ホームゼミ情報 2018年度 ゼミ情報 2018’小林ゼミ

2018年度 ゼミ情報2018-seminar

小林先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門分野:発達小児科学、障害児医学

医療と教育の連携を通じた、発達障害、知的障害の子どもに対する予防的な心の健康支援を研究と実践の大きなテーマにしています。特に、自閉症スペクトラム障害の子どもが所属感を持てるコミュニティ作り、情緒障害通級指導教室と療育センターの連携、知的障害特別支援学校における精神保健、発達障害医療と特別支援教育の連携などに関心を持っています。また、慢性疾患の子どもの療養環境と心の発達にも注目しています。ゼミでは、こうした分野を中心に活動テーマを設定し、研究と実践にチャレンジします。

条件となる履修科目の有無

○3、4年時に履修しなければならない科目
「障害児基礎実習A・B」、「病弱の心理・生理・病理」、「肢体不自由の生理と病理」を履修すること。「障害児実習A・B」、を履修することが望ましい。

先生から一言

人は誰しも、誰かとつながり、何かしらのコミュニティに所属して暮らしています。しかし、自閉症スペクトラム障害の子どもは、他者とつながることやどこかに所属することに失敗しがちで、心の健康問題を生じやすいことが知られています。彼らが活き活きと健康に暮らし、成長するためにはどのような支援が必要なのでしょうか?ゼミでの学習を通じて、知的障害、発達障害の子どもの心の健康をめぐり、医療と教育の接点で活躍する人材が育つことを願っています。
※2015年度は特別研究のため、ゼミ1、ゼミ2ともに非常勤講師により開講します。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

・学生のことを第一に考えてくれる
・進路の相談、体調面の相談にも親身になって答えてくれる
・行事を全力で楽しんでくれるお父さんみたい
・授業では取っつきにくい印象を受けるが、質問したら1を10で返してくれるくらいとても親切
・遊んでいるときは可愛らしい、そして全力
・日本酒が大好き

ゼミの人数、男女比
3年 10人
4年 6人
院生 1人
計17人

卒業後の希望進路

・特別支援学校教員
・小学校教員
・公務員(社会福祉等)
・大学院進学(臨床発達心理士)

進路実績

・特別支援学校教員
・小学校教員
・公務員(社会福祉等)
・大学院進学
・療育センタ-職員(児童指導員)
・一般企業(教育、福祉系)  等

研究や活動内容(実績の有無等)

○実習の有無
「特別支援臨床基礎実習A・B」履修すること

○3年
春学期は、発達障害、障害児就労支援支援、障害児をもつ家族支援など、全員で関心のある議題を話し合い、各週の発表者が調べた内容に対して理解を深めていきました。
他にも療育センターや特別支援学校の見学等も行い、情報を共有しながら感じたことや学んだことを発表し合いました。
秋学期は小学校通常の学級において、障害のある子どもが学びやすい学級作りの参考になるミニガイドを作成することにしました。

○4年
4年生は卒業論文を中心に活動していきます。各々今までの学びを振り返り、研究テーマを決めて卒業論文に取り組みます。
また、春休み期間を利用し、医療的ケアが必要な未就学児を預かる施設にボランティアに行き、医ケア児を取り巻く現状を勉強しました。その後、これらの活動を通して得た経験や課題を社会問題として捉えた上で、ディスカッション等を行い活動記録をまとめ

ゼミ生からひとこと!

○このゼミを選んだ理由
・障害系のゼミの中で一番興味があったから。
・障害医学に興味があり、ゼミの担当の先生が小児科医ということもあって、より理解を深められると思ったから。
・2年次の体験活動を通して、教育現場以外での支援方法について気になったから。
・教師になる上で、特別支援に関する知識の必要性を感じ、もっと知りたいと思ったから。

○実際に入ってみての感想
・勉強するときはする!遊ぶときは遊ぶ!とメリハリがしっかりしていて充実している。
・先生の新たな一面が見られた。
・先生がゼミ生の興味関心のあることを第一に考え、方向性に対するアドバイスをくださる。
・先生が教育の目線だけでなく医者としての目線からアドバイスをくださるのでとても勉強になっている。
・小学校、特別支援学校、病院、療育等様々な角度から子どもの実態を知り、考えることができる。

○ゼミの自慢など
先生もゼミ生もいい人ばかりで、縦のつながりが強く先輩後輩もとても仲良しなのが自慢です!更に、長くあるゼミが故、現役のゼミ生だけでなくOBOGの先輩方ともゼミ合宿などで交流することができ、様々なお話を聞くことができます。

ピザ作り

体育館レク

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