ホームゼミ情報 2017年度 ゼミ情報 2017’小林ゼミ
2017年度 ゼミ情報2017-seminar
プロフィール
専門分野:発達小児科学、障害児医学
医療と教育の連携を通じた、発達障害、知的障害の子どもに対する予防的な心の健康支援を研究と実践の大きなテーマにしています。特に、自閉症スペクトラム障害の子どもが所属感を持てるコミュニティ作り、情緒障害通級指導教室と療育センターの連携、知的障害特別支援学校における精神保健、発達障害医療と特別支援教育の連携などに関心を持っています。また、慢性疾患の子どもの療養環境と心の発達にも注目しています。ゼミでは、こうした分野を中心に活動テーマを設定し、研究と実践にチャレンジします。
条件となる履修科目の有無
○3、4年時に履修しなければならない科目
「障害児基礎実習A・B」、「病弱の心理・生理・病理」、「肢体不自由の生理と病理」を履修すること。「障害児実習A・B」、を履修することが望ましい。
先生から一言
人は誰しも、誰かとつながり、何かしらのコミュニティに所属して暮らしています。しかし、自閉症スペクトラム障害の子どもは、他者とつながることやどこかに所属することに失敗しがちで、心の健康問題を生じやすいことが知られています。彼らが活き活きと健康に暮らし、成長するためにはどのような支援が必要なのでしょうか?ゼミでの学習を通じて、知的障害、発達障害の子どもの心の健康をめぐり、医療と教育の接点で活躍する人材が育つことを願っています。
※2015年度は特別研究のため、ゼミ1、ゼミ2ともに非常勤講師により開講します。
学生から見た先生のイメージ
・わからないことがあれば細かく丁寧に教えてくれる
・一つ一つ真摯に対応してくれる素敵な先生
・お酒が入るとより親しみやすくなる
・行事を全力で楽しんでくれるパパみたいな先生
・遊んでいるときは可愛らしい、そして全力
・オロナミンCが好き
卒業後の希望進路
・特別支援学校教員
・小学校教員
・公務員(福祉職等)
・大学院進学(臨床発達心理士) 等
進路実績
・特別支援学校教員
・小学校教員
・公務員(福祉職等)
・大学院進学
・療育センター職員(児童指導員)
・一般企業(教育、福祉系) 等
研究や活動内容(実績の有無等)
〇実習の有無
「特別支援臨床基礎実習A・B」履修すること。○3年
春学期は、発達障害(ASD、ADHD、大人の発達障害等)や実際の指導の場での障害児支援について、各自で関心のあることを調べ、互いに発表しました。○4年
4年次は、卒業論文を中心に活動していきます。各々今までの学びを振り返り、研究テーマを決めて卒業研究に取り組みます。
今年度は、ゼミの学習を発展させ、ボランティアファンド学生チャレンジ賞2016を得て、「教室でできる!発達障害児への支援を考えようプロジェクト~未来の小学校教員へ伝えたい私たちの気づき~」のプロジェクトに4年生全員で取り組みました。小学校教員を目指す学生に、通常の学級の担任になったときに知っておいてほしい、発達障害の子どもに関する知識や特別な支援の方法について、障害児医学ゼミの学生の目線から啓発する冊子を作成し、配布しました。
ゼミ生からひとこと!
○このゼミを選んだ理由
・障害系のゼミの中で一番興味があったから。○実際に入ってみての感想
・各々が学びたいことをとことん追求できる。○ゼミの自慢など
先生もゼミ生もみんな素敵で優しく、アットホームな雰囲気でとても仲良しなのが自慢です!先輩や同期と飲みに出かけたり、都合が合えば先生が参加したりすることもしばしばあるくらい、縦のつながりも横のつながりも強いのが特徴です♪