鞍馬先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)
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プロフィール
専門は教育経営学です。
私自身は、主に、教員の養成・研修・評価に関して、日米比較の観点から研究を続けております。
ゼミで扱うテーマは、基本的に学生の興味・関心に応じる形としています。これまで扱った共通テーマには、①「子どもの貧困」問題と学校教育、②教育委員会制度改革、③いじめ事件から見る組織としての学校および教育委員会の課題、④教員制度改革、およそ以上が含まれます。
また、共通のテーマとは別に、4年生には個人テーマを決めて深く追究するよう促しております。個人のテーマには、幼小の接続の問題や就学前教育の問題、奨学金制度の問題、家庭と学校の連携といったことなども含まれ、毎回、多くの刺激を受けているところです。
履修条件
特にありません。
先生からひと言
今年度は教育発達学科の第1期卒業生輩出の年となり、楽しみにしているところです。
ゼミを通じた学修と交流が、今後もいろいろな形で続いていくことを願っております。
ゼミ生へインタビュー
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学生からみた先生:
専門的知識がとても豊富で、質問に対して的確に教えて下さいます。本当に自分たちにとって憧れの先生です。
ゼミの人数、男女比、進路等
■全体の人数
3年生:11人。4年生:7人。
■ゼミの男女比
3:2
■ゼミ全体の希望進路
3年生・4年生ともに、教員志望と一般就職志望が半々の構成です。教員志望が多い教育発達学科ではかなり珍しいゼミであり、またそれが特徴と言えます。
ゼミの研究や活動内容
ゼミは、3年生は毎週水曜日の1限目に、4年生は2限目に行われます。基本的に研究内容は先生とともに自分たちが興味・関心のあることを挙げ、決定します。3年前期には教育委員会のしくみと問題点、そして制度改革の動向や改善点について学びました。
■ゼミの課題内容
ゼミの前に本や論文を読み、インターネットなども使って調べたりする中で、テーマ内容を自分たちで把握します。わからないことがあればレジュメを作成し、その部分を明らかにしておきます。
■授業以外の活動時間
基本的にはテーマ内容を自分たちで調べます。
■ゼミ合宿について
夏合宿があり、今年は昨年に引き続き、静岡県の修善寺に行きました。合宿独自の3・4年合同の研究テーマを設定し、一緒に事前学習を行ったりしました。合宿ではその事前学習内容に基づいて発表し合い、討論を行いました。充実したレクリエーションもあり、ゼミを一層好きになれると思います。
■その他の活動
特になし。
■おおよその1年間にかかる費用
合宿費および参考書等の購入を含めて、2万円前後。
卒論
ゼミとして卒論自体は必須ではなく、大学院への進学志望の人や、研究の成果を単位という形にも残したいと考えている人が希望している状況です。一方で、卒論を書かない人は、ゼミ論が必須となります。そのため、全員が何らかの研究課題に取り組み、4年生の最後に発表を行うことになっています。
自慢したいところ
何といっても先生と学生が近いところです。“ともに学ぶ”という言葉がふさわしいゼミです。
■同じゼミの先輩や、他のゼミとの交流
ゼミ合宿のみならず、年に数回程度3・4年合同のゼミがあるため、ゼミの先輩と交流することができます。自分たちよりも知識が豊富な先輩との合同ゼミはとても勉強になります。
ゼミ長へのインタビュー
■このゼミを選んだ理由
教員志望ですが、以前から、教育委員会や教育制度そのものに興味を持っており、教育委員会に勤めたいとも考えているためです。
■私たちのゼミはこんな人にオススメ
教員か、一般就職かで悩んでいる人には是非。教育関係のことはもちろん、一般就職のための知識も鞍馬先生は経営という観点から教えて下さいます。
■実際にはいってみて・・・
私が勉強したい事柄が、まさにそのものという感じです。また、通常授業時の鞍馬先生よりも、もっとフランクで、かつ親身に相談にのって下さいます。こんなに素晴らしいゼミは他にはありません。