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2012年ゼミ情報2012-seminar

辻先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

三重県生まれの三重県育ち。北海道教育大学釧路校から、明治学院大学心理学部に移ってきました。
専門は、数学教育学。
特に図形領域における教育課程や教授学習について扱っており、小学校中学年から中学校を対象に研究を進めています。
またコンピュータを利用した数学教育の在り方にも関心があり、最近ではデジタル教科書の導入などが進められるなどの動きもあるので、精進の日々です。

条件となる履修科目

特にありません。

先生から一言

ゼミでは、算数・数学に関わることであればOKです。
例えば、子どもの数概念・図形概念の形成や獲得に関することを研究するのも一つ、小学校算数科でのよりより教育の実現を目指して、教材や指導方法を開発することも一つ、です。
幼稚園の子どものための数の絵本作りなども考えられます。
問題集作りなんかも面白いですね。
自分が「やりたい!」と思うことを卒業時に「やりきった!」と思える活動の場として、それによって自分が自信を持てるようになる機会として、ゼミを考えてください。

ゼミの男女比

1:3(計4人)の少人数ゼミです。

ゼミ生へインタビュー

学生から見た先生

グルメな先生のため美味しい料理やお酒を扱っているお店、ステキなおつまみを知っています。
学生思いで感覚がまだまだお若いため、休み時間には学生から相談や趣味の話をよく持ちかけられています。

研究や活動内容について

学科初のゼミのため、最初は何をすればよいのか戸惑うこともありましたが、自分の興味のある分野を見つけたらその都度先生に相談して、少しずつ研究の方向性を見つけて行きました。
また、先生から出された課題本(英文含む)をみんなで読み解いていくといった活動もあったため、早い段階からゼミ生同士の仲も良くなりました。
日程が合えば先生が参加されている研究会におじゃまして、より高度な研究発表にも触れることができます。

ゼミ全体の希望進路の傾向

教員、院進学、一般企業への就職と進路は様々ですが、それぞれ刺激し合って勉強しています。

卒業論文で扱われているテーマ

現在所属している学生の研究テーマは…

・算数授業で扱われる数直線の役割について
・‘分かったつもり’にさせない算数科の授業づくりについて
・現場でよく使われている‘つまずき’って具体的にどのようなことか
・算数・数学における問題解決ストラテジーについて

などです。この他に算数数学に関わるテーマなら基本何でもOKです!

ゼミ合宿について

今年度はラフォーレ修善寺で2泊3日の合宿を行いました。
朝昼はみっちりと勉強をしましたが、夜は宴会をして親睦を深めました。
また、最終日は合宿先のレストランに予約を入れて、
ご褒美にと美味しい料理を食べました。
帰りはSAで甘いものを食べつつ合宿を終えました。

おおよそ1年間にかかる費用(合宿込)

3万円もあれば充分です!

自慢したいところ・エピソードなど

他ゼミと比べても負けないくらい勉強しています。
卒業するときには学生として勉強したという達成感が大きいことは
間違いなしです。

ゼミ長から

■このゼミを選んだ理由

恥ずかしながら算数が苦手なのですが、1年生の時に履修した算数で自分がいかに算数の本質を曖昧にしていたのかを思い知らされたのが大きな理由です。
小学校の学習課程において算数は国語と並んで時数が多く割かれているためすごく危機感を持ったのを覚えています。
それを克服するために自分は算数ゼミを選びました。

■実際に入ってみて

教科の算数のみを扱うかと思いきや、教育心理学や認知心理学、統計など今まで学んできたことが総合的に算数につながることに驚きました。
休み時間のゼミは大学での履修のことや進路などのマジメな話もしますが、大学生の食生活やアルバイトの愚痴など学問に関係ないこともみんなに相談できる雰囲気です。

■私たちのゼミは、こんな人にオススメ!

「どうしても教員になりたい」という人はもちろん、「正直、教員の道はそんなに考えていない」という人でも一般企業でも通じるアカデミックスキルは手に入ります。
また、4年間の大学生活の中で、学問に関しての思い出を作りたいという人にもおススメできます。

ゼミ生から一言!

大学で学んできたほぼ全てのことを総合的に学び直せるゼミです。
また、扱う科目は算数ではありますがゼミで学んだことは他の科目に応用することができます。
オンとオフを切り替えながらみんなで楽しく勉強しています。