ホームゼミ情報 2017年度 ゼミ情報 2017’宮崎ゼミ

2017年度 ゼミ情報2017-seminar

宮崎先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

 専門分野は「特別支援教育」および「行動療法」です。特別支援学校(養護学校)の教員(教頭、校長を含む)、次に大学の教員というキャリアを持っています。
 自閉症児や知的障害児へのコミュニケーションスキル、社会的スキル、生活ス
キル、教科スキルなどの指導法に関する臨床研究を行っています。
 その他、個別の指導計画、教育課程、生活単元学習、交流学習や教科指導などの実践研究を行ってきました。

条件となる履修科目の有無

・原則として3年次の「障害児基礎実習」(土1・2)を履修すること
※障害系ゼミでは、土曜1・2限が必修ということもあり大変ですが、小グループ単位で様々な障害を持った子どもと関わることができるので、とても勉強になります。

先生から一言

 座右の銘は、「見識ある技術、技術ある見識」です。
 特別支援教育では、一人ひとりの子どもたちの個性・特徴、能力、短所長所が多様です。子どもたちの成長や発達を促すためには、じっくりと子どもの個性・特徴、能力、短所長所を観察記録し、オーダーメイドの指導計画を作成する必要があります。そのために、高い専門性が求められます。
 教育への情熱や見識に、高い専門性が加われば、化学反応が生じ、すばらしい教育実践が生まれます。ゼミでは、この高い専門性の基礎を培う場になればと考えております。
 ゼミの中心的なテーマとしては、行動療法を基盤とした自閉症児や知的障害児のアセスメント、個別の指導計画の作成法、指導法などにして、様々なテーマを掘り下げて行けたらと考えております。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

 学生の立場を尊重してくださるとても優しい先生です。授業で関わった以上に親身になってゼミ生のサポートをしていただけます。自身が興味ある事柄について積極的に学習することをゼミでも行っていただいております。学習面はもちろん日常面にも気を配ってくださり、学生の悩みや相談を気軽に聞いてくださいます。
 また、宮崎先生は以前まで特別支援学校にお勤めされていた方です(校長としてご活躍された経歴まで)。そのため現場についての疑問を尋ねると先生ご自身の体験談も交えて現場についてのことを詳しく教えてくださいます。さらに大学院進学についての相談もしてくださいます。ゼミ論文・卒業論文の指導も手厚いです。
本当にとても親しみやすく何でも気軽に話せるよい先生です。

ゼミの人数、男女比
4年:男子1名
3年:男子2名・女子1名

卒業後の希望進路

特別支援学校教諭・幼稚園教諭・大学院進学

進路実績

小学校教諭

研究や活動内容(実績の有無等)

○現在は3年も4年も活動内容はほぼ同じです。
 前期は学生自身が主に特別支援教育について関心のあるテーマを考えます。そして考えたテーマについて触れている学術論文を探し出して内容を読み込み、その論文を自分でレポートとして要約します。それを先生と他学生にゼミの場で紹介し、紹介後その論文内容についてゼミ全体で話し合います。
 後期は4年生はゼミ論文又は卒業論文の作成、3年生は学術論文を読みながらそれに向けたテーマを自身で見つけ出します。
 施設見学や学校訪問、DVDの視聴、教材・教具を実際にゼミの場で活用するなどゼミ生が提案すれば様々な活動を行うことが可能です。

ゼミ生からひとこと!

○このゼミを選んだ理由

 大学院進学の後、特別支援学校の教員になるために現場での経験と論文指導を行える宮崎先生野もとで指導を直接受けたいと思い、このゼミを選びました。いくつか特別支援関連のゼミもありましたが、先生が特別支援学校の現場で教員として活躍されていたということも一つの要因です。

○実際に入ってみての感想

 非常に学びやすく楽しい環境だと感じています。自分の知りたいことを選ぶ時間とそれを深める時間の両方を十分に与えてくださいます。発表の準備を進め、発表する中で自分の身になっているという実感が生まれてきます。
 また、自分がやりたいことを積極的に推奨してくださるのでとても自由な形でゼミで学び、楽しむことが出来ます。

○ゼミの自慢など

 少人数でアットホームです。人数が少ないながらも楽しむ時は存分に楽しんでいます。とても和やかな雰囲気なゼミです。ゼミ合宿では修善寺でパターゴルフやボードゲームをして楽しみました。
 先生に名前を覚えてもらえます。とても光栄なことです。先生とも親しみをもって接することが出来ます。

[ゼミ合宿にて]