ホームゼミ情報 2021年度 ゼミ情報 2021’小林ゼミ
2021年度 ゼミ情報2021-seminar
プロフィール
専門分野:発達小児科学、障害児医学
医療と教育の連携を通じた、発達障害、知的障害の子どもに対する予防的な心の健康支援を研究と実践の大きなテーマにしています。特に、自閉症スペクトラム障害の子どもが所属感を持てるコミュニティ作り、情緒障害通級指導教室と療育センターの連携、知的障害特別支援学校における精神保健、発達障害医療と特別支援教育の連携などに関心を持っています。また、慢性疾患の子どもの療養環境と心の発達にも注目しています。ゼミでは、こうした分野を中心に活動テーマを設定し、研究と実践にチャレンジします。。
条件となる履修科目の有無
○3、4年時に履修しなければならない科目
「特別支援臨床基礎実習」、「肢体不自由の心理・生理・病理」、「病弱の心理・生理・病理」、「特別支援臨床実習」を必ず履修すること
先生から一言
人は誰しも、誰かとつながり、何かしらのコミュニティに所属して暮らしています。しかし、自閉症スペクトラム障害の子どもは、他者とつながることやどこかに所属することに失敗しがちで、心の健康問題を生じやすいことが知られています。彼らが活き活きと健康に暮らし、成長するためにはどのような支援が必要なのでしょうか?ゼミでの学習を通じて、知的障害、発達障害の子どもの心の健康をめぐり、医療と教育の接点で活躍する人材が育つことを願っています。
学生から見た先生のイメージ
・授業とゼミでは雰囲気が違います!進路の相談にものってくださり、とても優しいです。
・知識が豊富で、論理的な印象です。
・話をしっかり聞いていて、こちらが納得するまで丁寧に説明してくださる先生です。
・悩み事や心配事など、どんなに小さなことでも、相談にのってくださる先生です。いつも丁寧に答えてくださるため、質問や相談などがしやすいです。
ゼミの人数
3年:9人
4年:10人
計19人
卒業後の希望進路
・放課後デイサービス・児童発達支援の指導員(療育)
・療育センター職員
・小学校教諭
・特別支援学校教諭
・発達障害など、学校に馴染めない子の支援を行える仕事
進路実績
・特別支援学校教員
・小学校教員
・療育センター職員
・公務員(福祉職)
・教育系などの一般企業
研究や活動内容(実績の有無等)
○実習の有無
「「特別支援臨床基礎実習A・B」、「特別支援臨床実習A・B」を履修すること
ゼミ生からひとこと!
○このゼミを選んだ理由
・教育と医療という2つの側面から障害のことを学べると思ったから!先生の授業が好きだった!
・特別支援教育や医療との連携に興味があったから。
・教育から障害へのアプローチはある程度授業で学んだので、医療からのアプローチが知りたかったから。
・医療との関わりや療育センターについてなど、授業だけでは学べないことを学んだり、知ったりすることが出来ると考えたから。
○実際に入ってみての感想
・同じような興味関心を持つ仲間たちと活動するのが楽しいです。進路はさまざまですが、お互いに刺激があってとてもいいなって思っています!
・現在の特別支援教育のあり方について考えることが出来ます!
・提出物を出して終わりの授業と異なり、その場でフィードバックがもらえる分、より正確に問題把握が出来ます。
・障害のある子どもの教育や支援、幼児期や青年期以降の支援、発達障害医療など、色々な視点から障害や特別支援について考えることが出来ます。
○ゼミの自慢
・真面目!笑 優しい人が多いかな〜?
・ゼミを通して教育や医療における知識が豊富になります!
・協調性があります。
・先生が実際の経験や医者の視点などを踏まえた様々な話をしてくださるので、とても勉強になります。
・発表の準備など大変なこともありますが、興味があることをゼミの仲間と一緒に調べたり、発表したり、考えたりする時間は、楽しく充実しています!
(新型コロナウィルス感染防止のため、マスクを着用)