2012年ゼミ情報2012-seminar
プロフィール
専門分野:図画工作・美術教育
現在特に関心をもって取り組んでいる研究テーマは以下のようです。
(1) 思春期の美術教育
造形的な表現活動(特に絵を描くこと)に対する苦手意識が強まる思春期の美術教育はどうあるべきかを、プレ思春期も含めて考えています。
(2) 鑑賞教育の方法論
すべての人が造形や美術の世界に親しみ、その豊かさを享受できるようにするための鑑賞教育のあり方について考えています。鑑賞教育は、思春期の子どもを対象とした美術教育にとっても最重要課題の一つです。
(3) 授業研究
授業は、教師と子どもが直接出会う図工・美術教育の最前線です。
造形的な感覚や判断力を養い、創造的な力を育てるには、どのような取り組みが必要か、現実的な条件もふまえながら考えています。
(4) 美術教育の歴史
現在の課題を改善するためには、過去に遡り、問題の根源を探ることが欠かせません。
条件となる履修科目
特にありませんが、強いて言えば「図画工作科指導法」を履修していることが望ましい。
先生から一言
美術教育は、「美術」を介して「子ども」と「教育」が重なり合う複合領域です。
したがって、直接「美術教育」に関わるテーマだけでなく、「美術」「子ども」「教育」の3つの要素のいずれかに重点を置いたテーマなど、各自の関心に応じた研究が可能です。
ゼミでは、各自の卒業研究(卒業制作を含む)につながるように、テキストの講読や課題研究(作品制作を含む)、ディスカッションなどを通して、美術、美術教育、美術と子ども(人間)や社会との関係などについて理解を深めます。
ゼミの男女比
ゼミ生5人中、5人全員女子です!ただいま男子学生大募集中!!新井先生がお待ちしています!!
学生から見た先生
おちゃめなゆるキャラ!時間には厳しいけれど、作業中はとにかくゆるい!
図工ゼミのゆるやかな雰囲気は新井先生が作っていると言っても過言ではありません(笑)
また、歩く美術辞典とも言えるほど絵画やデザイン、歴史など様々な知識を与えてくれます!
美術館では音声案内いらず!
研究や活動内容について
オープンキャンパスに合わせて制作したパネル
基本的にはゼミ生主体で進めていくので特に決まったものはなし。
ちなみにこれまでに行った主な活動は、
・美術、デザインについての資料の読み合わせやまとめ
・鉛筆デッサン
・美術館見学(マウリッツハイス美術館展@東京都美術館)
・作家と作品の研究とパネル作成
・模写
図工、美術、デザイン、教育等に関係していれば何でもOKなので、
割と幅広く活動できると思います!
ゼミ全体の希望進路の傾向
・教職
・一般企業
・公務員
卒業論文で扱われているテーマ
・絵から読み取る子どもの心理
・色彩の心理的効果
・広告と色彩
・子どもの発達と絵画表現
・絵本製作とその研究
・絵画制作 等
ゼミ合宿について
今年は残念ながらゼミ合宿は行いませんでしたが、2学年揃ったらぜひゼミ合宿を行いたいです!
おおよそ1年間にかかる費用
活動内容や制作内容等にもよりますが、2012年度は主に美術館代、資料代、画材代などです。
自慢したいところ・エピソードなど
我らが図工ゼミの拠点13号館は、新しくできたばかりなのでとにかくキレイ!
造形実習室は、ゼミの時間以外でも申請すれば利用することができるので利用し放題です(笑)。
まだモノはあまり揃っていないけれど、必要に応じて新品を購入してくれる可能性アリ!
あとはとにかく自分のペースで好きな事に取り組めるゆるさと、先生含めみんな仲良しでアットホームなところが図工ゼミ一番の自慢です!
ゼミ長から(ゼミ長がゼミ生にインタビュー!)
■このゼミを選んだ理由
・もともと絵やデザインが好き、または得意だったから
・感性豊かになりたかった!
・色彩心理やデザインに興味があった
■実際に入ってみて
・考えや絵の見方が広がった
・雰囲気がとても良く楽しい!
・美術、デザインについての知識が増えた
・色彩感覚やお弁当の盛り付けなど、センスが良くなった!
■私たちのゼミは、こんな人にオススメ!
・美術、デザイン、絵などが好きな人
・作ったり描いたり鑑賞したりしたい人
・新しいもの好きな人
・新井先生好きな人
ゼミ生から一言!
図工ゼミは少人数ですが、その分自分の意見ややりたい事がしっかり反映されるゼミだと思っています。
そして少ない故に先生のご指導もしっかり行き渡っています!
「図工」「美術」「教育」「子ども」はもちろん、そのほか「デザイン」「鑑賞」「心理」など・・・少しでも何かピンと来たものがある方は、ぜひ図工ゼミを選択肢にいれてみてください!
ゆるくアットホームな空気に包まれた13号館でお待ちしています!