ホームゼミ情報 2012年ゼミ情報 2012’下田ゼミ

2012年ゼミ情報2012-seminar

下田先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

教育方法学、教育人間学:教育を人間学的に考察。
参加学会:日本特別活動学会、日本教材学会、日本教育方法学会、日本道徳教育学会、日本カリキュラム学会 など

先生から一言

大学は自分のテーマを見つけて、追求し、論文を書いたり話し合ったりする場です。
下田ゼミでは、そのための方法論を学びます。
特に、「人間とは何か」について興味を持っています。
教育を狭くとらえないで、広く考えています。
意欲的な学生を待っています!

ゼミの男女比

男:女=1:3
学生4人+先生の合計5人でまったりやってます♪

ゼミ生へインタビュー

学生から見た先生

・とにかくお子さんが大好き!
・ほわほわしてます!

研究や活動内容について

ゼミにおける研究内容に関しては、現在は二つの柱があります。
3年前期では、ルドルフ・シュタイナー(宗教家・哲学博士)の「オックスフォード教育講座 教育の根底を支える精神的心意的な諸力」を通読し、各回で1人レジュメを作成し、要点をまとめつつ、疑問点を話し合う活動を行いました。
シュタイナー教育論は、言葉の表現が非常に独特で、内容を捉えるのがとても難しいです。
しかし、下田ゼミの学生一人一人が工夫したレジュメを作成し、身近な具体例を取り入れながら説明することによって、より理解が深まり、内容把握もしやすくなりました。
難しい課題に取り組むからこそ、意味を知ることのできた喜びは大きいし、何よりも全員に内容が理解できるようにするためにどのように説明すればいいか考えることができるので、論文発表に欠かせない「説明力」が身につくと思います!

3年後期では、前期の活動を踏まえて、自分が調べたいテーマを掘り下げる活動をしています。
自分が興味や関心を持っているテーマを語り、それについて先生と学生が一緒になって話題を膨らめていきます。
ときには図書館やパソコンなどを利用して、テーマの絞り込み、掘り下げを行うこともあります。
3年後期終盤から4年生にかけて、本格的にテーマに沿って調べ、論文にまとめあげる活動を行っていきます。

また、9月には品川区にある小学校に行き、実際の授業の様子を見てきました。
教育についてより深く知るためには、やはり実際に教育現場に赴き、自分の目で見て確かめるのがベストです。
小学校見学を通して、授業の雰囲気や子どもたちの学びの姿を肌で感じ取ることができました。

ゼミ全体の希望進路の傾向

教員:就職=1:3
教育発達学科だから教員志望が多い!…と思いきや、意外と民間企業への就職を考えている人が多いです。
下田ゼミでは教育学を中心に扱いますが、教育学は単に「子どもを育てるためのもの」だけでなく、「いかに良い人材を育てていくか」という意味で、企業教育にも大いに役立ちます!

卒業論文で扱われているテーマ

教育学一般(具体的な研究テーマに関しては、今後の活動で掘り下げていきます。)

自慢したいところ・エピソードなど

少人数なので、アットホームな雰囲気がとても魅力的です!
一人一人が自分の考えていることや思いをどんどんぶつけることができます。
これも、少人数ゼミならではの魅力だと思います。

ゼミ長から

こんにちは! 下田ゼミの紹介ページへようこそ!
下田ゼミ長の加藤 瑞穂です。

■このゼミを選んだ理由
私自身、小学校教員を志望していることもあり、教育学の研究には以前から強い興味を持っていました。
教育学の研究を通して、子どもたちが意欲的に学べる授業づくり、取り組みやすく理解しやすい教材開発について追及していきたいと思い、このゼミを選びました。
教育発達学科のゼミには、各教科に特化した教科教育学分野もあります。
ですが、このゼミでは広く教育を捉えることができるので、特定の教科にしばられずに様々な側面から教育についてアプローチし、自分の研究テーマを膨らませ、より深く追求していくことができると思います。

■私たちのゼミは、こんな人にオススメ!
特定の科目や分野にしばられず、広く深く教育を考えていきたい人。
企業教育などで教育学を活かしたい人。
教育学に強い興味を持ち、深く追求・研究したいという意欲のある人。
…などなど。
とにかく、「教育」について考えたい! という気持ちがある人は、このゼミがピッタリだと思います!!

■実際に入ってみて
教育発達学科は、人数があまり多くないので、他の学科と異なりゼミも少人数で展開されることが多いです。
少人数な分、自分の意見を積極的に話せ、互いの意見を聞きながら自分の意見を深めることができます。
また、先生や学生と本気で意見を語ることができるのも魅力の一つです。
自分の意見を話しやすい、先生や他の学生も意見を聞いて一緒に考え、深めるきっかけづくりをしてくれる
―――下田ゼミは、自分のやりたいこと、深めたいことを存分に実現できる環境が整っています!

ゼミ生から一言

私たちと一緒に、真の「教育」とは何か、考えていきませんか?
本気で語らい、本気で論文に取り組み、充実した研究ができること間違いなし!
一緒に下田ゼミで、頑張っていきましょう!!

(↑下田先生とゼミの仲間たち。この日は1人欠席でした…。)