ホームゼミ情報 2013年ゼミ情報 2013`岩辺ゼミ

2013年ゼミ情報2013-seminar

岩辺先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

こくご(国語)とこども(子ども文化)を「ことば」というキーワードで結ぶゼミです。
基本文献の購読と共に、前期は児童文学を読んで「子どもと読みたいブック・リスト」。
後期は「わたしたちの国語教科書」づくりを進めます。

履修条件

なし

先生から一言

なかよく、楽しく、根気よく!
読むこと、書くことが嫌いな人には向きません。

ゼミ生へインタビュー

学生から見た先生

 一人一人の意見や考えを真剣に聞いて下さる先生です。就職など将来の相談にものってくれます。
また、ワークショップや研究会など、積極的に活動をしていてアクティブな印象があります。

ゼミの人数、男女比、進路等

■ゼミの男女比・人数

男3人、女7人の計10人です。

■ゼミ全体の希望進路の傾向

小学校教員、幼稚園教諭、一般企業就職 など

研究や活動内容(実習の有無等)

■授業内容

 春期は「子どもと読みたいブック・リスト」として、それぞれが薦めたい児童書の書評を書きまとめました。秋期は自分たちで教材を選んだり課題を設定したりして、「わたしたちの国語教科書」づくりを行います。また、子どもにまつわる新聞記事を持ち寄りそれについての感想を話したり、子どもに関わる仕事に就く人のお話を聞いたりもしています。

■授業外活動

 授業以外の時間には、自由参加で先生の研究室で一緒にお昼ご飯を食べたり、お茶をしたりしています。先生が用意してくれたお菓子を食べ、お話をしながら過ごす時間はとても居心地がよく、ついつい長居してしまいます。

■ゼミ合宿について(今年度行った場所や、合宿の模様)

 夏休みに2泊3日で、宮沢賢治の故郷である岩手県花巻市へ行きました。
 1日目は世界遺産に登録されている平泉を巡り、2日目からは先生の知り合いの方の案内で賢治ゆかりの地をめぐりました。賢治が実際に生きた地で、彼の思想や活動、作品を知るという贅沢な学びができました。また、わんこそばや冷麺など岩手ならではの食べ物も堪能しました。
 宿は、賢治も子どもの頃から何度も訪れていたという大沢温泉の自炊部にお世話になりました。自炊部という名のとおり、材料調達から食事作り、後片付けも全部自分たちで行います。温泉に入り、夜遅くまでみんなで語り合い、とても楽しい時間を過ごしました。


■その他課外活動

 今年度は『みなと子育て応援プラザPokke』、『高輪子ども中高生プラザ』に見学に行き、施設の方のお話を聞きました。

■おおよそ1年間にかかる費用

 基本文献費が約2千円、夏の合宿は交通費や宿代など全て込みで約3万5千円でした。

卒業論文で扱われているテーマ

 各自自由に設定する予定です。

自慢したいところ・エピソードなど

■同じゼミの先輩や、他のゼミとの交流

 基本的には別ですが、合同ゼミが行われることもあります。春期には教育実習を終えたばかりの先輩方から、実習について生の声を聞かせていただく貴重な機会もありました。

 ゼミ全体の仲が良く、ゆったりとした雰囲気の中で毎時間のゼミが行われています。しかしやるときはやるメリハリのある人が集まっているため、春期の集大成でもあるブック・リストは多くの時間を費やしながらも無事に完成させることが出来ました。

ゼミ長から

■このゼミを選んだ理由
 私自身は元々国語の授業や本を読むことが好きで、漠然とその分野への興味を持っていました。そして岩辺先生の授業を通して、先生の考え方や教え方に惹かれ先生の元で学びたいと思い、このゼミを選びました。他のゼミ生も本を読むことが好きだったり、先生の授業や人柄に惹かれたりしてこのゼミを選んだ人ばかりです。また、ブック・リストや教科書の作成と言う内容に興味を持ったことも理由のひとつに挙げられます。

■私たちのゼミは、こんな人にオススメ!
 一番は、やはり本が好きな人におすすめします。今はなかなか本を読んでいないと言う人でも、ゼミに入ったことがきっかけで本を読む機会は増えるので、安心してください。

ゼミ生から一言

 本が好きな人や子供が好きな人、国語・ことばに興味がある人が集まったゼミです。
どれか一つでも当てはまる人はぜひ。お待ちしています。