ホーム学生部会(SC)活動 第3回:「院進学ってどうなんだ?‘09」(10/14~10/21)

第3回:「院進学ってどうなんだ?‘09」(10/14~10/21)

開催日:2009年12月14日(月)、18日(金)、21日(月)

 

2009年12月14日(月)、18日(金)、21日(月)の3日間にわたり、白金心理学会キャリア支援シリーズが開催されました。本年度は、以前から要望のありました大学院の領域別(基礎・特別教育支援・臨床)に開催しました。在学生委員より領域別に報告いたします。

 

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第3回(1):基礎領域 2009/12/14(月)

 

3領域の第一弾として、白金校舎2101教室にて17時より基礎領域の講演会を開催しました。今回 講演をしてくださったのは、京都大学大学院に進学された中島智史さんと白百合女子大学大学院に進学された小島真紀子さんです。
お二人に講演をしていただくに先立ち、花田先生から学生にアドバイスをしていただきました。それは、研究者として活躍していくために必要な能力・・・英語力・問題発見能力・問題解決能力・積極性の4つです。その後、お二人が経験談を織り交ぜながら、基礎領域の大学院に進学するという事について熱く語っていただきました。

中島さんは、基礎領域の大学院に進学することの心構え、大学院の選び方、大学院受験のための具体的な勉強方法などについて詳しくお話をしてくださいました。大学院進学を考えている学生にとって、今後についての具体的なイメージを描くことができ、とても参考になるお話でした。

第3回(1):基礎領域

小島さんは、自身の大学院に進学するまでの経緯、大学院に進学してからの生活などを重点的にお話してくださいました。大学院に進学するか悩んでいる学生や漠然と進学を考えている学生にとって、有意義なお話でした。

第3回(1):基礎領域

お二人の講演を聞いた学生は、大学院院学に関してだけではなく、心理学全般に対してのモチベーションがあがったのではないでしょうか?これからも今回のようなキャリア支援イベントを開催していきたいと思います!

第3回(1):基礎領域

(06年度生 福島 真一)

 

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第3回(2):臨床領域 2009/12/18(金)

 

当日は、精神科病院で勤務なさっている修了生(渡辺さん)と、本学大学院の現役の院生(半澤さん)をお招きして、院進学までの過程、進学後、修了後のお話を伺いました。

第3回(2):臨床領域 第3回(2):臨床領域

院進学まで
院進学を決意したきっかけや、志望校選び、勉強方法などのお話をしていただきました。ゼミの選択や、実習先でのお話など、学部生にとって実感しやすいものでした。

進学後(院生活)
学部時代と何が変わったのか、を中心にお話しいただきました。時間割が実習中心になること、バイトとの両立など、実体験に基づくお話で、とても参考になりました。進学をはっきり決めた人も、そうでない人も、誰もが経験したことのない院生活に、皆が思いをめぐらせ、より近いものとして捉えることができました。

修了後
大学院に行こう!そう決めてもやっぱり気になるのは就職です。このご時世、そして心理職はあまり求人がないって聞くけど・・・?そんな疑問にお答えくださりました。また、人間の心を扱う心理士は就職しても勉強は不可欠!仕事を支えるためにやっていることなどもお話いただきました。

3領域中で参加者が一番多かったということもあり、最後には進学にあたっての勉強方法や教材、授業内容から、臨床心理士認定試験についての質問まで、多くの学生の声が寄せられました。
そんな中で私が感じたのは、学部時代の経験が院生活や修了後の活動に関わっているということ。どんなに小さい経験や感情でも、大事にしていきたいと思いました。また、明確な目的意識を持っての進学だからこそ、院生活や修了後の生活が実りあるものになっていくのだということを実感しました。

大学院に対する考えや悩み、決意等は人それぞれですが、誰もが充実したひと時を過ごせました。ご登壇いただいたお二方、どうもありがとうございました!

第3回(2):臨床領域

(08年度生 緒方 友佳)

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第3回(3):特別支援領域 2009/12/21(月)

 

白金校舎2102教室にて、キャリア支援イベント「院進学って、どうなんだ?’09」の第3弾を開催しました。
今回は「特別支援領域」について神田さん(修了生)と竹内さん(修士課程2年生)に、ご自身の体験談やアドバイスをしていただきました。

現在、教育相談センターに教育心理相談員として勤務している神田さんからは、院進学を決めた理由から、大学院時代の過ごし方など、神田さんの院生時代の姿が想像できるような具体的で興味深いお話をしていただきました。また、卒業論文や普段の学習にも今すぐ役立てたくなるようなアドバイスをしていただきました。

第3回(3):特別支援領域

現在明学の教育・発達心理学コースに在籍している竹内さんからは、院進学へ向けて勉強を始めた時期や、竹内さん自身の1週間のスケジュール、また、修了生の進路先などをお話ししていただきました。現役の大学院生の立場だからこそ言える、大学院の大変さややりがいをリアルな声として参加者に伝えてくださいました。

第3回(3):特別支援領域

今回、このイベントに参加していただいた学生は7名と決して多くはない人数でしたが、その分アットホームな雰囲気でイベントを実施できたため、参加していただいた方が積極的に質問する姿や、イベント終了後に直接登壇者の方へお話を伺いに行く姿も見られました。

第3回(3):特別支援領域

(06年度生 茂木 はづき)