ホームゼミ情報 2022年度 ゼミ情報 2022’足立ゼミ
2022年度 ゼミ情報2022-seminar
プロフィール
【専門分野】
臨床心理学、発達臨床心理学、障害児・障害者心理学
【これまでの臨床歴・研究歴】
私はこれまで、主に乳幼児期から児童思春期の子どもの発達に関する臨床と研究に従事してきました。
具体的には、1歳半健診から3歳児健診といった法定健診や5歳児健診において、
主に神経発達症(発達障害)を早期発見するためのテストバッテリーの開発という側面から貢献し、
どのような地域においても実践可能な仕組み作りについて研究と実践を行ってきました。
このような仕組みづくりとともに、早期発見した発達障害児やその保護者に対する標準的な支援の在り方や、
発達障害がありつつも、心の健康状態が良好な児の特徴に関する研究についても進めています。
条件となる履修科目の有無
・ 2年次春学期までの必修科目の単位取得済みを原則とする。
・ 2年次秋学期の必修科目の単位取得予定を原則とする。
・ 障害児・障害者心理学を2年後期に履修すること。
・ 発達臨床心理学を3年次後期に履修すること。
先生から一言
あまり良い一言が思い浮かばないので、2つ格言を引用します。
『人生に失敗がないと、人生を失敗する。』
『効率や損得にとらわれると、人間が小さくなる。』
色んな事に挑戦しましょう。
学生から見た先生のイメージ
穏やかで思慮深い方です。
事情があるときにはかなり配慮した対応をしてくれる、優しい先生だとも思います。
思っていたよりもフランクな一面もあったりします。
ゼミの人数
3年生:6名
4年生:なし(今年初開講のため)
卒業後の希望進路
大学院進学、学校教員、一般就職
進路実績
なし(今年初開講のため)
研究や活動内容(実習の有無等)
○3年生の活動内容
4月:発達臨床心理学、障害者・障害児心理学に関する配布された文献を読み、個人でレポートにまとめる
5月:4月にまとめた内容について、パワーポイントをグループで作成し提出、発表する
6月:発達障害に関連する分野を一つ選び、それに関する文献を探し、個人でレポートにまとめて提出、グループでパワーポイントを作成し提出して発表する
7月:自らの今後の研究テーマについて考え、関連する資料を探して要約する
9月:卒業論文のテーマについて考える
○4年生
活動内容なし(今年初開講のため)
ゼミ生からひとこと!
○このゼミを選んだ理由
・発達臨床心理学に興味があったから。
・臨床系のゼミで院進学について相談できると思ったから。
○実際に入ってみての感想
・様々な相談に乗ってくれたり、個人の能力を適切に判断してくれたりするので、入ってよかったと思います。
・とにかく優しく教えてくれます。
○ゼミの自慢
・足立先生は大学准教授になる以前に、「子どものこころの発達研究センター」にお勤めになられ、発達障害や発達臨床心理学について多種多様な知識をお持ちでいらっしゃるので、発達障害に興味がある人にお勧めできると思います。
・足立先生が現在なさっている研究が、自治体と協力した子供の自殺の予防についての研究であり、子供の自殺について興味がある人にもお勧めです。
・発表はどんな発表をするか人によってはっきり分かれていて、とても面白いです。グループの時もお互いに助け合ってできて、楽しいゼミだと思います。また、グループ発表となると誰かの提出が遅れたり怠けたりすると連帯責任で全員の評価が下がるように思うかもしれませんが、足立先生は連帯責任では評価しないので、みな安心して各々の発表の準備ができます。
・3年の早い段階から卒業論文について考え始めるので、自分であまり動けない人でも早くに卒業論文のテーマを決められます。
・白金校舎のヘボン館6階に、足立先生の研究室があり、そこで様々な相談に乗ってくれます。課題についての相談、進路相談、授業内の質問など、基本なんでも答えてくれます。ふとした思い付きで寄っても、時間があれば相談させてもらえるので、ゼミ応募の前に一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。(できるだけアポはとったほうがいいです。)