白金心理学会第9回大会を開催しました
2016年6月25日(土)、白金校舎3号館地下1階3102教室にて、白金心理学会第9回大会を開催しました。
白金心理学会会長の花田安弘先生の開会の言葉から、大会ははじまりました。
まずはじめに総会にて2015年度の事業報告、決算報告、会計監査報告、2016年度の事業計画、予算案の報告が各担当の教員より行われました。
その次に、2015年度の研究奨励費獲得者による研究成果報告、活動奨励費獲得者による活動報告が行われました。
発表はパワーポイントを用いてデータを見せながら行うグループが多く、視覚的にも分かりやすさを工夫された発表でした。
次は、3月にデータ解析コンペティション奨励賞を受賞した川端ゼミの学生による発表が行われました。
分析の技術の高さが窺われる発表で、参加者の多くが集中して聞き入っていました。
次は、博士課程修了者による発表が行われました。
難しい研究内容を分かりやすく発表してくださり、まるで授業を受けているようだったという感想がありました。
研究発表が終わったらシンポジウム前に20分間のティーブレイクタイム。
大会会場の外にあるティーブレイク会場に、研究奨励費獲得者のポスターをパネルに掲示し、ポスター発表を行いました。
各ポスター前には研究者が常駐し、参加者からの研究内容の質問に答えました。
また、ティーブレイクでは参加者にお菓子や飲み物が配布され、飲み物を片手にしばし歓談しつつ休憩する姿が見られました。
最後に、大会のメインイベントであるシンポジウム「心理学研究の変遷」が行われました。
シンポジウムは、話者として道又爾先生(現上智大学心理学科教授)、大久保街亜先生(現専修大学人間科学部教授)をお迎えし、本学からは花田安弘先生が参加され、3名によって行われました。
道又先生は先生が本学にいらした頃のゼミの話や、過去の卒論の話を、花田先生は近年の卒業論文に関する話をされました。
その後、大久保先生がマイクを持って壇上から降り、自ら参加者にマイクを向け、質問をしていく形に発展。
参加者からの質問に各先生方が答える形で大いに盛り上がりました。
学生のリアルな卒論に対する悩みに、人生の先を見越した重みのある回答を先生方は返され、学生でなくとも聞きごたえのある内容となりました。
そして盛況のまま、17時30分に第9回大会は幕を閉じました。
今回お越しくださった参加者の皆様、ありがとうございました。
是非またのご参加を心よりお待ちしております。