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2016年度ゼミ情報2016-seminar

鞍馬先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門は教育経営学です。教育経営学は、教育という営みを成り立たせている条件整備のあり方を考える学問領域です。具体的には、教育目標の達成や教育課題の克服のために、人や物、お金、情報などをいかに管理し使っていくかといった、マネジメントのあり方を追究する領域にあたります。
私自身は、主に比較教育学の手法を使って、日米両国の教員養成や教員研修のあり方、学校組織のあり方について研究を進めております。

ゼミで扱うテーマは、基本的に学生の興味・関心に基づいて決定します。これまで扱った共通テーマには、①「子どもの貧困」問題と学校・行政・地域の役割、②学級崩壊と学級・学校経営、③教育委員会制度改革、④いじめ事件から見る組織としての学校と教育委員会の課題、⑤「学力」の向上と学級・学校経営、⑥教員制度改革、⑦特別支援教育制度、⑧東日本大震災と被災地域の教育経営、およそ以上が含まれます。

また、共通のテーマ(共同研究)とは別に、各自が研究のテーマを決めて4年生の最後にその成果を発表するという形を採用しております(個人研究)。
個人研究のテーマは多種多様であり、学生のみならず、私自身も毎回多くの刺激を受けているところです。

条件となる履修科目

履修条件は特になく、教育経営学や比較教育学に関心のある方ならどなたでも構いません。それぞれの立場で、アクティブに教育や社会の問題に切り込んでいってください。

先生から一言

教育学的な考え方や研究の仕方、さまざまな教育的事象を分析するための力を修得して欲しいと思っております。ゼミを通じた知的な交流は一生の宝物になるはずです。皆さんとの生涯にわたる交流を楽しみにしております。

ゼミ生へインタビュー

学生から見た先生のイメージ

お菓子と写真を撮るのが好きな、ちょっとお茶目な先生です。

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ゼミの男女比

4年生 男1人 女5人
3年生 男3人 女5人

卒業後の希望進路

小学校 6人
特別支援学校 1人
公務員&一般就職 7人

研究や活動内容

 ゼミの活動内容としては、自分たちの興味のあるテーマに基づいて、調べ、発表し、深め合うことが主となります。そのためゼミ合宿も、去年は修善寺、今年は東日本大震災の被災地の一つ、岩手県大槌町というように、自分たちが学びたいテーマによって行き先や内容が変わります。
今年は子どもの貧困をめぐる問題や東日本大震災がもたらした教育問題、そして学校経営や教育行政の問題をテーマに設定し、活動しています。

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↑合宿の様子です。大槌町の小学校のクラスに入って学習支援を行い、校長先生や教育委員会の方から震災直後と現在の学校や子どもの様子についてお話を伺いました。また、被災地域を歩き、現地ガイドの方から震災当時のお話を聞いたりしました。2日目の夜にみんなで作ったカレーは絶品そのもの!

ゼミ生から一言

・このゼミを選んだ理由
こんにちは。3年ゼミ長です。私は将来小学校の教員を目指しています。このゼミを選んだ理由は、教育の格差、海外の教育制度など様々な分野に興味があり、このゼミであれば、幅広い分野について学べると考えたためです。

・実際入ってみての感想
一つの教科等に縛られず、学生主体で幅広く学べます。様々な進路を考えている人たちが所属しているので、様々な観点から意見を出し合い学ぶことができ、広い視野で「教育」について考えられるようになります。さらに鞍馬先生が熱心に進路相談にのってくださるので、まだ進路に悩んでいる方にもおすすめのゼミです!

・ゼミの自慢
ゼミ生も多様(変)で面白い!
みんな仲良しでアットホームなゼミです!!
毎週ゼミの時間が楽しみ!!

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