ホームゼミ情報 2020年度 ゼミ情報 2020’緒方ゼミ

2020年度 ゼミ情報2020-seminar

緒方先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

障害児者心理学領域を担当しています。
大学3年生の時の実習の授業での高機能自閉症やアスペルガー症候群のお子さんたちとそのご家族との出会いによって、今の私があります・・・本当に感謝です!
最近は小学校・中学校に行って、発達障害の子どもたちが通常の授業に困らないで参加するためにはどうしたらよいか、ということを担任の先生やコーディネーターの先生方と考えています。
特別支援ではなく、「授業研究」の枠組みで考えてくださる学校が増えているので、少しずつインクルーシヴな学校に向かっていることを実感し、うれしく思っているところです。

条件となる履修科目の有無

「障害児基礎実習」は必ず履修してください。
障害児者心理学の学びは、様々なニーズのある子どもたちと知り合うことから始まります。

先生から一言

この領域の課題はまだまだ山積みです。
家族の問題を背景にもっている子どもたちもたくさんいます。
子ども本人の力だけでは解決できない問題のために大きな不利益を被っている子どもを一人でも救うために、一緒に学びましょう。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

・障害者教育や障害者心理学について知識と人脈が深くて広い
・優しいお母さんのような存在

卒業後の希望進路

小学校教員/特別支援学校教員/一般企業

進路実績

東京都小学校/東京都特別支援学校/横浜市小学校/横浜市特別支援学校/川崎市立幼稚園/千葉県特別支援学校/埼玉県特別支援学校/栃木県特別支援学校/川崎市病院内保育所/横浜市福祉職/企業(長谷工グループ・クラブツーリズム)/明治学院大学大学院/筑波大学大学院

研究や活動内容

○3,4年生共通
土曜1,2限で開講されている「特別支援臨床基礎実習」の授業が必修科目となっています。この授業では、他学年の学生や大学院生の方と障害を持つ子どもに対する支援方法について考え、実際にその子どもと会って支援を行います。先生方からの助言はありますが、支援の内容はほとんど学生たちで決め、行います。
 この活動は、1人ひとりの知識や経験が生かされる場面であり、同時に他学年の学生から様々なことを学べる機会となっています。障害分野ならではの学びと経験を得ることができる、魅力的な授業です。

○3年生
春学期では、自分たちの興味がある論文を読み、自分の考えをまとめ発表し、その論文に対しての意見交換を行いました。

○4年生
4年生では、卒論やゼミ論を見据え、自分の興味のあるテーマについて論文の発表を主に行います。テーマは、「新型コロナウイルスによって変化する学校体制に対しての児童の学校の満足感」「小学生の子どもを持つ保護者の発達障害についての理解度について」など様々です。
また、発表を通じて意見交換をすることによって、テーマに関する考えを広げています。

ゼミ生からひとこと!

○このゼミを選んだ理由
・自分のやりたいことを探しながら勉強できると思ったから。
・ゼミの雰囲気と緒方先生のふんわりとした感じに惹かれたから。
・幅広く知識をつけられると思った。
・学びたいことを探求できそうだと思ったから。
・障害児者心理学に興味があったから。
・親やきょうだい児の支援について学びたかったから。

○実際に入ってみての感想
・先生も先輩もみんな穏やかで優しい。
・自分が考えていなかった観点から話し合いが進んだり、自分の興味がある分野についてさらに学びを深めることができる。
・特定の分野に限らず、自分の学びたいことを自由に学ぶことができる。

○ゼミの自慢
・1番穏やかなゼミ!
・オンライン授業でも居心地が良い。
・自分のやりたいことを見つけることができる。
・一人ひとりの意見をみんな大切にしてくれる。
・緒方ゼミにいると自分も穏やかな気持ちになる。

☆将来特別支援教育に関わりたいという方も、
少しでも興味がある、もっと知識をつけたいという方も、ぜひ緒方ゼミにお越しください!
緒方ゼミみんなで、皆さんをお待ちしています♪

昨年度のゼミ合宿は院生の皆さんと3,4年生全員で行きました


緒方ぜみの4年生です


昨年度はみんなでピザを作りました♪