ホームゼミ情報 2015年ゼミ情報 2015’宮﨑ゼミ

2015年ゼミ情報2015-seminar

宮崎先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

 専門分野は「特別支援教育」および「行動療法」です。特別支援学校(養護学校)の教員(教頭、校長を含む)、次に大学の教員というキャリアを持っています。
 自閉症児や知的障害児へのコミュニケーションスキル、社会的スキル、生活スキル、教科スキルなどの指導法に関する臨床研究を長い間行ってきました。明治学院大学でも、このような臨床指導を始めたいと考えています。
 その他、個別の指導計画、教育課程、生活単元学習、交流学習や教科指導などの実践研究を行ってきました。

条件となる履修科目の有無

・1年次の「特別支援教育学総論A」を履修済みであること。
・3年次の「障害児基礎実習」(土1・2)を履修すること。
※障害系ゼミでは、土曜1・2限が必修ということもあり大変ですが、小グループ単位で様々な障害を持った子どもと関わることができるので、とても勉強になります。

先生から一言

座右の銘は、「見識ある技術、技術ある見識」です。
特別支援教育では、一人ひとりの子どもたちの個性・特徴、能力、短所長所が多様です。子どもたちの成長や発達を促すためには、じっくりと子どもの個性・特徴、能力、短所長所を観察記録し、オーダーメイドの指導計画を作成する必要があります。そのために、高い専門性が求められます。
 教育への情熱や見識に、高い専門性が加われば、化学反応が生じ、すばらしい教育実践が生まれます。ゼミでは、この高い専門性の基礎を培う場になればと考えております。
 ゼミの中心的なテーマとしては、行動療法を基盤とした自閉症児や知的障害児のアセスメント、個別の指導計画の作成法、指導法などにして、様々なテーマを掘り下げて行けたらと考えております。

ゼミ生へインタビュー

ゼミの合宿地と費用

2015年度はゼミ生が1名だったのでゼミ合宿は行いませんでした。

ゼミの人数、男女比、進路等

■ゼミの男女比

女子1名

■卒業後の希望進路

公立小学校の教員

■どんな人におすすめのゼミですか?

障害のある子どもに関して教育の側面から学びたい人、特別支援教育について学びたい人におすすめします。

研究や活動内容(実習の有無等)

3年、4年ともに土曜1・2限の障害児基礎実習は必修になっていますが、授業外の実習は現段階(2015年10月)ではありません。
研究は特別支援教育に関わることを題材にすることになるかと思います。

ゼミ生から一言!

 私は、以前から発達障害や特別支援教育に興味関心があったこと、自分が公立小学校の教員を志望していることから、障害のある子どもとその支援に関して教育の側面から学ぶことのできるこのゼミを選びました。
 宮崎先生が今年度から着任されたこともありゼミ生は1人ですが、その分先生としっかり話をすることができ、細かく指導していただけています。少人数でゆったりと学びたい人には良いゼミだと思います。