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2015年ゼミ情報2015-seminar

金城先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

お茶の水女子大学卒業、ニューヨーク大学大学院博士課程修了( Ph.D.心理学) 。
松下電器産業 音響研究所、東京都老人総合研究所(現在の東京都健康長寿医療センター)、大妻女子大学 社会情報学部 准教授などを経て2012年4月より現職。
認知心理学を中心に、実験や調査で人の「心理の真理」の解明を目指します。

条件となる履修科目の有無

2年次までの必修科目はすべて履修していること。
認知心理学概論、心理学英語購読Aを履修していること。
ゼミでの活動に積極的に取り組み、楽しいゼミにしていこうという意欲があること。
4年次に卒論を書きたいという熱意があること。
3年次以降、調査法実習、社会・認知心理学実習、応用統計学などを履修することが望ましい。

先生から一言

これまでのゼミでは3年次にテーマを決めて全員で実験を行っています。
2013年度は「人は好きだから見るのか、見るから好きなのか(視線のカスケード現象)」、
2014年度は「地方自治体のHPの使いやすさ(Web Usability)」、
2015年度は「CMの映像と音楽の明暗が購買意欲に与える影響」について視線計測機などを用いた実験を行いました。
2013年度のゼミでの研究は2013年6月日本認知心理学会と白金心理学会で、2014,2015年のゼミの研究は白金心理学会で発表しています。
今年の3年生は「記憶」について研究しています。英語の文献も必要に応じて読んでいます。
来年は、就職活動との兼ね合いで3年次から卒論に取り組むことも選択肢として考えています。
学生のみなさんと相談しながら、みなさんが最も興味を持ち、現実社会との関連を意識できるテーマを扱っていきたいと思います。
実験に興味のある人、英語で論文を読みたい人、実験のプログラミングをしたい人など、やる気のある方大歓迎です。ぜひ一緒に楽しいゼミにしましょう。

2013年度卒業論文・ゼミ論文タイトル
* 性格特性と色彩印象の関連について
* 顔の印象が記憶に与える影響
* 連続した時間切迫下での経過時間の表示の有無が課題成績及び時間的切迫感に与える影響
* 記憶の保持時間が視線のカスケード現象に与える影響
* 選択条件の違いが視線のカスケード現象に与える影響
* 大学生の貯蓄意識について:貯蓄意識とライフイベントの関連
* 指差喚呼を用いた安全確認の有効性と今後の課題
* 善悪のイメージと空間認識:天使と悪魔はどこからくるか?
* 診療所の待合室の視覚的特性が学生一人での利用時に与える心理的影響について
* スクールカウンセラーと養護教諭の連携

2014年度卒業論文・ゼミ論文タイトル
*日本語フォントの違いによる印象の変化:オノマトペとキャッチコピーから
*若者の自然に対する意識:回復環境としての自然の役割
*年をとることについての若者群と中年群の比較:加齢の気づきと受容・きっかけからの検討
*大学生における地域の交流とアイデンティティ確立との関連について
*一対一での対人場面においてアイコンタクトとパーソナルスペースが対人感情に及ぼす影響
*聴覚的な妨害刺激が有効視野に及ぼす影響
*命令に対するイヌの認知学習
*色の認知及び想像のし易さと色の系統の関係性:暖色・寒色・中性色の分類から
*顔の印象評定におけるクレショフ効果と効果音の影響
*大学生の優位感覚について:視覚優位と聴覚優位の観点から

卒論研究も一部2014年6月の日本認知心理学会で発表しています。

学生の皆さんと相談しながら、みなさんが最も興味を持ち、現実社会との関連を意識できるテーマを扱っていきたいと思います。ぜひ一緒に楽しいゼミにしましょう。

ゼミ生へインタビュー

学生から見た先生のイメージ

・気さくで話しやすい、色々アドバイスしてくれる。
・学生の意見をとても尊重してくれます。
・優しくて可愛く、私たちの興味関心によく寄り添ってくれる。お茶目。
・研究熱心。
・いつも笑顔でよく話しかけてくださるので、とても親しみやすい先生。
・認知心理学のことはもちろん、その他のことも色々話してくれるのでとてもためになります。
・学生思いの素敵な先生。
・いろんなことに熱心。
・課題を出す時が一番笑顔!
・お母さんみたい、ちょっと天然。
・20代と自称しているところがまた良し。

ゼミの男女比

3年:16人(男子6人:女子10人)
4年:17人(男子8人:女子9人)

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進路実績

・マスコミ系
・IT系
・小売業
・人材
・ブライダル
・銀行
・社会福祉
・食品
・大学院

研究や活動内容(実習の有無等)

○3年 
【春学期】『記憶と日常』という認知心理学の本をゼミ生内でグループを作り、
章ごとにプレゼンを通して議論を進めていった。
【秋学期】「歩きスマホの危険性の定義」をテーマに、先生と院生から
アドバイスをもらいつつ実験を行っています。
○4年 
先生の助言や3年までの経験を活かし、各自で卒業論文の執筆。3年次に白金心理学会から援助金をもらい、「CMにおける音効果が視聴者にどのような影響を及ぼすか」をテーマに実験を行いました。すごい!!!

実験テーマ(例)
・前後の映像でのイメージ形成およびBGMの効果
・視線の観点から短期記憶の違い
・色と認知とその正確性
・聴覚刺激が注意の範囲に及ぼす影響・新聞の見出し文字による意見の変化
・日本語フォントの違いによって印象はどう変化するか。

実験の計画の様子と、実験の動画作成の様子

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ゼミ生から一言

○このゼミを選んだ理由
・認知心理学が自分の興味に一番近いとおもったから
・金城先生が優しそうで、認知心理学概論を受けて面白かったから。
・心理学を身近に感じられる認知のゼミはここだけ!
・心理学の中でいろんな研究をしやすい分野だと思ったから
・臨床ではないもっと実験的な心理学を学びたかったから

○実際に入ってみての感想
・優しくて穏やかなひとが多い、ゆるい。でもやることはやる。
・和気あいあいとしている!仲良し!
・協調性がある人が多い、とてもとても平和。
・個性的ですが、様々な意見に触れられていいと思います!
・授業以外でも集まりが多くて楽しい!いい感じ!

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○ゼミの自慢…などです。
・友達が増えた。色んな意見に触れられて楽しい!
・院生と関わる機会が多くて、刺激的!
・4年生や院生から実験参加の要請が多くて、実験に関われる機会が多い。
・みんな仲良しなので、合宿や学校外での楽しい行事が多い!

○最後にゼミ長から!
Let‘s 認知心理学!!!!!!!!!!!byまーさん

今年はゼミ合宿で修善寺に行きました~
BBQに花火にスポーツ大会と、充実した1泊2日でした!

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金城ゼミにおいでよ^0^