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ゼミ情報

小林ゼミ

※ 2012年度は教育発達学科生のみ選択できます(演習2を除く)

担当教員:小林 潤一郎 教授

小林先生は「発達障害の子どもの予防的な精神保健サービス」をテーマに、教育・研究・臨床の分野で活動されているお方です。
大学で教鞭を執るかたわら、現役の小児科のお医者さんとしてもご活躍されています!
また、2005年には明治学院大学在外研究員として豪州・メルボルンのモナッシュ大学こころの医療部に1年間滞在され、当地における広汎性発達障害の医療と教育についての研究もされた偉大なお方です。

条件となる履修科目

障害児基礎実習A・Bを履修すること。病弱の心理・生理・病理、肢体不自由の生理と病理を履修することが望ましい。

男女比

男:女=1:9

卒業生の主な進路

障害児支援系:特別支援学校教員、療育センター児童指導員、臨床発達心理士(大学院を経て)など
医療・福祉系:言語聴覚士(専門学校を経て)、看護師(専門学校、他大学を経て)、保育士(資格試験を経て)、
       製薬会社、病院事務、医療評価など
その他:小学校教員(他大学を経て)、公務員、一般企業、スポーツライターなど

研究や活動の内容

小林先生を筆頭に、3年生10名、4年生19名、院生6名の計35名で構成されており、専門は障害児医学、と心理学部ではやや異端(?)のゼミです。

専門分野:障害児医学

障害児医学専攻ということで、ゼミでは主に自閉症やアスペルガー症候群などを含む広汎性発達障害について勉強をしています。発達障害とは、成長とともに自然に発達してくるはずの脳機能が、なかなかのびてこない障害をいいます。中でも社会性に困難をもつ場合を広汎性発達障害と呼びます。
発達障害をもつ子どもたちは、学校での教科学習や社会経験を得る機会に制約が生じることが多く、そのため人格形成・精神保健に重大な問題を生じやすいという現状があります。

ゼミでは心理・医学・福祉的な様々な見地から発達障害をもつ子どもたちの支援について学んでいきます。
また、机上の学習だけでなく、ゼミ生の多くは大学付属心理臨床センターでの実習や、障害児支援のボランティア・アルバイトなどの活動にも積極的に参加しています。これらで培った知識を基に、3年秋学期では学生主体となって発達障害をもつ子どもを対象としたさまざまな企画を行うなど、アクティブなゼミでもあります。

 

これまでの企画↓↓

2008年度:広汎性発達障害をもつ子を対象としたポートボール教室の開催
2009年度:広汎性発達障害をもつ女子中高生を対象とした手芸・調理サークルの運営
2010年度:病院受診時の不安解消・病気予防啓発を目的とした絵本作成
2011年度:発達障害児の余暇支援と高校生の自己啓発
2012年度:二次障害予防のための成功体験を目的とした科学教室の開催(予定)

 

●演習1(男子1名、女子9名)
内容:春学期は、3グループに分かれて興味のある問題についての調べ学習を行いました。「発達障害の特性」「家族支援」「学校生活での二次障害」がテーマとして挙げられ、週交代で各グループの発表を行い、それを受けてのディスカッションを行ないました。秋学期は、発達障害児を対象としたプロジェクトの企画・運営を行います。

●演習2 (男子3名、女子16名)
内容:基本的には卒業論文・ゼミ論文の準備が中心となります。春学期では、各自が卒業論文のテーマを持ち寄り、それについて全員でディスカッションを行いました。秋学期では各自テーマに沿って調査や執筆を開始しています。

卒論・ゼミ論テーマ一例

『発達障害児の早期発見・診断の現状と課題』
『特別支援教育コーディネーターに期待される役割』
『障害児者と接した経験が大学生の障害への態度・評価に及ぼす影響』
『障がいのある人は他者にどう思われていると感じているのか-対人不安との関係から-』

合 宿

2011年度の合宿では2泊3日で修善寺に行き、学年間の交流を深めるべく、みんなで蕎麦を作ったり、スポーツ大会や花火などをして楽しみました。もちろん、遊んでばかりでなく勉強もきちんとします。3年生は秋学期のゼミで何に取り組んでいくのかを話し合い、4年生は3年次の秋学期に行なった学習活動の発表や卒論指導を受けました。また、先輩、OG・OBさんのお話を伺ったり、進路相談をしたりしました。

「小林先生ってどんな人?」~学生から見た先生のイメージ~

・見た目怖そうだけど、本当は優しくて学生の面倒見のいいツンデレ教授
・子ども好きで、学生想いの素敵な先生 ・話し合いが行き詰ると的確な意見を言ってくれる!
・学生の相談には真摯に乗ってくれる
・学生の自主性を大切にしてくれる
・お酒大好き。お酒の席ではいつもニコニコしている。
・パパ。
・くまさん♡

小林ゼミのここが自慢!

先生のお人柄が自慢なのはもとより、小林ゼミにはこんな素敵なところもあるのですよ。

・個性的な学生が多い!!
障害児医学と一言に言っても、学生によって興味のある分野も様々で、それぞれが違った意見を持っています。そのため、自分の持っていなかった視点・意見を得ることができます。自分の意見を気兼ねなく言い合える関係だからこその自慢です!

・先輩・後輩の仲も良い!!
女子学生が多いせいか、和やかムードでほんわかしていて、1部屋で12人雑魚寝したりします。一つのサークルみたいとのご意見も。もちろん男子学生も大歓迎! 縦のつながりや、横のつながり、先生とのつながりなど、人と人の距離が近く、先生・OB,OGさん・先輩が親身に相談にのってくれる…なーんていう特典付き。

・ボランティア情報がたくさん!!
ボランティア先を先生やゼミ生から紹介してもらえることが多いので、現場を知ることができる機会が多いです。また、先生が医療従事者であることからも、福祉だけでなく、医療現場のお話も聞けます。興味・関心のある人にとってはお得!

・メリハリのしっかりしたゼミ!!
「学ぶときには学ぶ!遊ぶときには遊ぶ!」なぜなら先生がそういう人だからだ!

・チャンスがいっぱい!!
積極的に学ぼうとする学生には、チャンスがたくさんあるゼミです。ただし、自分から動かないと、そのチャンスも意味を成しません。誰かが指示してくれるのを待つのではなく、自ら考え、行動していく必要があります。その代わり小林先生が常に温かく見守っていてくださるので、学生たちも安心して活動できています。

その他少数意見として…
・喉に魚の小骨が刺さったときに、先生に診てもらえる
・先生と、オロナミンCのビンを吹いて音階を奏でられる
・サポート室の川渕さんの意外な一面が見られる(イチオシ!!)

学生からヒトコト!

・3年生から院2年生までとても仲良しです。私は分からないことや進路の悩みなどを先輩方に相談します。ゼミで発表や話し合いを繰り返していくうちに、自分が何をやりたいか。また、自分に足りないことは何かが見えてきました。楽しいだけではなく、自分のやりたいことに向かって真剣に勉強できるゼミです!
・先生の意外な一面がみれたり、先輩たちとも仲良くなれる機会に恵まれているので、楽しくてやりがいがあります♪
・みんなが目標を持っていて、将来に向けての情報交換も盛ん!
・特別支援の教員を目指すならココ!
・先生のハニカミ笑顔にメロメロです。
・見つめ合うと素直におしゃべりできない・・・。
・ちゃんと勉強せいっ!!!

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