ホームゼミ情報 2018年度 ゼミ情報 2018’渋谷ゼミ

2018年度 ゼミ情報2018-seminar

渋谷先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門は比較・国際教育学です。

グローバル化が進む現代において、地域の課題は世界的な動きや取り組みとつながっており、また世界各地の課題は私たち自身の生活や身近な地域の現状と関わっています。比較・国際教育研究ゼミでは、比較の視点を持ちながら、国内外の多様な教育理念や教育実践を検討することで、これからの時代に求められる教育を考えていきます。

ゼミではまず、日本をはじめとする多くの国や地域で共通の課題となっている「多文化共生」「持続可能性」「参加」に焦点を当て、文献研究と討論を通して比較・国際教育研究に関する知見と研究方法を学びます。

ゼミの後半では、受講生自ら課題を設定し、学力問題の国際比較、外国人児童生徒の教育、地域における多文化共生、持続可能な開発のための教育(ESD, Education for Sustainable Development)など各自のテーマに基づいて課題研究を行います。

また学内外のプロジェクトへの参加、フィールドワークやワークショップの企画・運営など、ゼミ生による実践活動も多く行っています。相互の発表や討論、活動への参加と振り返りを通して、理解を深めていきましょう。

条件となる履修科目の有無

○2年次に履修しておきたい科目と3年次に履修しなければならない科目
特にありません

先生から一言

これからの時代の「教育」「学習」は、小学校、中学校などのいわゆる学校に限定されるものではなく、生涯にわたるプロセスとして、また家庭や地域社会、さらには世界につながる社会全体との関わりのなかで考えていくことが必要となります。国際交流の経験や知識は特に必要ありません。自らと異なるものへの興味と関心がある学生、新しい経験を楽しむことができる学生、視野を広げてみたい学生を歓迎します。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

ゼミで一番明るくハキハキしている優しい先生です。先生は親身になって学生一人一人の卒論や進路相談にのってくれます。また、持続可能な開発のための教育(ESD)や国際教育についての知識や経験がとても豊富な先生です。

ゼミの人数

3年生 11名
4年生 12名

卒業後の希望進路

民間企業、幼稚園教諭、小学校教員、中学校英語教諭、大学院進学、青年海外協力隊など、さまざまな分野に各々が興味をもっており、自分の進路に向かって仲間と共に頑張っています。

進路実績

民間企業(教育系など)、大学院進学(障害科学)、青年海外協力隊など、様々なところで活躍しています。

研究や活動内容(実績の有無等)

◯3年
SDGs.ESD、小学校外国語、国際理解教育、外国人児童教育をテーマにグループ学習・フィールドワーク(JICA見学、モスク見学)・ゼミ論に向けた調査と構成発表など、現在私たちが直面している問題についての基礎を学んでいます。

(JICA見学)

◯4年
卒論に向けて各々の研究を詰めていきます。
〈卒論・ゼミ論テーマ〉
「小学校英語について」
「日韓関係について」
「教育番組からみるジェンダー観について」
「児童期の長期海外移住について」
「森のようちえんについて」
「LGBTについて」
「外国籍の児童について」
「朝鮮学校について」
「日本とタイのタイ古式マッサージについて」
「外国語活動における絵本について」
「スタディーツアーの効果(学生の変容/訪問地への効果)について」
3.4年生合同でもゼミを行い意見交換や、タイ・チュラロンコーン大学教育学部との交流、タイ料理など外国料理を食べるなど、さまざまな活動の中で交流を深めています。

(タイ・チュラロンコーン大学教育学部との交流)

(タイ・チュラロンコーン大学教育学部との交流)

ゼミ生からひとこと!

◯ゼミを選んだ理由
多文化共生について興味があったから。
海外が好きで、さまざまな文化や日本との違いを知りたいと思ったから。
小学校の体験活動で外国籍を持つ子どもの困難さを見て、もっと考えていきたいと思ったから。
外国人児童教育に興味があって、深めたいと思ったから。
など様々な理由からみんなこのゼミに集まってきました。

◯実際に入ってみての感想
先輩や同学年との繋がりが増えてうれしい!
フィールドワークが楽しい!
みんな個性的で刺激を受ける!

◯ゼミの自慢など
仲がいい!
全員が意欲的に活動できる!
先輩方や卒業生とのつながりが豊富!

(3年生の歓迎会)