ホームゼミ情報 2019年度 ゼミ情報 2019’鞍馬ゼミ

2019年度 ゼミ情報2019-seminar

鞍馬先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門は教育経営学です。教育経営学は、教育という営みを成り立たせている条件整備のあり方を考える学問領域です。具体的には、教育目標の達成や教育課題の克服のために、人や物、お金、情報などをいかに管理し使っていくかといった、マネジメントのあり方を追究する領域にあたります。
私自身は、主に比較教育学の手法を使って、日米両国の教員養成や教員研修のあり方、学校組織のあり方について研究を進めております。
ゼミで扱うテーマは、基本的に学生の興味・関心に基づいて決定します。これまで扱った共通テーマには、①「子どもの貧困」問題と学校・行政・地域の役割、②学級崩壊と学級・学校経営、③教育委員会制度改革、④いじめ事件から見る組織としての学校と教育委員会の課題、⑤「学力」の向上と学級・学校経営、⑥教員制度改革、⑦特別支援教育制度、⑧東日本大震災と被災地域の教育経営、⑨学校の危機管理、⑩教職員の職務環境、およそ以上が含まれます。

また、共通のテーマ(共同研究)とは別に、各自が研究のテーマを決めて4年生の最後にその成果を発表するという形を採用しております(個人研究)。

個人研究のテーマは多種多様であり、学生のみならず、私自身も毎回多くの刺激を受けているところです。

条件となる履修科目の有無

履修条件は特になく、教育経営学や比較教育学に関心のある方ならどなたでも構いません。それぞれの立場で、アクティブに教育や社会の問題に切り込んでいってください。

先生から一言

教育学的な考え方や研究の仕方、さまざまな教育的事象を分析するための力を修得して欲しいと思っております。ゼミを通じた知的な交流は一生の宝物になるはずです。皆さんとの生涯にわたる交流を楽しみにしております。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

教育全般に関しての知識が豊富で、鞍馬先生とお話をしていると自分の視野の狭さに気付かされます。また、ゼミ生への面倒見がよく、困った時にはいつも親身になって相談にのってくださる先生です。一方でお茶目な一面もあり、合宿・ゼミでのランチといったイベントは誰よりも楽しんでいらっしゃいます。

↑こちらは鞍馬先生へのお誕生日プレゼントです。とても喜んでいらっしゃいました!


ゼミの人数

○4年生 11名
○3年生 7名

卒業後の希望進路

・小学校&就学前教育機関:6名
・教員以外の公務員:1名
・一般就職:11名

研究や活動内容(実績の有無等)

ゼミの主な活動内容は、自分たちの興味のあるテーマに基づいて調べ、発表し、深め合うことです。今年度の夏合宿では、3・4年生が合同で同じテーマに取り組みたいという私たちゼミ生の希望で、教員の過労についての判例を読み解き、4つの観点から問題点や解決策を考察し発表しました。同じ課題を扱っていても、自分の関心に基づいて学びを深めていくことができるだけでなく、自分にはない新たな視点を養えることも鞍馬ゼミの特徴です。

↑こちらは今年度の夏合宿の様子です。3・4年合同テーマに関するワークや、4年生の卒論&ゼミ論構想発表を行いました

ゼミ生からひとこと!

○このゼミを選んだ理由
こんにちは。3年ゼミ長です。私は将来、一般就職を考えています。このゼミを選んだ理由は、鞍馬先生だったら、教職を取らない場合でも、しっかりサポートしてくださると考えたためです。

○実際に入ってみての感想&ゼミ生皆からのおすすめポイント
・教員、企業など様々な進路を目指す人がいるため、広い視点から教育への理解を深めていくことができます。
・合同ゼミやゼミ合宿を行うので、学年を超えて仲がよい!
・鞍馬先生の笑顔と笑い声が飛び交っていて明るいゼミです!
・自分たちが気になることを的にしてとことん突き詰められます。
・真面目な話あり、お菓子ありの和気藹々とした雰囲気です!
・学生同士本気で議論できます。
・教科に縛られず、広い視点で学びを深めることができます。
・鞍馬先生が一般就職も教員志望もどちらも応援してくださり、熱心な進路指導をしてくださいます。
・学生が大好きな鞍馬先生と先生が大好きなゼミ生の私たち。家族のようなアットホームな雰囲気が特徴です。

↑合宿では夏らしく、水風船や花火をして楽しみました!やるときはしっかりやり、遊ぶときはしっかり遊ぶというメリハリのあるゼミです。