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2014ゼミ情報2014-seminar

長谷川先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門分野:生活科、社会科、“総合”の授業づくりを中心とする教科教育を専門としています。

 千葉県の公立小学校で教鞭を執った後,筑波大学附属小学校で21年間,「生活科」「社会科」「総合的な学習の時間」の授業研究に勤しむ。
最後の2年間は副校長を務める。
その間,教科書(『新しい社会』平成8年本~23年本。東京書籍 )を執筆・編集し,NHK教材・番組や朝日新聞社教育欄作成に携わり,個人著書を著し,世に問うてきた。
現在は,「生活科」,「社会科」,「総合的な学習の時間」の子どもの学ぶ意欲,めあてや問題意識のもたせ方,持続のさせ方と,子どもの学習活動の類型化と形態,方法を中心に研究を進めている。
明治学院大学に来てからも、次の3冊を刊行し世に問うてきた。
『必備 生活科の定番授業』学事出版社、2010.5(編著)
『学習活動事典』東洋館出版社,2011.1(単著)
『秘伝 長谷川康男の社会教材研究ノート』学事出版社、2012.5(単著)

履修条件

条件となる履修科目はないが、教育志望の学生を望む。

先生から一言

大学の成績がよければいい先生になれるわけではありません。
自分が価値あると思ったことを思いっきりやる中で、“人間教師”として、また、専門的な勉強をし“専門教師”として本気で自己を磨いていた人がいい先生になると思っています。
長谷川ゼミで、生活科、社会科、“総合”を中心に、子どもが意欲的、主体的に学んでいくために、教師は、何を、どう用意したり指導・支援したりして授業をつくっていったらよいかを共に研究しましょう。

ゼミ生へインタビュー

学生から見た先生のイメージ

長谷川先生は、生活科・社会科に関する多くの知識をお持ちになっていて、普段から私たちの知らないことをたくさん教えてくださいます。小学校で習ってきたことを、今度は教える立場として、改めて学ぶことのできる授業をしてくださり、とても勉強になります。
また、先生はとても親身になって話を聞いてくださるので、進路についても先生ご自身の経験談などを交えながら、アドバイスをしてくださいます。

ゼミの人数、男女比、進路等

■ゼミの男女比

11PE生:男子5人、女子5人
12PE生:男子4人、女子6人
全体で20人になります。ほかのゼミに比べると多いと思います。
男女分け隔てなく会話や話し合いができる和やかな雰囲気です。

■全体の人数

14人

■ゼミ全体の希望進路の傾向

・11PE生:小学校教員志望7名
       就職志望3名
・12PE生:小学校教員志望8名
       就職志望2名
教員志望の多いゼミですが、教員志望の人しか入れないわけではありません。
進路に関わらず、社会に興味を持てるようなゼミだと思います。

■進路実績

小学校の教員はもちろん、企業への就職の方もいます。

研究や活動内容、授業以外の活動時間

■ゼミ内容

 主に生活科、社会科の授業づくりについて研究するゼミです。
自分で単元を選び、指導案を書き、実際に模擬授業をしています。学生相手ですが、子どもによりよい授業をするために、授業展開はもちろん、資料集めから板書計画まで学びます。
社会科は問題解決学習です。社会や歴史に対する興味が持つことから、子どもは学習問題を見つけ、それを調べるためにどんなことをすればよいのかを考えます。この学習をよりよいものにするために教師はどのような授業をしたらいいのか、などを学んでいきます。
授業以外の活動として11月には、千葉県習志野市谷津小学校で開催される「生活科・社会科公開研究会」に参加する予定です。

模擬授業の様子です!

ゼミ合宿について

 2014年8月25日から27日までの2泊3日で滋賀県にあるラフォーレ琵琶湖を宿泊地としてゼミ合宿を行いました。この合宿では、生活科・社会科ゼミということで、室内で活動する時間はほとんどなく、電車やバス、徒歩で、実際の授業で教材として扱うポイントを学習しました。滋賀、奈良、京都の3県を巡る充実の3日間です!滋賀県長浜城、奈良東大寺、平城京、京都清水寺、方広寺、耳塚などに行きました。現地集合現地解散です。あらゆるところで長谷川先生の歴史講義を聞いて、歴史を改めて勉強したい、子どもに楽しく教えたいと思えるような、楽しくもためになる合宿です!

滋賀長浜城

奈良東大寺

京都

卒論について

卒業論文はないですが、ゼミ論文というものがあります。
テーマは自由です。学校現場に出て役立つようなテーマにする人が多いです。
(テーマの例)
・社会科における言語活動の充実
・子どもを引き付ける授業の導入の指導法
・生活科と社会科の連携
・児童にどう歴史を身近に感じさせるか など

ゼミ生から一言

■このゼミを選んだ理由 自分は小学校教員を目指しています。1、2年生で長谷川先生の生活の授業を受けて、よい授業を作るにはよい指導案を書くことが大切だと教わりました。現場に出て活躍できる力を身に付けるために、もっと長谷川先生のもとで学びたいと思い、このゼミを選びました。

■実際に入ってみて とても明るい雰囲気のゼミで、毎週楽しみにしています。和気あいあいとしていますが、やるときはしっかりやる、という学生が多いと思います。また、実際に模擬授業や合宿などを通して、社会科に対する関心が出てきました。授業をするイメージも以前よりしやすくなり、このゼミを選んでよかったと感じています。

■ゼミの自慢 上にも書きましたが、とにかく明るい雰囲気で活動ができます。また、楽しく社会科を学びなおす気持ちなので、生活科・社会科に興味がある人もない人にもお勧めできます。

12生ゼミ飲み会!

近々先輩が合同の飲み会を開いてくれるそうです!