2012年6月9日(土)、白金心理学会第5回大会が 白金校舎2301教室にて開催されました。
当日はあいにくの空模様でしたが たくさんの在学生や卒業生、修了生のみなさんがおこしになり、見る間に席が埋まっていきました。
はじめに金子 健白金心理学会長から挨拶がありました。次に学長の鵜殿博喜先生からご挨拶をいただきました。
総務総会では 2011年度の事業報告並びに決算報告 会計監査報告および2012年度の事業計画及び予算案が提案され 承認されました。
また、白金心理学会規約の一部改正も提案され 承認されました。
総務総会後、まずはじめに 今年度から開始した研究奨励事業(論文)の奨励費獲得者によるプレゼンテーションが行われました。
研究奨励費獲得者は以下の方々です。
・「好きと嫌いの判断と視線の関係」 心理学科3年 櫻田みのりさん 他16名
・「恋愛行動と季節の関係性」 心理学科3年 永冨まどかさん 他1名
・「領域や理論を越えた臨床心理士の卒後研修の事例分析」 博士前期課程1年 狩俣華子さん 他2名
次に、今年3月に本学博士号を取得した北風菜穂子さんによる講演「デートレイプの判断に影響を及ぼす要因:レイプ支持態度及び男女差の検討を中心として」が行われました。
学部生は 普段の授業とは違う「研究発表」に触れ、大いに刺激を受けたようです。
休憩後は「現代社会とコミュニケーション」をテーマにしたパネルディスカッションです。
それぞれ専門の職種についていらっしゃる3名の卒業生・修了生を登壇者に迎え、それぞれの立場から「コミュニケーション」についてお話しいただきました。
≪登壇いただいた方:野中稔さん(02LPM生)、高野裕治さん(98PS生)、福島紀子さん(98PS生)≫
お茶とお菓子で ティーブレイクタイム取った後、全体ディスカッションです。
進行の岡田先生と登壇者のみなさんとフロアとで 今までのお話を踏まえた意見交換が行われました。
皆さんの軽妙な語り口のおかげで 難しいはずの内容もとても理解しやすいものとなりました。
初めて「パネルディスカッション」を体験した学生にとっても 敷居が高くないように感じられたようです。
大会終了後は インナー広場「さん・サン」にて懇親会が行われました。
懐かしい仲間との楽しい時間を過ごし、閉会後は皆さんにこやかに帰途につかれました。