ホームゼミ情報 2017年度 ゼミ情報 2017’緒方ゼミ
2017年度 ゼミ情報2017-seminar
プロフィール
障害児者心理学領域を担当しています。
大学3年生の時の実習の授業での高機能自閉症やアスペルガー症候群のお子さんたちとそのご家族との出会いによって、今の私があります・・・本当に感謝です!
最近は小学校・中学校に行って、発達障害の子どもたちが通常の授業に困らないで参加するためにはどうしたらよいか、ということを担任の先生やコーディネーターの先生方と考えています。
特別支援ではなく、「授業研究」の枠組みで考えてくださる学校が増えているので、少しずつインクルーシヴな学校に向かっていることを実感し、うれしく思っているところです。
条件となる履修科目の有無
「障害児基礎実習」は必ず履修してください。
障害児者心理学の学びは、様々なニーズのある子どもたちと知り合うことから始まります。
先生から一言
この領域の課題はまだまだ山積みです。
家族の問題を背景にもっている子どもたちもたくさんいます。
子ども本人の力だけでは解決できない問題のために大きな不利益を被っている子どもを一人でも救うために、一緒に学びましょう。
学生から見た先生のイメージ
・お母さんみたい。
・優しくて穏やかだけど、的確な指摘もして下さる。
・聞き上手で、悩み事なども相談したくなる。
卒業後の希望進路
特別支援学校教諭/小学校教諭/幼稚園教諭
保育士/一般企業/大学院進学
進路実績(過去2,3年)
・幼稚園(横浜、川崎)
・小学校(東京、横浜、神奈川、相模原)
・特別支援学校(東京、横浜、埼玉、千葉、栃木)
・療育センター・大学院(明学、筑波)
・病院内の保育所・一般就労
研究や活動内容
○3,4年共通
土曜1,2限で開講されている「特別支援臨床基礎実習」の授業が必修科目となっています。この授業では、他学年の学生や大学院生の方と障害を持つ子どもに対する支援方法について考え、実際にその子どもと会って支援を行います。先生方からの助言はありますが、支援の内容はほとんど学生たちで決め、行います。○3年生
①3年次の春学期では、1,2年次に学習をした内容の復習、②夏休み期間から秋学期初め頃までは、グループに分かれて施設見学に向かいました。
見学先としては、「特別支援学校(盲学校、聾学校)」「放課後デイサービス」「就労支援の場(障害者の就労の場)」に伺いました。○4年生
卒論やゼミ論の研究のため、個々で興味のあるテーマに関する論文の発表を行いました。ゼミ生からひとこと!
○このゼミを選んだ理由
・特別支援教育について学びたかったから。○実際に入ってみての感想
・自分たちで調べて発表する形式なので、自主的に様々な知識を得ることができたり、調べていくうちに課題が どんどん見つかったりして、勉強になる。○ゼミの自慢など
・先生も含めてあたたかい雰囲気。