ホームゼミ情報 2019年度 ゼミ情報 2019’小林ゼミ
2019年度 ゼミ情報2019-seminar
プロフィール
専門分野:発達小児科学、障害児医学
医療と教育の連携を通じた、発達障害、知的障害の子どもに対する予防的な心の健康支援を研究と実践の大きなテーマにしています。特に、自閉症スペクトラム障害の子どもが所属感を持てるコミュニティ作り、情緒障害通級指導教室と療育センターの連携、知的障害特別支援学校における精神保健、発達障害医療と特別支援教育の連携などに関心を持っています。また、慢性疾患の子どもの療養環境と心の発達にも注目しています。ゼミでは、こうした分野を中心に活動テーマを設定し、研究と実践にチャレンジします。
条件となる履修科目の有無
○3、4年時に履修しなければならない科目
「特別支援臨床基礎実習」、「肢体不自由の心理・生理・病理」、「病弱の心理・生理・病理」、「特別支援臨床実習」を必ず履修すること
先生から一言
人は誰しも、誰かとつながり、何かしらのコミュニティに所属して暮らしています。しかし、自閉症スペクトラム障害の子どもは、他者とつながることやどこかに所属することに失敗しがちで、心の健康問題を生じやすいことが知られています。彼らが活き活きと健康に暮らし、成長するためにはどのような支援が必要なのでしょうか?ゼミでの学習を通じて、知的障害、発達障害の子どもの心の健康をめぐり、医療と教育の接点で活躍する人材が育つことを願っています。
学生から見た先生のイメージ
・学問的なことでも、個人的なことでもしっかり話を聞いてくれる。言い方が怖いときもあるけど、言っていることは正確だし、相談者のことを考えた内容なので、困ったときに相談したいと思える。
・教育を学ぶだけでわからない。しかし、教育者になるなら知っておいたほうがいいことをたくさん教えてくれる。自分の価値観を広げる機会を作ってくれる。
・お酒が入ると厄介。
ゼミの人数
3年生:9名
4年生:10名
卒業後の希望進路
・教員(小、特支)、一般公務員など
進路実績
・教員(小、特支)、一般公務員、一般企業など
研究や活動内容(実績の有無等)
・3人程度の小グループで一つのテーマを決め、調べて発表し、ディスカッションを行う。
・特別支援教育に関わる啓発冊子づくり。
・ゼミ合宿(卒論構想発表など)
ゼミ生からひとこと!
・勉強熱心な人必見。
・医学的な視点からも考察するので、特別支援に将来関わりたいと思っている人は大変勉強になる。
・自分で調べて発表する作業があるので忙しくはなるが、力になると思われる。
・先輩後輩のつながりがあるので、お話や意見が聞ける。