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2016年度ゼミ情報2016-seminar

金城先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

お茶の水女子大学卒業、ニューヨーク大学大学院博士課程修了( Ph.D.心理学) 。
松下電器産業 音響研究所、東京都老人総合研究所(現在の東京都健康長寿医療センター)、
大妻女子大学 社会情報学部 准教授などを経て2012年4月より現職。
認知心理学を中心に、実験や調査で人の「心理の真理」の解明を目指します。

条件となる履修科目の有無

○2年次に履修しておきたい科目と3年次に履修しなければならない科目
◇2年次までの必修科目はすべて履修していること。
◇認知心理学概論、心理学英語購読Aを履修していること。
◇3年次以降、調査法実習、社会・認知心理学実習、応用統計学などを履修することが望ましい。

先生から一言

これまでのゼミでは3年次にテーマを決めて全員で実験を行っています。多くの研究は視線計測器を用いた実験です。

 ◇2012年度は「人は好きだから見るのか、見るから好きなのか(視線のカスケード現象)」
 ◇2013年度は「地方自治体のHPの使いやすさ(Web Usability)」
 ◇2014年度は「CMの映像と音楽の明暗が購買意欲に与える影響」
 ◇2015年度は「歩きながらスマホの危険性についての実証実験」

2013年度のゼミでの研究は2013年6月日本認知心理学会と白金心理学会で、2014,2015年のゼミの研究は白金心理学会で発表しています。また、卒論研究をベースに学会発表を行った学生さんもいます。2014年6月の日本認知心理学会でポスター発表、2015年認知科学(査読付き)論文発表、2016年度の日本体育学会でポスター発表を行っています。

今年度の3年次春学期は輪読・発表・ディスカッションの形で、「記憶」について研究しました。秋学期からは、スマホ上でのHPのアクセシビリティ・ユーザビリティについて調査を行い、最終的には論文を作成する予定です。英語の文献も必要に応じて読んでいます。
なお、来年は、就職活動との兼ね合いで3年次から卒論に取り組むことも選択肢として考えています。

学生のみなさんと相談しながら、みなさんが最も興味を持ち、現実社会との関連を意識できるテーマを扱っていきたいと思います。以下の条件に一つでも該当される方大歓迎です。ぜひ一緒に楽しいゼミにしましょう。

◇ゼミでの活動に積極的に取り組み、楽しいゼミにしていこうという意欲がある
◇4年次に卒論を書きたいという熱意がある
◇認知心理学や実験に興味のある
◇英語で論文を読みたい
◇実験のプログラミングをしたい
◇4年生や大学院生の実験や調査のお手伝いができる、参加者として積極的に協力できる
◇春休み、夏休みの課題にしっかり取り組める
◇ゼミの4年生や院生と交流を深めたい

2013年度卒業論文・ゼミ論文タイトル
* 性格特性と色彩印象の関連について
* 顔の印象が記憶に与える影響
* 連続した時間切迫下での経過時間の表示の有無が課題成績及び時間的切迫感に与える影響
* 記憶の保持時間が視線のカスケード現象に与える影響
* 選択条件の違いが視線のカスケード現象に与える影響
* 大学生の貯蓄意識について:貯蓄意識とライフイベントの関連
* 指差喚呼を用いた安全確認の有効性と今後の課題
* 善悪のイメージと空間認識:天使と悪魔はどこからくるか?
* 診療所の待合室の視覚的特性が学生一人での利用時に与える心理的影響について
* スクールカウンセラーと養護教諭の連携

2014年度卒業論文・ゼミ論文タイトル
*日本語フォントの違いによる印象の変化:オノマトペとキャッチコピーから
*若者の自然に対する意識:回復環境としての自然の役割
*年をとることについての若者群と中年群の比較:加齢の気づきと受容・きっかけからの検討
*大学生における地域の交流とアイデンティティ確立との関連について
*一対一での対人場面においてアイコンタクトとパーソナルスペースが対人感情に及ぼす影響
*聴覚的な妨害刺激が有効視野に及ぼす影響
*命令に対するイヌの認知学習
*色の認知及び想像のし易さと色の系統の関係性:暖色・寒色・中性色の分類から
*顔の印象評定におけるクレショフ効果と効果音の影響
*大学生の優位感覚について:視覚優位と聴覚優位の観点から

2015年度卒業論文タイトル
*3Dゲームによる探索課題と方向定位課題を用いた方向感覚の性差の検討
*Webサイトにおけるリンクの視認性―色と位置と大きさの観点から―
*ソフトテニスにおける打球予測と注視点の関連性
*大学生の学習観,学習方略,学習への動機が論理的思考力に及ぼす影響
*ソーシャルゲームにおける課金行動と自制心・衝動性の関連性について
*触覚を表すオノマトペの平仮名とカタカナの表記形態と五感の感覚評定値との関係
*スポーツ経験と資質的・獲得的レジリエンスの関連
*現実自己と理想自己の差から見られる課題先延ばし行動と抑うつ傾向との関連

ゼミ生へインタビュー

◆学生から見た先生のイメージ

・とてもおちゃめで親しみやすい先生!
・学生のことをよく考えてくれる生徒思いの先生♡
・たくさんのアドバイスや助言をしてくれる
・お母さんみたいに、温かく見守ってくれているようで安心する

◆ゼミの男女比

・3年生 男子4人、女子11人
・4年生 男子6人、女子9人

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◆過去の進路実績

・マスコミ系
・銀行
・大学職員
・公務員
・生保・IT系 
・小売業 
・人材 
・ブライダル
・社会福祉
・食品
・大学院

◆研究や活動内容(実習の有無等)

○3年 【春学期】『記憶と日常』という認知心理学の本を題材として使用し、章ごとにプレゼンテーションによる発表と質疑応答を行いました。また認知心理学を生かした進路選択したゼミOBの方より講演をしていただくという貴重なお話を聞く機会もありました。
【秋学期】「スマートフォン上のHPのユーザビリティ・アクセシビリティに関する研究」を行っています。先生や院生の方々から多くのアドバイスをいただき、1から計画を立て研究を行っています。
○4年 各自で卒業論文またはゼミ論文の執筆を行っています。先生の助言や3年までの経験を活かし、さまざまなテーマで研究を行っています。

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◆ゼミ生から一言

○ゼミの自慢 ・個性豊かで、みんな元気で楽しい!!!
・認知心理学が自主的により深く学ぶことができる
・オンオフの切り替えが上手で、メリハリのある行動が身につく
・大学院生とも交流が多く、ゼミ合宿など授業内外でも勉強を教えてもらえたり、さまざまな相談ができたりする

○実際に入ってみての感想 ・みんなまじめで、授業を行うごとに刺激をもらえる!
・みんなで相談して計画や実験を行うことの難しさと面白さを知ることができた
・先生と仲良くなることができて、いろいろなお話をできて楽しい!
・とても和気あいあいとしていて和やかな雰囲気だった

○ゼミ長からひとこと!!!!!
みんな優しくて、どんな人でも受け入れてくれる、そんなゼミ!

%e9%87%91%e5%9f%8e%e3%82%bc%e3%83%9f%ef%bc%96 今年の夏休みにゼミ合宿を行いました♪
勉強はもちろん、花火にBBQなどみんなで楽しみました!
また、先生との交流はもちろん、院生との交流もすることができました!

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金城先生ゼミでお待ちしています♥


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