ホームゼミ情報 2017年度 ゼミ情報 2017’渋谷ゼミ

2017年度 ゼミ情報2017-seminar

渋谷先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門は比較・国際教育学です。

グローバル化が進む現代においては、地域の課題は世界的な動きや取り組みとつながっており、また世界各地の課題は私たち自身の生活や身近な地域の現状と関わっています。比較・国際教育研究ゼミでは、比較の視点を持ちながら、国内外の多様な教育理念や教育実践を検討することで、これからの時代に求められる教育を考えていきます。

ゼミではまず、日本をはじめとする多くの国や地域で共通の課題となっている「多文化共生」「持続可能性」「参加」に焦点を当て、文献研究と討論を通して比較・国際教育研究に関する知見と研究方法を学びます。

ゼミの後半では、受講生自ら課題を設定し、学力問題の国際比較、外国人児童生徒の教育、地域における多文化共生、持続可能な開発のための教育(ESD, Education for Sustainable Development)など各自のテーマに基づいて課題研究を行います。

また学内外のプロジェクトへの参加、フィールドワークやワークショップの企画・運営など、ゼミ生による実践活動も多く行っています。相互の発表や討論、活動への参加と振り返りを通して、理解を深めていきましょう。

条件となる履修科目の有無

○2年次に履修しておきたい科目と3年次に履修しなければならない科目
特にありません

先生から一言

これからの時代の「教育」「学習」は、小学校、中学校などのいわゆる学校に限定されるものではなく、生涯にわたるプロセスとして、また家庭や地域社会、さらには世界につながる社会全体との関わりのなかで考えていくことが必要となります。国際交流の経験や知識は特に必要ありません。自らと異なるものへの興味と関心がある学生、新しい経験を楽しむことができる学生、視野を広げてみたい学生を歓迎します。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

ゼミで一番明るくはきはきしている先生です。先生は、親身になって学生一人ひとりに卒論や進路の相談にのってくれます。また、とっても国際経験豊富な先生です。

ゼミの人数、男女比
3年生 Male 1 : Female 11
4年生 Male 2  : Female 7

卒業後の希望進路

民間企業、教員、大学院進学、青年海外協力隊など様々な分野に各々が興味を持っており、各々自分の進路に向かって頑張っています。

進路実績

民間企業(教育系など)、大学院進学(障害科学)、青年海外協力隊など様々なところで活躍しています。

研究や活動内容(実績の有無等)

○3年

多文化共生とは何か・世界一大きな授業(ワークショップ)・テーマ別グループ学習・ゼミ論に向けた個人課題の構想など、国際教育の基礎を学びます。

○4年

各々の研究を詰めていきます。

<2014年度生 卒論・ゼミ論テーマ>

「カナダ・オンタリオ州のイマージョン教育について」
「小学校の外国語活動における異文化理解教育について〜3,4年生に焦点をあてて〜」
「ESD(持続可能な開発のための教育)における小学校でのアプローチについて」
「幼児期における多文化絵本」
「外国人介護労働者の課題〜異文化コミュニケーションの観点から〜」
「韓国における日本語教育について」
「運動における地域との連携」
「幼児教育における造形表現教育について」
「味覚教育の歴史的編纂について」
3・4年生合同でゼミを行って意見交換をしたり、数カ月に1度タイ料理やインド料理など外国料理を食べたり交流を深めています。

【3年生歓迎会】

【世界一大きな授業(ワークショップ)】

ゼミ生からひとこと!

○このゼミを選んだ理由

海外ボランティアサークルで子どもたちと交流をしていたから。
もともと英語が好きで、海外教育に興味があったから。
小学校の体験活動で外国籍の持つ子どもの困難さをみてもっと考えていきたいから。
など様々な理由からこのゼミにみんな集まってきました。

○実際に入ってみての感想

みんな個性が強い。
様々なことを学んで視野が広がった。
意見を言い合って和気あいあいとしている。
毎週ゼミが楽しみ!

○ゼミの自慢など

議論が活発!
個性的な仲間に刺激を受ける!
みんな意欲的!