ホームゼミ情報 2023年度ゼミ情報 2023’渋谷ゼミ
2023年度ゼミ情報2023-seminar
プロフィール
専門は比較・国際教育学です。
グローバル化が進む現代において、地域の課題は世界的な動きや取り組みとつながっており、また世界各地の課題は私たち自身の生活や身近な地域の現状と関わっています。比較・国際教育研究ゼミでは、比較の視点を持ちながら、国内外の多様な教育理念や教育実践を検討することで、これからの時代に求められる教育を考えていきます。
ゼミではまず、日本をはじめとする多くの国や地域で共通の課題となっている「多文化共生」「持続可能性」「参加」に焦点を当て、文献研究と討論を通して比較・国際教育研究に関する知見と研究方法を学びます。
ゼミの後半では、受講生自ら課題を設定し、学力問題の国際比較、外国人児童生徒の教育、地域における多文化共生、持続可能な開発のための教育(ESD, Education for Sustainable Development)など各自のテーマに基づいて課題研究を行います。
また学内外のプロジェクトへの参加、フィールドワークやワークショップの企画・運営など、ゼミ生による実践活動も多く行っています。相互の発表や討論、活動への参加と振り返りを通して、理解を深めていきましょう。
条件となる履修科目の有無
○2年次に履修しておきたい科目と3年次に履修しなければならない科目
特にありません
先生から一言
これからの時代の「教育」「学習」は、小学校、中学校などのいわゆる学校に限定されるものではなく、生涯にわたるプロセスとして、また家庭や地域社会、さらには世界につながる社会全体との関わりのなかで考えていくことが必要となります。国際交流の経験や知識は特に必要ありません。自らと異なるものへの興味と関心がある学生、新しい経験を楽しむことができる学生、視野を広げてみたい学生を歓迎します。
学生から見た先生のイメージ
明るく優しく本当に素敵な先生です!いつも私たちの意見を親身に聞き、楽しい雰囲気を作って下さいます。授業では、楽しいだけでなく、次に繋がる深い学びも提供して下さり、毎回新たな発見があります。
3年:10名
4年:8名
卒業後の希望進路
小学校や幼稚園教諭を希望する人だけでなく、一般企業を希望する人もいます。
進路実績
教員、一般企業、公務員、大学院進学(教育学、英語教育学、障害科学等)、青年海外協力隊など、様々な分野で活躍しています。
研究や活動内容(実績の有無等)
3年: 新型コロナウイルスの規制もなくなり全て対面で授業を行い、学外への課外活動も行いました。例えば新大久保へ行った際には韓国や中国の歴史や文化を学ぶために、ハラール市場や大久保図書館、媽祖廟などを散策しフィードバックを行いました。また、学内では諸外国の学校制度、多文化共生、SDGsの取り組みなどの分野に分かれて各グループで研究を行った後、発表を行い国際教育への理解を深めました。
ゼミ生からひとこと!
○このゼミを選んだ理由
・国際教育についての学びを深めたかったから。
・SDGsについて学びたいと思ったから。
・外国の学生とつながってみたいと思ったから。
○実際に入ってみての感想
・みんなが優しい雰囲気なので意見が出しやすい。
・国際教育について様々な面で理解が深まった。
・グループ活動や課外活動でゼミ生と仲良くなれる。
・ゼミ論について先生から一人一人アドバイスが貰えて進めやすい。
○ゼミの自慢
・少人数のグループに分かれて研究するため自分のやりたい分野の研究ができる。
・先生がおっちょこちょいで個性があるゼミで楽しいです。
・みんな仲良く、課外活動が終わった後に近くにあるお店でご飯を食べたりもします。