ホームゼミ情報 2022年度 ゼミ情報 2022’西園ゼミ
2022年度 ゼミ情報2022-seminar
プロフィール
専門は精神医学です。特に摂食障害、地域における産後メンタルヘルス、多職種連携などに関わってきましたが、心理社会的精神医学全般が守備範囲です。
慶應義塾大学病院精神神経科、東京都精神医学総合研究所、白梅学園大学などに勤務して精神医学の臨床、研究、教育に関わり、2019年4月に本学に着任しました。都内の保健センターの産後メンタルヘルス相談や、関東圏の単科精神科病院の摂食障害チームの指導も担当しています。
【ゼミで扱うテーマ】
精神医学、メンタルヘルスに関する勉強を主に行いますが、ゼミ生の興味・関心に応じて、周辺領域についても勉強します。条件となる履修科目の有無
2年生の「人体の構造と機能及び疾病」、3年生の「精神医学」は履修して下さい。さまざまな勉強をする上で、統計学的見方が必要になりますので、統計学についてもしっかり学んでおいて下さい。英語の文献を読む必要が出てくる場合もありますので、英語の文章にも慣れておいて下さい。
先生から一言
人間を対象とする勉強をする上では、広い、偏りのない視野が必要です。学生のうちに、得意科目以外の領域にも目を向けておきましょう。
学生から見た先生のイメージ
・穏やかで話が面白い
・優しい、分かりやすい
・話をしっかりと聞いてくれるイメージ
・丁寧な授業をする優しい先生
・聖母みたいな穏やかさ
・優しくて完璧な憧れの女性
・優しい博士
ゼミの人数
3年生 13名
4年生 7名
卒業後の希望進路
就職:6名
大学院進学12名
その他2名
進路実績
昨年度
就職:一般就職4名
大学院進学:本学心理学専攻臨床心理学コース2名,英国King‘s College London依存症コース1名
研究や活動内容(実績の有無等)
○3年生
ゼミ生が関心を持つテーマを基に、意見交換を行います。まず,一人一人が興味のあることや調べたいことについて抽象的にテーマを発表します。そのテーマに対してゼミ生同士が意見し合い、ブラッシュアップしていきます。また、先生からいただいた資料や講義から意見交換を行うこともあります。具体的には医療者の心理的要因への見解や、新型コロナウイルス感染症と摂食障害との関係性、産後メンタルヘルスなどの地域社会的な心理支援の事例紹介を受けました。
以上の活動の中でテーマを固めていき、各々先行研究や文献の収集を精力的に行い、卒業論文に向けて深めていきます。
○4年生
3年生に引き続き卒業論文の準備を進め、執筆を行います。卒業論文では質問紙を使うゼミ生が多いため、実際に皆で回答してみて、質問紙の組み合わせに無理はないか、自分で作成した設問は回答しやすいかなどディスカッションします。途中経過も発表しながら研究を進めていきます。
ゼミ生同士が研究経過を共有することで、他のゼミ生の研究について質問したりコメントしたりする力を付けます。また自分にもらった意見についても、どう取り入れるのがベストかを考える力を付けます。これに並行して、臨床心理学、メンタルヘルスのトピックについても学んでいきます。
ゼミ生からひとこと!
・臨床心理学系統のゼミの中で,医師免許を持っている先生の心理的考え方を得られると感じました。
・ゼミは怖いとか嫌なのかと思っていたのですが、みんなフレンドリーでとても楽しみな授業です。
・みんな真面目だから意見交換が楽しいです!
・ゼミ生みんなで意見を言ったり聞いたりするので、1人では思いつかない考えを知ることができるのがゼミの良いところです!
・同じゼミ内の人の意見をたくさん聞けて、卒論の対策がしっかりできるところがとても良いゼミだと思います。また、先生が専門医であり,実際の現場のことや、専門的なことも聞けます!
・西園ゼミに入ろうと決めたのは、高校生の時です。私自身が興味を持っている分野が西園先生の専門分野であり、本や大学の資料を見て決めました。このゼミを選んで本当によかったです。毎回刺激的で楽しいです。
・同じ分野に興味を持つ仲間と一緒に学べることが素晴らしい時間だと思っています。西園先生は様々な相談にのってくださる、とても優しい先生です。1,2年生の皆さんにも是非西園ゼミに入り、たくさんのことを学んでほしいです!絶対楽しいです!
・知的で優しい人が多いイメージ。