2011年ゼミ情報2011-seminar

先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

水戸 博道

明治学院大学に赴任するまでは、20年間教育学部、教育大学の音楽科に勤務していました。主な研究分野は音楽心理学、音楽教育です。
また、研究活動と平行してピアノの演奏活動も活発に行ってきました。

テーマ

私のゼミでは、｢音楽の研究｣と｢演奏の研究｣のいずれかを中心として研究を行います。
｢音楽の研究｣では、人間が音楽をどのように聴き、そこからどのような影響を受けているのかといったことを、音楽心理学の研究成果などから考えていきます。
たとえば、商業施設のＢＧＭとして流れている音楽が人間の消費行動にどのような影響を与えているのかといったことや、療法の現場で用いられる音楽にどのような治療的効果があるかなど、音楽の人間の行動に与える影響を幅広い視点から考察していきます。もちろん、幼稚園や小学校における音楽教育の在り方についても、音楽の持つ幅広い側面を捉えた上で研究していきます。

これまでに私が指導した卒業研究には、｢商業施設におけるＢＧＭの効果について｣｢自閉症児の音楽療法｣｢認知症患者を対象とした音楽療法｣｢小学校における音楽鑑賞の在り方｣｢幼稚園における歌唱行動の研究｣などがあります。
｢演奏の研究｣では、ピアノのソロ演奏に加えて、連弾や２台ピアノなどのアンサンブルの演奏も研究します。
私のゼミでは、ピアノが中心となりますが、ピアノ以外の楽器を希望する場合はご相談ください。

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