ホームゼミ情報 2016年度ゼミ情報 2016’渋谷ゼミ
2016年度ゼミ情報2016-seminar
プロフィール
専門は比較・国際教育学です。
グローバル化が進む現代においては、地域の課題は世界的な動きや取り組みとつながっており、また世界各地の課題は私たち自身の生活や身近な地域の現状と関わっています。比較・国際教育研究ゼミでは、比較の視点を持ちながら、国内外の多様な教育理念や教育実践を検討することで、これからの時代に求められる教育を考えていきます。
ゼミではまず、日本をはじめとする多くの国や地域で共通の課題となっている「多文化共生」「持続可能性」「参加」に焦点を当て、文献研究と討論を通して比較・国際教育研究に関する知見と研究方法を学びます。
ゼミの後半では、受講生自ら課題を設定し、学力問題の国際比較、外国人児童生徒の教育、地域における多文化共生、持続可能な開発のための教育(ESD, Education for Sustainable Development)など各自のテーマに基づいて課題研究を行います。
また学内外のプロジェクトへの参加、フィールドワークやワークショップの企画・運営など、ゼミ生による実践活動も多く行っています。相互の発表や討論、活動への参加と振り返りを通して、理解を深めていきましょう。
履修条件
〇2年時に履修しておきたい科目と3年時に履修しなければならない科目
特にありません。
先生から一言
これからの時代の「教育」「学習」は、小学校、中学校などのいわゆる学校に限定されるものではなく、生涯にわたるプロセスとして、また家庭や地域社会、さらには世界につながる社会全体との関わりのなかで考えていくことが必要となります。国際交流の経験や知識は特に必要ありません。自らと異なるものへの興味と関心がある学生、新しい経験を楽しむことができる学生、視野を広げてみたい学生を歓迎します。
◆学生から見た先生のイメージ
ゼミで一番明るくはきはきしている先生です。先生は、親身になって学生一人ひとりに卒論や進路の相談にのってくれます。
◆ゼミの男女比
3年生 Male 2 : Female 6
4年生 Male 2 : Female 7
◆卒業後の希望進路
民間企業・青年海外協力隊・大学院進学・教員など様々な分野に各々が興味を持っており、各々自分の進路に向かって頑張っています。
◆進路実績
民間企業(教育系など)・青年海外協力隊・大学院進学(英語教育・障害科学など)
と様々なところで活躍する予定です。
◆研究や活動内容(実習の有無等)
○3年
多文化共生社会とは何か・世界一大きな授業(ワークショップ)・貿易ゲーム(ワークショップ)など、文献やワークショップを通して国際教育の基礎を学びます。
◆ゼミ生から一言
○このゼミを選んだ理由
海外ボランティアサークルで子どもたちと交流をしていたから。
親戚が国際結婚をしたから。
小学校の体験活動で外国籍の持つ子どもの困難さをみてもっと考えていきたいから。