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2019年度 ゼミ情報2019-seminar

緒方先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

障害児者心理学領域を担当しています。
大学3年生の時の実習の授業での高機能自閉症やアスペルガー症候群のお子さんたちとそのご家族との出会いによって、今の私があります・・・本当に感謝です!
最近は小学校・中学校に行って、発達障害の子どもたちが通常の授業に困らないで参加するためにはどうしたらよいか、ということを担任の先生やコーディネーターの先生方と考えています。
特別支援ではなく、「授業研究」の枠組みで考えてくださる学校が増えているので、少しずつインクルーシヴな学校に向かっていることを実感し、うれしく思っているところです。

条件となる履修科目の有無

「障害児基礎実習」は必ず履修してください。
障害児者心理学の学びは、様々なニーズのある子どもたちと知り合うことから始まります。

先生から一言

この領域の課題はまだまだ山積みです。
家族の問題を背景にもっている子どもたちもたくさんいます。
子ども本人の力だけでは解決できない問題のために大きな不利益を被っている子どもを一人でも救うために、一緒に学びましょう。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

・オンオフがしっかりしている
・お母さんのような存在
・ニコニコしている

卒業後の希望進路

小学校教員・/特別支援学校教員/一般企業

進路実績(過去2,3年)

東京都小学校/東京都特別支援学校/横浜市小学校/横浜市特別支援学校/川崎市立幼稚園/千葉県特別支援学校/埼玉県特別支援学校/栃木県特別支援学校/川崎市病院内保育所/横浜市福祉職/企業(長谷工グループ・クラブツーリズム)/明治学院大学大学院/筑波大学大学院

研究や活動内容

○3,4年生共通
土曜1,2限で開講されている「特別支援臨床基礎実習」の授業が必修科目となっています。この授業では、他学年の学生や大学院生の方と障害を持つ子どもに対する支援方法について考え、実際にその子どもと会って支援を行います。先生方からの助言はありますが、支援の内容はほとんど学生たちで決め、行います。
この活動は、1人ひとりの知識や経験が生かされる場面であり、同時に他学年の学生から様々なことを学べる機会となっています。障害分野ならではの学びと経験を得ることができる、魅力的な授業です。

○3年生
①春学期では、自分たちの興味がある論文を読み、自分の考えをまとめ発表し、その論文に対しての意見交換を行いました。
②「障害のある人たちの一生を追う」というテーマのもと、現状を知るため、発達支援センターに施設見学へ行きました。秋学期も引き続き、見学や論文研究を行います。

○4年生
4年生では、卒論やゼミ論を見据え、自分の興味のあるテーマについて論文の発表を主に行います。テーマは、「聴覚障害学生の授業内での話し合いの困難さと必要な支援」、「知的障害を併せ持つASD児の状況理解の向上に関する研究」など様々です。
また、発表を通じて意見交換をすることによって、テーマに関する考えを広げています。

ゼミ生からひとこと!

○このゼミを選んだ理由
・自由なテーマで自分のやりたいことができそうだなと思ったから。
・説明会で、ゼミの中でやりたいことを見つければ良いと言われたから。
・幅広く知識をつけられるかなと思った。
・学びたいことを探求できそうだと思ったから。

○実際に入ってみての感想
・先輩たちも優しく、アットホームで楽しい。
・学習の進めやすいゼミだと思う。
・討論が苦手だったけれど、少しずつ自分の意見を言えるようになった。
・オンオフの切り替えがしっかりできる。
・自分の学びたいことを自由に学べている。
・無駄な時間を過ごすことがない。

○ゼミの自慢
・少人数だから仲が良い。
・大学院生まで関わりがあること。
・自主性があるところ。
・アットホームな雰囲気で居心地が良い。
・自分が本当に学びたいことを学べる。
・切り替えがきちっとできるため真面目なことも他愛のないことも話すことができる。

☆将来特別支援教育に関わりたいという方も、
少しでも興味がある、もっと知識をつけたいという方も、ぜひ緒方ゼミにお越しください!
緒方ゼミみんなで、皆さんをお待ちしています♪

今年のゼミ合宿は院生の皆さんと3.4年生全員で行きました


緒方ゼミの3年生です


今年はみんなでピザ作りをしました♪