ホームゼミ情報 2022年度 ゼミ情報 2022’佐藤ゼミ
2022年度 ゼミ情報2022-seminar
プロフィール
私の専門領域は、歴史教育学を中心とした、社会科教育学です。上記の領域について、主に歴史研究的な手法を用い、教育方法の発達や教科の成立過程といった社会科教育実践を支える基盤の解明を進めてきました。特に、社会科同様、戦後に成立した「世界史」という一教科目を事例として、教科および教育課程の成立基盤となる学習内容の選択及び排列原理を、戦前までさかのぼって明らかにすることに焦点を置いています。
また、学校教育の抱える現代的課題に応えるため、「グローバル化」や「情報化」といった社会変容に対応した社会科教育実践のあり方についても検討を重ねています。特に、学習者の態度面、道徳面、技術面での育成という観点から、学習者自身が現実社会との関わりやつながりを実感できる教材の開発に取り組んでいます。
ゼミでは、学生一人ひとりがそれぞれ有する社会事象に対する多様な興味や関心、好奇心を出発点に、学生相互の意見交流を通じて、これから主体的に関わることが求められる社会のあり方を考え、その実現に向けて他者や自身を取り巻く環境と関わり行動できる資質・能力を育む教育=「社会科教育」への理解を深めていきます。
条件となる履修科目の有無
前提となる履修科目は、特に設定しません。
しかしながら、社会科教育の考察対象は時間的、空間的にも非常に広く多様な範囲を有し、求められる知識や教養も多岐にわたります。学生には、日頃から様々な講義を通じて社会的事象に関心を持ち、社会科教育実践を支える多様な考え方と関わり、ふれておいてほしいです。そのためには、学生一人ひとりが、自身の身の回りの環境や生活経験の中に興味や関心を向ける社会的事象を見出そうとする姿勢が大切です。同様に、学生相互の関わりの中から、社会や社会科教育に対する関心のあり方やイメージの違い、多様性を見出そうとする姿勢もまた大切になります。
先生から一言
学ぶべきこと、教えるべきことはたくさん存在します。その中で、「何を」「どのように」選ぶのか。限られた時間や機会の中では、「全て」を選ぶことはなかなかできません。学生のみなさんには、自身の手で選び決めた学びの領域だからこそ、それを深く、豊かにするための前向きかつ継続した努力を期待します。
あとは、健康第一。
学生から見た先生のイメージ
・みんなのお父さん
・話していたらいつの間にかこんな時間…
・Googleマップにおすすめの飲食店たくさんピンつけてる
・コアラが好き
ゼミの人数
3年生 1名
4年生 8名
卒業後の希望進路
小学校教員、一般企業
進路実績
2021年度 卒業生11名
・東京都教員(小学校) 1名
・神奈川県教員(小学校) 3名
・相模原市教員(小学校) 1名
・千葉県教員(小学校) 2名
・常勤講師(愛知県教員) 1名
・民間企業 3名
2020年度 卒業生11名
・横浜市教員(小学校) 4名
・常勤講師(川崎市教員) 1名
・非常勤講師(神奈川県教員、愛知県教員) 2名
・民間企業 4名
研究や活動内容(実績の有無等)
3年次に積み重ねてきたディスカッションや文献の報告・検討を踏まえ、4年生ではゼミ論もしくは卒論を執筆します。今年度のゼミ生はジェンダー、情報モラル、防災、貧困問題、平和教育、歴史教育、障害者雇用などのテーマを取り扱っています。
また、各年度通い合宿、フィールドワーク、ゼミ合宿など座学だけではなく、自分の足で外に出て学ぶ機会を持っています。昨年度は校外学習を意識し、しおりを作り、計画をたて、都内や小田原を訪れました。先輩方ともお話ができました。
本年度はゼミ合宿を行いました!行先は京都&滋賀。琵琶湖を一望できるホテルで発表を行い、様々なアクティビティ、おいしい料理を楽しみました!
ゼミ生からひとこと!
○このゼミを選択した理由
・社会が好き
・ゼミ内容が幅広そうだから
・みんなやる時はやる、遊ぶ時は遊ぶ
・合言葉は「切り替え、集中。」
○実際に入ってみての感想
・研究したい内容がみんな幅広い分野であり、とても興味がわく
・厳しいと思いきや、穏やかな気持ちでゼミを受けられた
・出かける機会がたくさんあって楽しい
○ゼミの自慢
・切り替えが完璧
・フィールドワークが多くて楽しい
・社会科ならではの活動ができる。(フィールドワーク)
・アットホームな雰囲気で、みんなでわいわい過ごしてます!
・でも、やるときはやる!学びにもなり、みんなで高め合えるゼミです。