ホームゼミ情報 2020年度 ゼミ情報 2020’渋谷ゼミ
2020年度 ゼミ情報2020-seminar
プロフィール
専門は比較・国際教育学です。
グローバル化が進む現代において、地域の課題は世界的な動きや取り組みとつながっており、また世界各地の課題は私たち自身の生活や身近な地域の現状と関わっています。比較・国際教育研究ゼミでは、比較の視点を持ちながら、国内外の多様な教育理念や教育実践を検討することで、これからの時代に求められる教育を考えていきます。
ゼミではまず、日本をはじめとする多くの国や地域で共通の課題となっている「多文化共生」「持続可能性」「参加」に焦点を当て、文献研究と討論を通して比較・国際教育研究に関する知見と研究方法を学びます。
ゼミの後半では、受講生自ら課題を設定し、学力問題の国際比較、外国人児童生徒の教育、地域における多文化共生、持続可能な開発のための教育(ESD, Education for Sustainable Development)など各自のテーマに基づいて課題研究を行います。
また学内外のプロジェクトへの参加、フィールドワークやワークショップの企画・運営など、ゼミ生による実践活動も多く行っています。相互の発表や討論、活動への参加と振り返りを通して、理解を深めていきましょう。
条件となる履修科目の有無
○2年次に履修しておきたい科目と3年次に履修しなければならない科目
特にありません
先生から一言
これからの時代の「教育」「学習」は、小学校、中学校などのいわゆる学校に限定されるものではなく、生涯にわたるプロセスとして、また家庭や地域社会、さらには世界につながる社会全体との関わりのなかで考えていくことが必要となります。国際交流の経験や知識は特に必要ありません。自らと異なるものへの興味と関心がある学生、新しい経験を楽しむことができる学生、視野を広げてみたい学生を歓迎します。
学生から見た先生のイメージ
明るく優しい先生で時々、天然なところもあります。ゼミでの良い点も悪い点もしっかりと指摘してくれたり、私たちの立場に立って話をしてくださいます。教育発達学科を代表する先生の一人であり、授業では多文化について深い学びを獲得することができます。
3年:11名
4年:11名
卒業後の希望進路
私達の学年は一般企業を希望する人や幼稚園教諭を希望する人が多いです。
進路実績
一般企業(教育系)、教員、大学院進学(教育学、英語教育学、障害科学等)、青年海外協力隊など、様々な分野で活躍しています。このように教育系だけでなく他の分野で仕事されている方も多いです。
研究や活動内容(実績の有無等)
3年:春学期はコロナの影響で全授業、オンラインでの開講でした。そしてzoomやteamsを利用したグループワークやプレゼンテーション、ディスカッションを行いました。取り上げた内容としては、SDGs、マイノリティ(差別やLGBTQ)、国際教育の比較です。皆で意見や考えを共有することで、学びを深めています。
ゼミ生からひとこと!
○ゼミを選んだ理由
国際に興味があったため
海外の教育に興味があったため
○実際に入ってみての感想
興味がある分野について深く学ぶことができる
多文化について多方面から学ぶことができ、様々な立場に立つ経験ができた
将来柔軟に対応できることが増えそう
自分の考えや言動をアップデートできる素敵な学習の場
○ゼミの自慢
先生もゼミ生も皆やさしく、楽しい!
和気あいあいとしているが、学習もしっかりできる良い環境!
やるときはやる、楽しむときは楽しむとメリハリがきちんとある!