ホームゼミ情報 2022年度 ゼミ情報 2022’森本ゼミ

2022年度 ゼミ情報2022-seminar

森本先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

・専門分野:臨床心理学(認知行動療法)、認知症、ストレスマネジメント
・資格:公認心理師、臨床心理士、認定行動療法士、専門社会調査士
・これまで心療内科クリニック付属のカウンセリングルームや総合病院、精神科病院のデイケアなどで、認知行動療法に基づいた心理的支援を行ってきました。また、 看護師をはじめとしたコ・メディカルスタッフへの認知行動療法の研修や、司法施設における認知行動療法の実践のスーパービジョンなども行ってきました。現在は認知症の人とそのご家族の支援に関する実践と研究を行っています。

ゼミで扱うテーマ

主に青年期以降(成人)の心理社会的問題に対する認知行動療法や心理的ストレスを中心に、健康心理学やパーソナリティ心理学、行動医学などの近接諸分野の研究

条件となる履修科目の有無

原則、2年次春学期までの全必修科目の単位を取得済み。
原則、2年次秋学期の全必修科目の単位を取得予定。
3年次春学期までに「臨床心理学概論」と「学習・言語心理学」の単位を取得済み。「学習・言語心理学」を未履修の場合は、3年次に履修すること。
「心理学演習1A」と「心理学演習1B」の両方を履修すること。また、4年次に「心理学演習2A」と「心理学演習2B」を履修することが望ましい。
3年次に「認知行動療法」と「健康・医療心理学」を履修すること。
ディスカッションやグループ活動に積極的に取り組めること。

先生からひと言

勉強するときは勉強する、遊ぶときは遊ぶ、メリハリが大切だと思っています。興味のあることには、何でも積極的に取り組み、楽しいゼミにしましょう。ゼミで一緒に切磋琢磨した仲間は、一生の宝物になります。横だけでなく、先輩との縦のつながりもできるように、ゼミ合宿や研究発表会、懇親会なども行います。上記の研究テーマに興味がある人はぜひ!

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

・心理学がとても好きそうで,説明する時も楽しそう
・知識が豊富で説明が丁寧
・たくさんお話ししてくれる面白い先生
・話をしっかりと聴いてくれる
・初歩的な質問をしても場を和ませながら回答してくれる
・しっかりしていそうなのに漢字が苦手なのがかわいい(笑)
・優しい

ゼミの人数

・3年生:13名
・4年生:9名

卒業後の希望進路

・就職 約7割
・大学院進学 約3割

進路実績

・大学院進学(明治学院大学大学院,他大学大学院)
・公務員
・民間企業(金融,IT,人材派遣,不動産,小売など)

研究や活動内容(実績の有無等)

〇3年
春学期(前半):教科書の輪読をします。医療や産業などの各領域で認知行動療法がどのように用いられているかについての体系的な理解と事例の理解を目的に,教科書の内容をレジュメにまとめて発表します。
春学期(後半):興味関心の似た4~5人でグループを組み,論文を調べ,レジュメにまとめて発表します。
秋学期:春学期(後半)で組んだグループでプレ卒論を作成し(自分たちで問題を設定し,実際に参加者を募ってデータ収集・分析をして,論文の執筆まで行います!),卒業論文の書き方を学びます。

〇4年
卒業論文・ゼミ論文を作成します。春学期に研究計画の作成,夏休みから秋学期にかけてデータ収集・分析・論文の執筆を行います。

ゼミ生からひとこと!

〇ゼミを選んだ理由
・認知行動療法に興味があったから
・感情人格心理学の授業が面白かったから
・2年次までに受講した森本先生の授業が,具体例を出していてわかりやすかったから
・森本先生が認知症に関する取り組みをしていたのが魅力的だったから
・自分の希望職種に活かせると思ったから
・単純に優しそうと思ったから

〇実際に入ってみての感想
・詳しく説明してくれて勉強になる
・様々な論文に触れられるのがいい
・1・2年と比べて内容が難しいが,わかりやすく教えてくれるし,こちらの努力を認めてくれる
・プレ卒論作成時は,頭ごなしに良くない案を否定するのではなく,代替案に繋がるアイデアを具体的に指摘してくれるので,落ち込んでも納得して次に進める
・最初は厳しい先生かと思ったが,意外と抜けているところもあって,ミスしても怒らずに笑ってくれるので,このゼミに入ってよかった。

〇ゼミの自慢
・みんな一生懸命に取り組んでいる
・真面目に課題に取り組む学生が多く,周りの影響もあって,だらけずにゼミと向き合える
・グループ作業が多いので,仲間意識を持ちやすい
・最近はできていないが,合宿がある