2014ゼミ情報2014-seminar
プロフィール
私の専門領域は学校教育学、教育課程論、教科教育学(社会)です。
上記の領域について、主に歴史研究的な手法を用い、教育方法の発達や教科の成立過程といった、教育実践の実態解明を進めてきました。特に、社会科同様戦後に成立した「世界史」という一教科目を事例として、教科および教育課程の成立基盤となる学習内容の選択及び排列原理を、戦前にさかのぼって明らかにすることに焦点を置いています。
また、学校教育の抱える現代的課題として、「グローバル化」や「情報化」が進む社会の変容に対応した学校教育のあり方について、技能面のみならず、態度面、道徳面の育成という観点にも着目して、学習内容を検討しています。
ゼミでは、学校教育に限らない、人が人を育てる営みとしての教育実践を考察対象とします。そのため、ゼミ生の関心に合わせて教育事象を取り上げ、ゼミ生相互の関心の違いを活かしながら、教育学と教育実践に関する考え方の広がりを捉えることを目指します。
条件となる履修科目の有無
特にありませんが、「教育課程編成論」「教育方法論」の履修を通して、教育実践を支える基本的な考え方をあらかじめ獲得しておいてほしいと思います。
先生から一言
学ぶべきこと、教えるべきことはたくさん存在します。その中で、「何を」「どのように」選ぶのか。限られた時間の中では、「全て」を選ぶことはなかなかできません。学生のみなさんには、自身の手で選び決めたことを、豊かに、確実にするための前向きな努力を期待します。
あとは、健康第一。
学生から見た先生のイメージ
専門的知識が豊富で、私たちが課題を深めるにあたって的確に助言してくれます。
またフレンドリーな先生でもあります!
ゼミの男女比
1:1
卒業後の希望進路
教員志望、一般就職志望ともにいて、教員志望も幼稚園と小学校両方いるので進路に関してはいろいろな方向にベクトルが向いているのかなと思います。
進路実績
今年から新設されたため実績はありません!私たちの頑張り次第です!
研究や活動内容(実習の有無等)
■3年
水曜の1限目に行われ、研究内容としては「教育」について各個人の視点から興味のあることを課題として、それを深めていくことがメインになります。
■4年
3年生での活動の延長にプラスし、その深めた課題をゼミ論や卒論にしていくことがメインになります。
ゼミ生から一言
■このゼミを選んだ理由
教育方法学というものがどんなものなのか知りたかったというのと、興味のあることを研究できること、今年から開設した新しいゼミであることの期待感が理由です。
■実際に入ってみての感想
教育という大きな枠組みの中で初めに自分が抱いていた興味が、先生の話やほかの人の課題の発表などを通して深まっていったり、興味自体が別の方向に向いたり、また新たな視点で見ることができたりなど、どんどん自分の視野が広がっていきます!
■ゼミの自慢
先ほどから述べているように今年からのゼミなので新しくゼミそのものを作っていけます。また教育という守備範囲の広い課題を扱っているので、みんなで社会科見学したりもします。・・・とにかく私が言いたいのは、先生や私たちと一緒にゼミを作って盛り上げていきましょうということです。