ホームゼミ情報 2018年度 ゼミ情報 2018’杉山ゼミ(PS)

2018年度 ゼミ情報2018-seminar

杉山先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

■略歴
 国際基督教大学大学院教育学研究科博士後期課程修了、教育学博士
 精神科病院、保健所・市町保健センター、学生相談室等に勤務し、精神医療審査会、日常生活自立支援事業(旧名称:地域福祉権利擁護事業)の委員として保健医療福祉行政に関わってこられました。
 四国学院大学社会学部社会福祉学科教授を経て、現在、明治学院大学心理部心理学科教授に。

■資格
 臨床心理士、精神保健福祉士、集団精神療法学会認定スーパーバイザー。

■専門分野
 臨床心理学、精神保健福祉学

条件となる履修科目の有無

・原則として2年次までの全必修科目の単位取得済みであること。
・3年次に「グループアプローチ;臨床心理学4(集団療法)」「精神医学」を履修すること。また、加えて「臨床心理実習」(ABいずれか)を履修することが望ましい。

先生から一言

 他者のこころの悩みについて考える前提として、ゼミという集団状況において、自らの課題や感情を他者に開示し、共に解決していこうとする姿勢が必要とされます。この演習を希望する人は、その点について覚悟して選択してください。
    実践活動/体験学習等については原則としてゼミ時間外の活動となります。学会参加については宿泊を伴う場合もあります。また、原則として演習2(水2限)と合同で行います。
    それらに積極的に責任を持って参加することを望みます。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

・おかん
・ゼミのお母さん的存在
・たまにすごい心にぐさっとくる一言を言われるけど、自己理解が深まる。学生想いの先生
・お母さん!学生想い!
・ノリがいい。すごく忙しいひと
・人類の母
・優しくて、お母さんって感じ
・お母さん的存在
・何事にも真剣に向き合ってくれる
・最初は天然でのんびりしてそうだけど、相談や話のときは親身になってくれる
・圧倒的お母さん感です(笑)

ゼミの人数

3年生 11名
4年生 4名
院生  5名

卒業後の希望進路

一般企業・心理職への就職、本校や他校院進学と様々です。ゼミに入った時点では、決まっていない人、決まっていてもその後変わる人もいます。

進路実績

こちらも様々です。一度就職した後に、心理学の勉強に戻ってくる予定の方もいます。

研究や活動内容

ゼミは、例年水曜日の1限から2限を通して行い、学部3年生・4年生・大学院生が合同で活動します。ゼミ活動として主に行うのは、「発表」「ゼミ合宿」「ボランティア実習」「学生企画」「研修」の5つです。

・発表
 自分の興味があるテーマについて、研究・学習したことを発表して、他のゼミ生や先生に回答や意見をもらったり、ディスカッションしたりします。勉強するなかで聞きたいこと、疑問に思ったことなどなんでも聞けます。
 3年生 自分の興味がある領域やテーマを模索します。本や論文を読んで出た疑問、興味が出たことなどについて調べてきたものを発表します。これらの発表を通じて4年次のゼミ論・卒業論文の制作につながります。

 4年生 ゼミ論・卒業論文の執筆と、それに向けての研究について進捗報告などを発表します。3年次との2年間で研究してきたことについてまとめるゼミ論、もしくは卒業論文どちらを書いても、基本的に自由です。

・ボランティア実習
 週に1回、決められたボランティアはゼミの時間外に行われます。杉山ゼミは週に一回精神障碍を抱えた人が集まる施設にてボランティアを行っています。複数のボランティア先から行く場所を決定し、同じ曜日に同じ場所へ行くようにしています。内容は傾聴や、軽作業を一緒にしながらお話したり、料理を作って一緒に食べたりすることなどがあります。

・ゼミ合宿
 毎年、夏休み・春休みなどにゼミ合宿を行います。ただ、今年はいろいろな都合で夏休みにはいけませんでした…(泣)
 合宿場所や内容は、その年のゼミ生で話し合われます。観光やグループワークなどさまざまな様相になります。

・学生企画
 学生が主体となって活動内容を決めます。スポーツをしたり、どこかへ出かけたり、レクリエーションをしたり、とても和やかな雰囲気で行われます。今年の春学期は、キャンパスのアリーナで運動会を行いました。

・研修
ゼミ生の間で話合われた、心理学領域の施設や現場を見学します。その後、ゼミ内で研修内容を発表します。

ゼミ生からひとこと!

・ボランティア活動などの貴重な体験ができる
・ゼミ生や先生とのディスカッションを通じて自己理解が深まる場