ホームゼミ情報 2020年度 ゼミ情報 2020’小林ゼミ

2020年度 ゼミ情報2020-seminar

小林先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門分野:発達小児科学、障害児医学

医療と教育の連携を通じた、発達障害、知的障害の子どもに対する予防的な心の健康支援を研究と実践の大きなテーマにしています。特に、自閉症スペクトラム障害の子どもが所属感を持てるコミュニティ作り、情緒障害通級指導教室と療育センターの連携、知的障害特別支援学校における精神保健、発達障害医療と特別支援教育の連携などに関心を持っています。また、慢性疾患の子どもの療養環境と心の発達にも注目しています。ゼミでは、こうした分野を中心に活動テーマを設定し、研究と実践にチャレンジします。。

条件となる履修科目の有無

○3、4年時に履修しなければならない科目
「特別支援臨床基礎実習」、「肢体不自由の心理・生理・病理」、「病弱の心理・生理・病理」、「特別支援臨床実習」を必ず履修すること

先生から一言

人は誰しも、誰かとつながり、何かしらのコミュニティに所属して暮らしています。しかし、自閉症スペクトラム障害の子どもは、他者とつながることやどこかに所属することに失敗しがちで、心の健康問題を生じやすいことが知られています。彼らが活き活きと健康に暮らし、成長するためにはどのような支援が必要なのでしょうか?ゼミでの学習を通じて、知的障害、発達障害の子どもの心の健康をめぐり、医療と教育の接点で活躍する人材が育つことを願っています。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

・医療面と教育面の知識が豊富で、優しくて熱心な先生です。
・ゼミに入るまでは怖いイメージだったけど、優しくて、質問や相談にも全部丁寧に答えてくださる先生だと思います!
・他の授業だと怖い印象だけどゼミの時は優しい印象です。
・お医者さんですが、医療面だけでなく教育面のことにも詳しく、具体的な現状や課題についてたくさんのことを教えてくれます!質問や相談などもしやすいです!

ゼミの人数

3年:10人
4年:9人

計19人

卒業後の希望進路

・特別支援学校教員
・小学校教員
・公務員(社会福祉等)
・療育センタ-職員(児童指導員)

進路実績

・特別支援学校教員
・小学校教員
・療育センター職員
・公務員(福祉職)
・教育系ほか一般企業

研究や活動内容(実績の有無等)

○実習の有無
「特別支援臨床基礎実習A・B」、「特別支援臨床実習A・B」を履修すること
○3年
 みんなで調べたい項目を挙げて、1人3回ずつ発表し、質疑応答し、先生からコメントをいただくという形で活動しています。先生からのコメントが、すごく勉強になります。
○4年
 4年生は卒業論文を中心に活動していきます。各々今までの学びを振り返り、研究テーマを決めて卒業論文に取り組みます。毎週3名ずつ構想や進捗状況を発表していきます。

ゼミ生からひとこと!

○このゼミを選んだ理由
・通常級に通う児童の支援を考えたかったから。
・教育面だけでなく、医療の視点から障害のある子どもの教育や支援について考えたかったから。
・障害児医学に興味があり、ゼミの担当の先生が小児科医ということもあって、より理解を深められると思ったから。


○実際に入ってみての感想
・先輩後輩の縦のつながりが強いので、先輩のお話も沢山聞けるし、関わりが深くなれて楽しいと思います。
・障害のある子どもの教育や支援について、教育面だけでなく医療や福祉の視点からも深く考えることが出来るので、より一層視野を広げることが出来ます。
・全力で遊ぶ時としっかり勉強する時、両方とも楽しいです!


○ゼミの自慢
・勉強熱心な子必見!特別支援に関わる仕事に将来就きたい人はもちろん、特別支援教育や医療との連携に興味関心のある人はものすごく勉強になります。
・先生が実際の経験や体験を話してくださるので、とても深い学びになります。
・卒業された先輩との繋がりもあり、アドバイスもいただけます!

3年生


4年生
(新型コロナウイルス感染防止のため、マスク着用)