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ゼミ情報

杉山ゼミ

担当教員:杉山恵理子 先生

プロフィール
国際基督教大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。教育学博士四国学院大学社会学部社会福祉学科教授を経て現在。
「統合失調症の臨床心理学」(東京大学出版会、共著)、「精神分裂病の集団心理療法(集団精神療法):初期過程の治療要因と技法」心理臨床学研究(1998年)等。
臨床心理士、精神保健福祉士、集団精神療法学会認定スーパーバイザー。

専門分野
臨床心理学・精神保健福祉学

ゼミ内容

「こころの悩みを持つ人々の理解とその援助」を共通のテーマとして、各自の問題意識を明らかにし、それを共有していく過程で、援助に必要な原理・原則・技術に対する理解を深めます。他者のこころの悩みについて考える前提として、積極的に他者に関わっていく姿勢も求められます

●活動内容紹介

アミーゴ実習:
茨城県袋田にあるアミーゴ牧場に約1週間泊まり込みで実習に行きます。アミーゴ牧場とは、精神病院である袋田病院に併設している授産施設です。

ここでは地場産業である黒毛和牛の飼育をしながら、リハビリテーションや自立支援を行っています。家畜の世話を中心に、精神障がいを持ちながらも社会復帰を目指すメンバーさんと寝食を共にしながら生活し、その中で地域精神保健のあり方や精神障がいを持つ方々の現状、関わりの中や治療過程に心理学がどのように役立っているかを体験的に学ぶことができます。

感じ方は人それぞれ。自分とひたすら向き合って凹みながらも新たな自分を発見したり、家畜の世話が楽しくて帰りたくなくなる人も。実り多い実習になること間違いなし!!

ボランティア:
品川区にある精神障がい者自立支援施設や保健所などでボランティアをしています。

ボランティアは基本的に全員参加で、平均して毎週1回はボランティアをしています。このボランティアが、精神障がいを持つ方と初めて関わった体験となったゼミ生もたくさんいます。

どんな話をすればいいのかわからない、自分の言葉が相手を傷つけはしないか、話していて自分の胸が苦しくなるのはなぜだろう。そんな想いから、人との「繋がり」や「関わり」を常に自問自答したり、ゼミのみんなと共有することで、毎回のボランティアが新しい発見に繋がっていきます。

日々のゼミ活動や合宿:
集団にはいろいろな性格や考え方を持った人がいます。杉山ゼミという集団も例外ではなく、多くの個性的なメンバーが在籍しています。「こんな自分って受け入れてもらえるのかな」「自分のこんな良いところをみんなにも知ってもらいたい」。そういった思いを伝える勇気や受け入れてもらうことで得られる安心感。これまで嫌いだった自分の一面を受け入れることができたり、自分をもっと好きになったり。そんな素敵な体験ができることが杉山ゼミの大きな特徴です。

日々のゼミ活動以外にも、みんなで楽しくバーベキューや花火をしたりいろんなお楽しみ要素が満載の合宿もあります。合宿では恐怖の恒例「サバイバル」などのグループワークを体験でき、号泣しながらも大きな転機や発見に繋がったゼミ生もたくさんいます。詳細は…入ってからのお楽しみということで☆

●学生から見た先生のイメージ

・極先(ゴクセン)の仲間ゆきえに似ている
・遊ぶことに対しての妥協は一切無し!!
・意外とおちゃめです☆
・眼鏡の奥に光る瞳に見つめられると逃げられない。
・イメージと違ってやさしいし、子ども心を忘れない言動
・永遠の少女であり、お母さん
・かなり厳しい。ほんとに厳しい。泣きたくなる時もしばしば。そして泣いちゃう…
・でも、たまにくれる飴がすごく嬉しい♪♪

●ゼミの雰囲気・特徴・自慢

・みんなでわいわいと進めていく感じ。基本的に全員参加で、家族みたいな感じ。
優しく、時に厳しく…「発言しないと出席にはしません♪」
・元気がいい!というより個性派揃い過ぎてちょっとカオス
・ゼミ活動の密度が濃い
・集団が苦手な人は辛いかも。
・女性が圧倒的に多いため、男性の立場が弱い(でも頑張る!!)
・水曜の1、2限が授業のため、長く濃厚な時間が毎週やってくる。
・ボランティア活動は必須!ボランティア活動に興味がある人には最適です!!

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