2012年ゼミ情報2012-seminar
プロフィール
専門分野は生理心理学で、特に記憶における海馬の役割に関心があります。
ゼミでは生理心理学を中心に勉強しますが、生理心理学と認知心理学で迷っている人も受け入れます。
卒論ではラットやヒトを使った生理心理学実験だけでなく認知心理学の実験も可能です。
履修条件
・生理心理学に興味を持っていること
・真面目でやる気があり、休まずに毎回出席すること
・3年次の生理心理学を履修すること。
先生から一言
合宿はチェンバロのあるペンションで行います。
バロック音楽が好きで楽器の出来る人は是非どうぞ。
~心理学科の皆さんへ~
他の文系の学問と心理学との大きな違いは、心理学は実験をする
学問であること、統計特に多変量解析を行うことです。
これらをしっかり勉強して企業でどのように活用できるかを考え、
就活で他学部生との差別化を図ってください。
学生から見た先生
生理心理学大好き(特に海馬)。
それを学生にもわかるように丁寧に教えてくれます。
また、英語論文が読めるようなフォローもゼミの中で行ってくれます。
そして………かわいい。
生理心理学は難しい………でもかわいい
英語論文も難しい………でもかわいい
登山好き、チェンバロ好き………やっぱりかわいい
研究や活動内容(実習の有無等)
■授業
・英語講読(英語論文の要約を訳します)
・興味のある分野の書籍を要約、発表
・卒論テーマに関する先行研究の要約、発表
・卒論の進捗状況の報告、先生からコメント。
■合宿
・生理心理学、認知心理学の興味のある分野についての発表(3年生)
・卒論の予備実験(4年生)
・宴会、人生ゲームetc.
卒業論文で扱われているテーマ
・「ラットにおける活動性と恐怖反応の復元効果との関連」
・「前頭葉から海馬への情報伝達と海馬θ波の位相との関連」
・「音楽聴取による情動反応とその持続性」
生理心理学をはじめ、認知心理学や社会心理学など、好きな分野の研究ができます。
自慢したいところ・エピソードなど
・飲み会、合宿は先生が仕切ってくれます。
・研究etc.もみんな自由。
・OBや大学院生の方々とのつながりが強く、いろいろな話が伺えます。
・合宿では先生のチェンバロが聞けます!!!
・ラットに触れられるのはこのゼミ生の特権!!!
ゼミ長インタビュー
■このゼミを選んだ理由
2年の「生理心理学概論」の授業で初めてまともに生理心理学に触れて、「心は脳にある」ということを再認識しました。「“心を科学する”とはまさにこのこと!!」と感じ、深く学びたいと思ったため、このゼミを選びました。
■実際に入ってみて
はじめは研究論文を読んでみても、さっぱり理解できませんでしたが、花田先生の解説を聞きながら、慣れていくことができました。論文も、花田先生に用意していただいたものを読むうちに、自分が興味のある分野がわかってきたり、自ら「読んでみたい」と思えるようになりました。
また、論文を読むうちに「心は目に見ることはできない」ということはないと思えてきました。脳の構造や機能の研究は、心の動きを数値化し可視化しているという気がします。心理学では臨床系が注目されることが多いですが、その基礎となる研究こそ今一度注目すべき心理学ではないでしょうか…。
ゼミ生から一言
一緒に世界と戦いませんか?