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2010年度 キャリア支援イベント 聴講記

開催日:2010年12月14日

 

12月14日、白金校舎1310教室において、キャリア支援イベント基礎領域の講演会を開催しました。椙田麻菜美さんです。大学院進学までの過程、実際の大学院での生活、また修了後のお話を伺いしました。


院進学まで

情報収集をして実際に研究室訪問をすることが大切であることなど、研究室を決定するために必要なことをお話しいただきました。自分のやりたい研究テーマができるかどうかだけでなく、研究室の設備、実験施設や装備なども考慮すべきであることなど、参考になるお話をお聞きすることができました。

そして、入試についても詳しくお話しいただきました。筆記試験、口述試験への対策、また1人1人対策は異なることなど、非常に参考になるお話でした。

 

大学院での生活、大学との差

大学時代との差についてお話しいただきました。大学では授業中心であった生活が、院では研究中心の生活になるため自分のスケジュール管理が大切になるそうです。また、プレゼンテーション能力の必要性やディスカッションへの積極的な参加も必要であるそうです。モチベーションを保ち、よい研究を進めていくため、教員と良い関係を築きコミュニケーションをとることや、1日の大半を過ごす研究室をついてお話しいただ居心地の良い環境にすることの大切さも教えていただきました。

 

お話の後には学生からの質問にも1つ1つに丁寧に答えていただきました。また、講演終了後にも学生の相談に親切に乗っていただき、大学院進学に向けてモチベーションを高める良い機会であったことでしょう。

椙田さんとても参考になるお話をありがとうございました!

 

09年度生 岡村志織

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開催日:2010年12月15日

 

12月15日、第5回キャリア支援イベント「院進学ってどういうもの?」の第2弾である臨床領域を開催しました。

 

今回は「臨床領域」について印牧さん(修了生)と米澤さん(院生)に院進学に至るまでの過程や院進学後のお話などを体験談やアドバイスをまじえてお話していただきました。

印牧さんは、院進学を選んだ理由や院試へ向けての勉強方法、大学時代の勉強で役立ったことは何かなどをご自身の体験談を例に詳しくお話ししていただきました。院進学を目指している学生にとってとても参考になるお話でした。

 

米澤さんは、1度就職を経験した後に院進学をしたというご自身の体験談をもとに、なぜ臨床領域の院へ進学をすることに決めたのか、院試へ向けての勉強はどうしたか、現在の院での生活や大変さなど、具体的で興味深いお話をしていただきました。

 

今回のイベントには教室がいっぱいになるほどのたくさんの学生が参加してくださいました。ご登壇いただいたお二方の具体的なお話を聞けてとても役に立ったのではないでしょうか。今回のようなイベントを今後も開催していきたいと思います。

09年度生 豆白純平

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開催日:2010年12月17日

 

12月17日、今回は「特別支援領域」について片山さん(明治学院大学院修士前期課程2年)と鈴木さん(川崎市総合教育センター心理臨床相談員)をお招きして、ご自分の体験をもとにお話をしていただきました。

 

片山さんは、大学院での授業をはじめとした学生生活についてお話くださいました。臨床系との違いは、臨床実習を学部生3年、4年、修士課程1年、2年の4学年合同で行うことや、ケースを持つ場合2~3人で1人のクライアントを持つことだそうです。片山さんは、パワーポイントと口頭での説明だけではなく、実際に授業で使ったレジュメや、授業の様子や院生が普段使っている院生室などの写真を見せてくださり、大学院というものがどのような所なのかを具体的なイメージを持つことができました。

 

鈴木さんは、大学院受験や就職活動についてお話くださいました。受験については、心理・英語・統計・小論文という4分野において、どのような勉強をしていたのかというのを実際に使った教材の紹介を交えつつ説明してくださり、勉強を進める上で大変参考になりました。また、就職活動では、就職活動の開始時期などの概要だけでなく、就職活動への心構えなど心理面のお話もしてくださいました。

 

また、お二人ともお話の最後には、大学院に進学してよかったことや現在役に立っていることなどを挙げてくださりました。

 

今回のイベントに参加してくださった学生の多くは、2年生であり、なかには1年生もいました。講演を熱心に聞く姿や質疑応答など、参加者が自らの進路に真剣に向き合っている様子がうかがえました。今後もこのような自らの進路に真剣に向き合う機会をつくっていけたらいいなと思います。

 

最後に、講演してくださった片山さん、鈴木さん、参加してくださった在学生のみなさん、ありがとうございました。

 

08年度生 大川匠子