に成長していきたいと考えるきっかけになりました。

・今後の目標は何ですか?
もともとダンスが好きなので、体育や音楽の時間に子どもたちと思い切りダンスをしているときに幸せを感じます。支援が必要な子と通常学級の子が共に楽しめる場所をつくり、障害児理解につながる架け橋になれるような人を目指しています。

明治学院大学大学院 心理学研究科 進学 2018年度卒業 佐藤 亮太朗

・どうして明治学院大学の心理学科を選ぼうと思ったのですか?
小学校教員を目指し、教育学科を探していたとき、心理学を基盤にした教育発達を学びながら教員になれることを知ったからです。教員として子どもに接する際、心理学の知識を持っていることは自分にとってプラスになると思い、本学科を志望しました。

・大学院へ進学しようと思った理由を教えて下さい
学部時代に行った体験活動で、教室で授業を受けていない子どもたちに出会ったことがきっかけです。周囲がどういう関わり方をすれば、子どもたちが教室で授業を受けることができるのか、心理学の面からより深く専門的な学びを受けたいと思い、進学を決意しました。

・今後の目標は何ですか?
院では行動療法の専門家の先生に指導をいただき、不登校の子どもたちの学習適応支援の研究に取り組んでいます。今後は具体的な支援方法をまとめ、研究者として、不登校に悩む子どもや周囲を取り巻く環境に目を向けながら、日本の教育現場に貢献していきたいと思います。

東京都幼稚園 勤務 2016年度卒業 豊田美樹

子どもたちの気持ちに寄り添い尊重することで成長を支援する
幼稚園の頃、先生が優しく寄り添ってくれた経験から、自分も同じように子どもと関わりたいと思い、幼稚園教諭になりました。普段、意識しているのは、目の前の出来事だけで状況を判断せず、必ず子どもの話を聞くことです。大学の授業で喧嘩中の子どもの動画を見た時、同じ場面でも何通りもの捉え方があると知り、多角的に物事を見ることが大切だと学びました。今後も子どもの気持ちを尊重し、自信を与えていける存在でありたいです。

横浜市小学校 勤務 2014年度卒業 小倉智弘

特性を理解し児童全員が個性を発揮できる学級づくりを
大学時代、小学校の体験活動を行い、実際に発達障害を持つ児童と関わりました。彼らの障害は目に見えにくく、抱えている困難さも人それぞれということに気づき、個々の特性に合わせた支援が必要であることがわかりました。現在は小学校の6年生を担当しているので、特性を持つ子には具体的な指示や自信をもって活動できるような声掛けを意識しています。クラスに在籍する子どもたち全員が楽しいと思える学級づくりを心掛けています。

株式会社三井住友銀行 勤務 2014年度卒業 藤田愛詠

少人数の充実した学びと実習を通して自分が見えた
学生時代に幅広い年齢層の方々と接するなかで、言葉で表現することの難しさと通じ合えた喜びを体験。それがきっかけでサービス業に興味がわき、銀行で窓口業務を担当しています。授業は少人数だったため、演習で発表する機会も多くあり、相手にわかりやすく説明する力が求められました。現在、業務で難しい金融商品の説明を行う場があっても、相手に合わせて構成を考えながら自信を持って話せています。

東京都小学校 勤務 2013年度卒業 木上さや

体験学習の気づきから得た伝える言葉の重要性
小学校で担任としてクラスを受け持っています。大学時代は、教育実習の他に体験活動として週に一度小学校に通いました。子どもたち、先生、保護者への意思疎通など、現場ならではの難しさを体験。この時の気づきを教訓として今に活かしています。また、ゼミは「教育経営学」を専攻。学校教育をとりまく法制度の在り方や組織形成も学びました。当時の企画立案経験は、今のクラスづくりに多いに役に立っています。

明治学院大学大学院 心理学研究科 進学 2015年度卒業 小野塚葵

・学生時代に最も印象に残っている学びのエピソードを教えてください
2年次の教育発達学方法論の体験活動や、3年次・4年次にアシスタントティーチャーとして学校現場で活動したことです。自分では見えていなかった子どもたちの心理を先生にご指摘いただき、実際の現場での難しさやおもしろさを体験しました。

・どうして明治学院大学の教育発達学科を志望したのですか?
幼い頃から小学校教諭になることが夢でした。明治学院大学を選んだ理由は、小学校教諭の免許のみならず、特別支援学校の教員免許も取得できることが魅力だったためですが、入学後は自分の目標を小学校教諭に絞ったことでより専門的に学ぶことができました。

・今後の展望を教えてください
広い視野を持った小学校教諭として、子どもたちと接していきたいと思っています。すべてをフォローすることは難しいかもしれませんが、教育的側面だけでなく心理的側面からもサポートできるよう努めていきたいです。

JICAボランティア(青年海外協力隊) 参加 2014年度卒業 野曽原拓也

・学生時代、どのような活動をして、それがどう今の仕事に活きていますか?
数多くの学校での授業見学、3年間の小学校でのアシスタントティーチャーの経験、大学で友人と自主的に行っていた模擬授業研究会、教育の研究会などに積極的に参加していました。その経験は、ここホンジュラスで授業を見る視点や研修会の進め方に役立てています。

・どうして明治学院大学の教育発達学科で学ぼうと思ったのですか?
小さいころから将来は海外で仕事をしたいと考えていたため、海外の大学との協定校も多く、外国語に力を入れて取り組める絶好の環境が整っている明治学院大学を志望しました。また、小学校の教員免許の取得が可能なことや、心理学、教育学、障害科学を統合している教育発達学に興味をもったため、教育発達学科で学ぼうと思いました。

・今のお仕事を選んだきっかけを教えてください
小学生のころ家族でジンバブエに行ったのですが、学校に行くことができないストリートチルドレンを目の当たりにし、いつかすべての子どもが学校に行くことができるようになれば、と思うようになりました。また、子どもたちと楽しそうに遊んでいた青年海外協力隊員の姿に憧れを抱くようになり、青年海外協力隊の小学校教員として発展途上国で働くことを決めました。