ホームゼミ情報 2021年度 ゼミ情報 2021’手塚ゼミ

2021年度 ゼミ情報2021-seminar

手塚先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門は「美術教育」です。
美術をはじめとした「アート」はそれ自体が目的ではありますが、「ツール」や「手段」として活用するという考え方があります。この考え方を使って、学校教育(教科教育)、社会教育、福祉の場における美術(アート)の学びのための学習環境デザインについて研究しています。

ゼミでは、学校や社会における美術教育のあり方(理念、意義、方法)やアートが果たす役割について、文献調査、実践研究(教材開発、題材開発を含む)、フィールドワーク(美術館見学、アートワークショップへの参加等)を通して考えを深めていきます。対象は、乳幼児の学び、学校教育、特別支援教育、社会教育、生涯教育、多文化共生・異文化理解教育、高齢者・障害者福祉、社会包摂(ソーシャル・インクルージョン)などさまざまです。自分自身の興味関心に沿って研究テーマを決めていきます。

条件となる履修科目の有無

2年時に履修しておきたい科目と3年時に履修しなければならない科目
特になし

先生から一言

美術(アート)の特色は「唯一の正解」が存在しないことです。そのため「わからないこと」を恐れずに、(むしろ楽しんで!)広い視野を持って主体的に探求しようとする学生を歓迎します。
一緒に、アートを通した学びについて考えていきましょう。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

・優しすぎるお母さん
・学生との距離が近くて相談しやすい!
・優しくて面白い!
・話しやすくて会話が楽しい!
・前向きな意見をたくさんくれる
・笑顔がステキ!

ゼミの人数

4年生:11名
3年生: 9名

卒業後の希望進路

・幼稚園教諭
・小学校教諭
・特別支援学校教諭
・一般就職
・地方公務員

進路実績

≪前年度卒業生≫
公立小学校教員 3人
私立小学校教員 1人
幼稚園教諭 1人
一般企業 2人

研究や活動内容(実績の有無等)

○3年生
文献購読、個人研究のテーマ出し、先行研究の調査を主に行いました。
オンラインと対面のハイブリッドで活動を行い、お互いに積極的な意見交換をしながら、知識を深めました。美術館へのフィールドワークも行う予定でした(コロナの影響により残念ながら中止)

〈個人研究のテーマ例〉
・新体操における芸術要素
・舞台芸術の視点から見る音楽の楽しみ方
・現在のマンガが成立するまで
・茶道における花の意義
・サプールについて
・アフリカンプリントについて
・VR技術の展望
・アートセラピーについて
・「かわいい」の可能性

○4年生
卒業研究・ゼミ研究を各自で進めていきます。
卒業論文・ゼミ論文だけではなく卒業制作・ゼミ制作(主制作・副論文)も選択可能です。

      

↑なりきり名画鑑賞会              ↑ゼミは 13 号館の造形実習室で行って
グループワークで絵画作品を身体化し        います
てより深い鑑賞を経験しました。

ゼミ生からひとこと!

・活動内容がとても楽しそうで、幼児教育に向けて学ぶことが多いと思いました!
・図工の授業が好きだったのと、手塚先生の授業が楽しかったから選びました!
・実際に自分が好きなことを研究内容にできます!アートを広い視点で学ぶことができて充実したゼミの時間を過ごせると思います!
・美術館に行ったりする活動は出来なくなってしまったけど、自分の興味のある事柄を深められて楽しいです!
・文献購読では、みんなの発表がとてもまとまっていて、実りのある活動でした。個人研究は自分の好きなことをとことん追求できますよ!
・みんな優しくてフレンドリー!ほんわかした雰囲気のゼミだと思います
・先生の人柄もあって、とてもアットホームな雰囲気!言葉を交わしながら進めていきます!