ホームゼミ情報 2023年度ゼミ情報 2023’木村ゼミ

2023年度ゼミ情報2023-seminar

木村先生とゼミのプロフィール(専門分野・扱うテーマ)

プロフィール

専門分野は理科教育・科学教育です。
学校教育はもちろん、学校外も含めて、社会の中での科学と人の関わり方について広く関心があります。
理科教育には、学年が上がるごとに理科が嫌いになっていくという課題があるので、「関心を持ち続けたり、一度失ってもまた関心がもてたりするためにはどうすればよいか」や、「関心がもてるアプローチ方法」について、多角的に研究しています。
また、これまでに一般企業務めや学校教員の経験もあります。

教員自身の研究キーワード:アマチュア科学者、科学実践、STEM/STEAM教育

ゼミでは、一人一人の興味関心に合わせて、研究テーマを設定します。
幼稚園から小学校まで、理科に関わるテーマはさまざまなので、きっと自分の関心にあったテーマが見つかると思います。

先輩の卒論テーマ例:
科学絵本の活用、幼児の擬人化、SDGsを取り入れた教科横断的な理科の学び、教員養成におけるICT活用力の育成、図鑑を活用した理科授業、理科嫌いの要因、理系観・文系観の形成プロセスなど

条件となる履修科目の有無

2年時に履修しておきたい科目と3年時に履修しなければならない科目
特にありません

先生から一言

理科の好き・嫌いや、得意・不得意は問いません。
理科が好き・得意な人はその気持ちを深めて欲しいですし、嫌い・不得意な人はその気持ちを見なおすきっかけにしてもらいたいと思っています。
ただ、学びや研究に対しては、積極的な態度や深く考察する態度、批判的かつ建設的に対話できることを求めます。
卒業研究を通して学ぶことのできる、自分で問いを見いだすことや探究すること、論理な文章を書くことなどは、教師だけでなく、一社会人としても必要な資質能力です。
教職希望の有無に限らず、理科教育学という学問の探究を通して成長したいと考えている方を歓迎します。

ゼミ生にインタビュー

学生から見た先生のイメージ

木村先生は、学生の考えを大切にして下さる先生です。研究のことだけに限らず学校生活や将来のことについても気軽に相談に乗って下さいます。自然体でお茶目な部分もある可愛らしい先生です。

ゼミの人数

3年生 10名
4年生 8名

卒業後の希望進路

小学校教諭・幼稚園教諭・一般企業等

進路実績

小学校教諭・幼稚園教諭・一般企業等

研究や活動内容(実習の有無)

自分の興味関心に合わせて研究テーマを設定します。理科に関することであれば、どのような研究テーマでも大丈夫です。(例:幼児教育や特別支援教育に関連させたテーマ等)。また、自分の研究テーマに関連する論文を読み、発表をすることもあります。お互いの発表を聞くことで、新たな気付きがあり知識を身に付けられます。

○3年 研究テーマ
「なぜ理科嫌いになるのか」「特別支援教育における実験」「生活科と理科教育とのつながり」「幼児の記憶について(理科事例をもとに)」「インクルーシブ教育における理科」…など。

○4年 研究テーマ
「STEAM教育」「インクルーシブ教育について」「小1プロブレム」「アフリカの水問題」…など。

ゼミ生からひとこと!

◯このゼミを選んだ理由
・理科に対して苦手意識があるため、教員を目指す上で知識を増やしたいから。
・1,2年次の理科の授業で理科教育に興味を持ったから。
・先生の雰囲気が好きだから。

◯実際に入ってからの感想
他のゼミや他の大学のゼミと合同で活動したり、3・4年合同の活動もあるので、理科とは別の視点から考えたり先輩方の研究の様子から自分の研究について考えることができて、とても楽しいです。
また、任意参加で近くの小中一貫校にプログラミングを使った授業のお手伝いをすることもあり、ゼミの時間を超えて多様な学びができるところがいいところだと思います。今年は信号機や車をプログラミングを使って製作しました。

◯ゼミの自慢など…
理科ゼミは、元気いっぱいでとても仲が良いです!ゼミの活動においてもお互いに意見を言ったり積極的に話し合ったりしながら和気あいあいとしています。
3・4年合同で活動することもあるので、4年生の先輩とも関わることができます!今年の夏には3・4年合同でBBQをしました!

(↑集合写真!ポーズはscienceのS!)

(↑合同ゼミで行ったボッチャ大会)