ホームゼミ情報 2018年度 ゼミ情報 2018’中村ゼミ

2018年度 ゼミ情報2018-seminar

中村先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門分野は国語科教育学です。国語科の学習指導に関することすべてをテーマにしています。現在の国語科にとって《常識》となっている概念(たとえば、『読書』や『読解』)が形作られていった時期にあたる昭和30年代の国語科について主に研究していますが、一方で未来にも関心があります。とりわけ、次のステージに相当するコンテンツとして、メディア・リテラシー(メディアの『読み書き』)に注目しています。

条件となる履修科目の有無

○2年次に履修しておきたい科目と3年次に履修しなければならない科目
2年次の講義は持っていないので、1年次の「国語」の講義に意欲的に参加することを求めます。

先生から一言

ことばは、人を死に至らしめる「凶器」にも、人を絶望の底から助ける「救いの糸」にもなります。日々、なんとなく使っていたのでは気づきません。ことばの真価を見据えて、子どもたちをよりよく育てる優れた教師を、一人でも多く世の中に送り出したいと心がけています。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

優しくて学生思いの先生です!!
熱心に話を聞いてくださり、ゼミ内で発言しやすいあたたかい環境をつくってくださいます。知識が豊富で、関連する新たな知識を沢山教えてくださいます。質問や相談に親身になって対応してくださいます!

ゼミの人数

3年11名
4年12名

卒業後の希望進路

小学校教諭志望が多いですが、幼稚園教諭や特別支援学校教諭、一般企業就職を目指す者など、皆それぞれがさまざまな道を目指しています。

進路実績

小学校教諭/特別支援学校教諭/幼稚園教諭/一般企業就職

研究や活動内容(実績の有無等)

◯3年生
『思考と行動における言語』という本を、章ごとに分担し、発表とディスカッションを通して講読していきます。本の内容について、歴史や日常生活、自分自身の経験など様々な視点から、具体例を用いて考えたり、ディスカッションしたりすることで、普段何気なく使っている言語について深めていきます。

◯4年生
卒業論文の執筆を中心に活動していきます。今までの学びをもとに、研究テーマを設定し、取り組んでいきます。各々の論文の作成状況を発表し合ったり、意見交換を行ったりしてよりよい論文の作成を目指します。先輩方は、文学教材に着目したものや授業づくりに着目したものなど様々な視点からテーマを設定し、研究しています。
「マッピングを活用した国語力を高める授業づくり」「オノマトペを用いた授業づくり」
「説明文の指導」「話し言葉から書き言葉の移行における授業実践」
「読む力を育む授業づくり」「自立した読み手を育てる指導について」
「読み聞かせの影響と方法について」「絵本『ぐりとぐら』が子どもに与える影響について」
「佐藤さとる氏のファンタジーについて」「障害のある子どもの言語獲得における詩の活用」
「国語の授業で漫画を教材として扱うことへの検討と提案」「アメリカ大統領のレトリック」など

◯実習
ゼミ生全員で共通した実習はありません。
ゼミ合宿や1日研修など自分たちで計画を立てて実施しています!

ゼミ生からひとこと!

◯このゼミを選んだ理由
・言葉の持つ力について興味があったから
・国語が好きで、国語の知識を幅広く持った教員になりたいと思ったから
・先輩とのつながりが持てるから

◯実際に入ってみての感想
・お互い意見交換することのよさや大切さに気づけた
・言葉についての面白さを知れるので楽しい
・みんな優しくてゼミの雰囲気がよい

◯ゼミの自慢など
みんな優しくてあたたかい雰囲気がある!!
中村先生をはじめ、みんながお互いの意見を否定せずに、自分が思ったことを発言しやすい環境をつくってくれます。
先輩方がとても優しく、縦のつながりが強いのも特徴です!