ホームゼミ情報 2022年度 ゼミ情報 2022’手塚ゼミ

2022年度 ゼミ情報2022-seminar

手塚先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門は「美術教育」です。
美術をはじめとした「アート」はそれ自体が目的ではありますが、「ツール」や「手段」として活用するという考え方があります。この考え方を使って、学校教育(教科教育)、社会教育、福祉の場における美術(アート)の学びのための学習環境デザインについて研究しています。

ゼミでは、学校や社会における美術教育のあり方(理念、意義、方法)やアートが果たす役割について、文献調査、実践研究(教材開発、題材開発を含む)、フィールドワーク(美術館見学、アートワークショップへの参加等)を通して考えを深めていきます。対象は、乳幼児の学び、学校教育、特別支援教育、社会教育、生涯教育、多文化共生・異文化理解教育、高齢者・障害者福祉、社会包摂(ソーシャル・インクルージョン)などさまざまです。自分自身の興味関心に沿って研究テーマを決めていきます。

条件となる履修科目の有無

2年時に履修しておきたい科目と3年時に履修しなければならない科目
特になし

先生から一言

美術(アート)の特色は「唯一の正解」が存在しないことです。そのため「わからないこと」を恐れずに、(むしろ楽しんで!)広い視野を持って主体的に探求しようとする学生を歓迎します。
一緒に、アートを通した学びについて考えていきましょう。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

・優しくて面白くて、チョコレートが好き!
・研究で行き詰った時には手を差し伸べてくれたりして頼もしい!
・学生のどんな意見でも肯定的に捉えてくれるので話しかけやすい/相談しやすい!

ゼミの人数

3年生-8名   4年生-9名

卒業後の希望進路

幼稚園教諭/小学校教諭/特別支援学校教諭/一般企業/地方公務員   など

進路実績

≪前年度卒業生≫
・公立小学校教員 3名
・一般企業 9名

研究や活動内容(実績の有無等)

○3年生
・Arts-Based Researchによる制作
白金の街や自分が住む街のウオーキングを通してきづいたことを、様々メディアを使って作品化しました。
・美術館での鑑賞会
今年は、現代アートの鑑賞会を行いました。学芸員さんによるガイドや美術に関係する仕事に携わる醍醐味などについても伺いました。
・3大学合同ゼミプロジェクト(オンライン)への参加
Zoomやmiroを活用して、他大学の学生や教員の方々と交流しながら、作品制作、グループワーク、ワークショップなどを実施しました。学びの成果は展覧会で発信します。
・個人研究
自身の興味のあるテーマや対象に関する先行研究の調査を行い、発表会を行いました。

↑初回のゼミ生同士の自己紹介は、
レゴブロックを活用して行いました。
↑森美術館での展覧会鑑賞の様子
●堀尾貞治《「色塗り」シリーズ》
●横尾貞治《「一分打法」シリーズ》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 営利 – 改変禁止 4.0 国際」ライセンスの下で許諾されています。

○4年生
興味のあるテーマや対象を選択して、個人またはグループで研究に取り組み、その成果をポートフォリオやポスター等にまとめ、卒業研究・ゼミ研究を各自で進めていきます。
卒業論文・ゼミ論文だけではなく卒業制作・ゼミ制作(主制作・副論文)も選択可能です。フィールドワークも、随時行う予定です。

ゼミ生からひとこと!

○このゼミを選んだ理由
・小・中学生の時から、図画工作科・美術科が好き・得意だったから。
・興味のある・今後追究したいテーマや題材が美術に関わるものだから。
・以前受けていた先生の授業が楽しかったから。

○実際に入ってみての感想・ゼミの自慢
・実践的な活動が多いので、毎授業の中で新しい発見や学びがあってやりがいを感じる!
・図画工作科・美術科が得意でなくても楽しく活動ができる!
・先生の温かい人柄もあり、アットホームな空間で美術について意見交換ができる!
・ゼミや学内だけでなく、外部の団体や施設など、アートに関わる様々な人と関わることができ、より多くの価値観に触れることができる!
・「美術」や「アート」に興味関心が高かったり、それに関する知識や考えをもっていたりするゼミ生が多いので、充実したグループワークを行うことができる!