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2012年ゼミ情報2012-seminar

岩辺先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

こくご(国語)とこども(子ども文化)を「ことば」というキーワードで結ぶゼミです。
基本文献の購読と共に、前期は児童文学を読んで「子どもと読みたいブック・リスト」。
後期は「わたしたちの国語教科書」づくりを進めます。

条件となる履修科目

なし

先生から一言

なかよく、楽しく、根気よく!
読むこと、書くことが嫌いな人には向きません。

ゼミの男女比

男1人、女7人の計8人です。

ゼミ生へインタビュー

学生から見た先生

一人一人の意見や考えを真剣に聞いて下さる先生です。就職など将来の相談にものってくれます。
また、ワークショップや研究会など、積極的に活動をしていてアクティブな印象があります。

研究や活動内容、授業以外の活動時間

春学期は、毎週書評を書き「子どもと読みたいブック・リスト」を作りました。
秋学期は、「わたしたちの国語教科書」を作ります。
子どもたちに身につけさせたい力、対象学年などの設定から教材集め、
編集も自分たちで行います。
ゼミのある水曜日のお昼休みは、先生の研究室に集まり、
みんなでご飯を食べています。
眺めの良い8階で、音楽をかけ、みんなでいろいろなことを話しています。
ついつい長居してしまうほど居心地の良い雰囲気です。
先生がいつもお菓子を用意して下さっているのも楽しみの一つです。
(強制参加ではありません。)
また、春学期には、三省堂の教科書編集者の方にお話を聞かせて頂く機会も
ありました。算数科や体育科のゼミ生も一緒に参加しました。

ゼミ全体の希望進路の傾向

一般企業就職希望、小学校教員志望が約半数ずつです。保育士を目指している人もいます。

卒業論文で扱われているテーマ

各自自由に設定する予定です。

ゼミ合宿について(今年度行った場所や、合宿の模様)

夏休みに1泊2日で、宮沢賢治の故郷である岩手県花巻市へ行きました。
先生の知り合いの方に案内をしてもらい、1日目は宮沢賢治記念館、賢治詩碑、2日目は高村光太郎が独居生活をしていた高村山荘、高村記念館、羅須地人協会、イギリス海岸など、賢治ゆかりの地を巡りました。
賢治が生きた地で、彼の思想や活動、作品を知るという贅沢な学びができました。
宿は、賢治も子どもの頃から何度も訪れていたという大沢温泉の自炊部にお世話になりました。
自炊部という名のとおり、材料調達から食事作り、後片付けも全部自分たちでします。
自分たちで作った料理を食べ、温泉に入り、夜遅くまでみんなで語り合い、とても楽しかったです!

おおよそ1年間にかかる費用(合宿込)

基本文献費が約2千円、夏の合宿は交通費や宿代など全て込みで約2万5千円でした。

自慢したいところ・エピソードなど

子ども文化という視点から国語を教えて下さるのは岩辺先生しかいません!

ゼミ長から

■このゼミを選んだ理由
私は塾講師のアルバイトで小中学生に国語を教えているのですが、どうして答えがそうなるのかうまく伝えることができずに悩んでいました。
私にとっては簡単に答えられるのにどうしてわからないのだろうと考えてしまっていました。
その経験から「国語力とは何か」「読書と国語の関係性はあるのか」など様々な疑問が生まれました。
また、他教科を学ぶ際にも国語の力は必ず必要になってくるし、小学校で授業が一番たくさんあるのも国語であることを踏まえ、国語ゼミに興味を持ちました。
また、私自身幼いころから絵本や本が好きで本は身近な存在だったのでそれをみんなと共有したり、またそこから興味の幅を広げたりしたいと思っていたので国語ゼミに決めました。

■私たちのゼミは、こんな人にオススメ!
1人で研究するのではなく、みんなと話し合って活動するのが好きな人にオススメです(*^_^*)

■実際に入ってみて
思っていた以上に楽しいです!
「こくご」、「こども」、「本」を中心とし様々な本をみんなで読み、ディスカッションすることで理解や意見を深めることができてとてもよい刺激になっています。
また、春学期の集大成であるブックリストが完成した時の達成感がとてもきもちよかったです!

ゼミ生から一言

子どもが好きな人、本が好きな人、国語・ことばに興味がある人が集まったゼミです。
興味のある方はぜひ、国語ゼミへ!!