ホームゼミ情報 2022年度 ゼミ情報 2022’水戸ゼミ

2022年度 ゼミ情報2022-seminar

水戸先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門はピアノと音楽教育です。学生時代は、クラシック音楽が世の中で一番崇高な音楽だと信じ、ピアニストを目指して、朝から晩までピアノに向かう日々でした。しかし、卒業後は、目が覚めたように多くの種類の音楽を聴き始め、世の中には、伝統音楽、民族音楽、ポピュラー音楽と、すばらしい音楽が沢山あることを知りました。

30代は若者のカラオケの研究に没頭し、40代になってイギリスに留学したときはなぜがインド音楽に狂い、今は高齢者の大正琴グループの調査を行なっています。でも、ピアノの演奏は自分のライフワークとして途絶えることなく続けており、今でも老体に鞭打って演奏活動は行っています。

ということで、プロフィールが長くなってしまいましたが、音楽ゼミでは、音楽に興味がある人はどのような人でも大歓迎です。自分が興味をもった音楽を研究の対象としても良いですし、また、それをどのように教育の場で活かしていくのかを考えていくことも面白いと思います。演奏をやってみたいという人は、クラシック音楽に限らず、さまざまなジャンルの音楽に目をむけていってほしいと思います。

先生から一言

音楽に興味があり、音楽に関わることを広く研究してみたい人は、誰でも歓迎です。ただし、自分の決めたテーマについて、地道に深く探求していく意欲を持てることが大事です。
また、ピアノの演奏を希望する人は、毎日きちんと練習しないと、ついていけません。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

・水戸先生はゼミ生が口をそろえて言うほど優しいです。優しくておっとりしていて「前世は王子だった」と言うおちゃめな一面もある水戸先生ですが、意外とかっちりしている所があり、ゼミ生1人1人と親身に向き合い、常に熱心に指導してくださいます。また色んな楽器を難なくこなす水戸先生を私たちゼミ生はとても尊敬しています。いい意味で教授っぽさのない素敵な先生です!

ゼミの人数

3年生:8名(女子:8名)
4年生:9名(男子:1名、女子8名)

卒業後の希望進路・進路実績

幼稚園教諭、小学校教諭、特別支援学校教諭、一般企業等

研究や活動内容(実績の有無等)

音楽ゼミでは3年生、4年生を通して研究と実技を並行して行います。
 研究では音楽に関する研究テーマを個々で設定し、研究を進めていきます。先行研究を読み、論文に書かれている内容、自分の考えをパワーポイントにまとめ、発表する所から始まり、先生や他のゼミ生からのフィードバックを得ることで自身の研究内容を明確にしていきます。定期的に研究について発表する機会が設けられているため、先生からの指導を賜り、他のゼミ生と意見交換をすることで研究内容を深めていくことができます。
 実技では、ピアノに限らず自分の好きな楽器、楽曲を選び練習を行います。楽器経験の有無は問わないため、経験のある楽器のスキルアップを目指す学生もいれば、初めての楽器にチャレンジし1から演奏技術を習得する学生もいます。先生に個別指導していただける時間があるため、かなりのスキルアップが見込めます。

研究内容の例
・器楽指導の効果的な方法
・好きな音楽と指定された馴染みのない音楽での不安軽減の差
・失恋ソングのなにが人の感情を変化させるのか?
・学校教育における合唱コンクールの意義
・発達に特性のある子どもへの音楽療法
・縄跳び運動における音楽聴取の心身への効果
・音楽経験者と未経験者の能力の違いと適切な指導方法
・絶対音感が音楽活動に与える影響~絶対音感と相対音感の比較より~

○実技の例
・愛の夢(ピアノ)
・ショパンの雨だれ,モーツァルトの幻想曲ニ短調(ピアノ)
・子犬のワルツ(ピアノ)
・ジュ・トゥ・ヴ(ピアノ)
・星に願いを,幻想即興曲(ピアノ)
・人形の夢と目覚め(ピアノ)
・ショパンの革命(ピアノ)
・Morceau de salon(オーボエ)

ゼミ生からひとこと!

○このゼミを選んだ理由
・音楽が好きだから。
・一年生の実技のピアノが楽しくてまたしてみたかったから。
・以前からピアノを習っていてまたやりたいと思ったから。
・水戸先生にピアノを習いたかったから。
・音楽に学術的観点から触れてみたかったから。
・今まで幼児教育を中心に学んできたため違うことを学びたいと思ったから。
・ピアノとバイオリンを習っていたり音楽を聴くのが好きだったり小さいころから音楽に親しんで生活してきたのでもっと深めたいと思ったから。

○実際に入ってみての感想
・みんなすごく真面目で刺激を受けられる。
・ピアノを実際に弾けて楽しい!
・発表や話し合いをしたり演奏をしたりといろんな活動をするため充実感がある!
・今まで音楽についてじっくり学んだことがなかったから新たな知識を得られて楽しい。
・楽器と研究を並行して進めるのは大変だけど、気分転換になるし他のゼミ生の興味のある内容知れるから面白い!

○ゼミの自慢
・先生を筆頭にゼミ生もみんな優しくアットホームな雰囲気なので楽しく討論ができる!
また、実技もあるため教育になってからも役に立つ能力が身に付けられる!
・音楽に深く触れることができる。
・先生が優しくて音楽がもっと大好きになる!
・13号館の良いピアノが弾けたり先生のピアノも聴くことができる。
・早め早めに研究を進められたり、好きな楽器を弾けたりして、充実感と達成感をたくさん感じられる。