ホームゼミ情報 2022年度 ゼミ情報 2022’萩野谷ゼミ

2022年度 ゼミ情報2022-seminar

萩野谷先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

・専門分野:司法・犯罪心理学,捜査心理学

・経歴:警察の科学捜査研究所で心理担当職員として約10年,ポリグラフ検査や犯罪者プロファイリングの実務・研究に取り組んできました。その後海外の大学で研究員をしながら,捜査面接などの研究にも幅を広げています。

・ゼミについて:3年生は,犯罪心理学の基礎知識を身につける作業やグループ研究に取り組んでいます。4年生は,自分の興味や問題意識に基づくテーマについて1年をかけて研究を行い,卒業論文・ゼミ論文の作成を目指しています。

・扱うテーマ:捜査面接(被害者聴取,被疑者調べ)のトレーニング,犯罪者プロファイリング(犯罪リンケージ,犯人像推定,地理的プロファイリングなど),ポリグラフ検査(隠匿情報検査),虚偽検出など

条件となる履修科目の有無

・単独・グループ活動ともに自分から動いて作業を進められること。
・ 3年次で、司法・犯罪心理学を履修すること。

先生から一言

日常ではあまり出会うことのない犯罪を対象とした心理学について,専門家が行うような研究にチャレンジしましょう。研究を進める中で,様々なソフトウェアや機材を使いこなしたり,自分でスケジュールを立てて作業を進めたり,グループで相談しながら作業を進めたりする経験は,どのような職業でも活かせる経験になります。
将来,科学捜査研究所,刑務所や少年院,少年鑑別所,保護観察所,家庭裁判所調査官,児童相談所など,犯罪と関わる現場の専門職を目指す方も歓迎します。
2021年度から始まった新しいゼミですが,今年度の4年生は,ポリグラフ検査,プロファイリング,嘘,子どもの聴取のトレーニング,デートDVや犯罪不安とメディアの関係など,さまざまなテーマで研究に取り組んでいます。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

優しく穏やかで話やすいです。
研究や進路など気軽に質問・相談しやすく、学生一人一人に真摯に向き合って親身に話を聞いてくれ丁寧に答えてくれます。
話が分かりやすくて適切な助言をしてくれます。
落ち着いた雰囲気ですが旅行好きでアクティブな一面があり意外とノリが良くて話すと楽しくかわいいです。

ゼミの人数

3年生:15名
4年生:7名

卒業後の希望進路

就職、公務員志望

進路実績

新設2年目のゼミのため実績はありません。

研究や活動内容(実績の有無等)

3年: 春学期は個人で犯罪心理学の中で興味のある分野を調べました。また、秋学期のグループ研究のための話し合いを行いました。秋学期はそのグループ研究を完成させるべく各グループ頑張っています。
テーマ‥‥ひき逃げ犯の類型化とその解釈、人狼ゲームが虚偽検出の精度に与える影響、暴力的な音楽の歌詞による攻撃性の変化など。
4年:春学期は文献の調査や研究の計画を行いました。秋学期はそれぞれデータ収集や分析、考察を進めています。
テーマ‥‥大学生における嘘の動機とジェンダーとの関連、メディアが若者のデートDV認知に与える影響、ポリグラフ検査における質問項目の弁別性など。

ゼミ生から一言

○このゼミを選んだ理由
・幼いころからテレビなどで事件の報道を目にするたび、どうしてこのような事件を起こしてしまうのだろうという疑問があったため、犯罪心理学のゼミを選びました。
・何かと物騒な世の中になってきたので、なぜ犯罪が起きてしまうのか学問的に学んでみたいと考えたからです。
・犯罪心理学に興味があり、より深く学んでみたいと思ったため。

○実際に入ってみての感想
・自分の興味のある研究ができていて楽しい。
・普段学ぶことのない分野なので、何をしても新たな意見が得られて楽しいです。
・犯罪心理学といっても様々な分野があるため、学習していくうちに自分の興味関心が分かって面白いです。
・ゼミに入る前はもっと堅苦しいものだと思っていましたが実際には柔らかい雰囲気で和気あいあいとしていてとても楽しいです。
・「思ってたのと違う」がなくて、学んでて楽しいです。
・学生が協力し合い、研究内容から考えるため達成感があります。

○ゼミの自慢…などです。
・一人一人が真摯に取り組みながらも学生同士仲良く楽しく学んでいます!
・先生も学生もみんな優しくていい雰囲気。
・先生が経験も豊富なので犯罪心理学に関するいろいろな話を聞ける。

4年生の写真

3年生の写真