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2023年度ゼミ情報2023-seminar
プロフィール
専門は「美術教育」です。
美術をはじめとした「アート」はそれ自体が目的ではありますが、「ツール」や「手段」として活用するという考え方があります。この考え方を使って、学校教育(教科教育)、社会教育、福祉の場における美術(アート)の学びのための学習環境デザインについて研究しています。
ゼミでは、学校や社会における美術教育のあり方(理念、意義、方法)やアートが果たす役割について、文献調査、実践研究(教材開発、題材開発を含む)、フィールドワーク(美術館見学、アートワークショップへの参加等)を通して考えを深めていきます。対象は、乳幼児の学び、学校教育、特別支援教育、社会教育、生涯教育、多文化共生・異文化理解教育、高齢者・障害者福祉、社会包摂(ソーシャル・インクルージョン)などさまざまです。自分自身の興味関心に沿って研究テーマを決めていきます。
条件となる履修科目の有無
2年時に履修しておきたい科目と3年時に履修しなければならない科目
特になし
先生から一言
美術(アート)の特色は「唯一の正解」が存在しないことです。そのため「わからないこと」を恐れずに、(むしろ楽しんで!)広い視野を持って主体的に探求しようとする学生を歓迎します。
一緒に、アートを通した学びについて考えていきましょう。
学生から見た先生のイメージ
・みんなのお母さん!やさしく見守ってくれる。
・相談したとき、一から考えてくれる!
・生徒の価値観を尊重しながら親身になって相談に乗ってくれる。
・学生が行き詰っていたら解決するまで親身になって相談に乗ってくれる頼もしい先生!
・図工を受講した皆さんならご存知の通り、気さくで明るく、何事にもフラットかつ好奇心旺盛な先生です!
・アートな視点からのアドバイスがすごい!!自分と向き合うためのきっかけ作りをしてくれる!
・お世辞抜きで優しくて面倒見が良くてアドバイスも的確でノリの良い最高の先生。
ゼミの人数
3年生-10名
4年生-8名
卒業後の希望進路
幼稚園教諭/小学校教諭/特別支援学校教諭/一般企業/地方公務員 など
進路実績
公立小学校/私立幼稚園/一般企業研究や活動内容(実績の有無等)
○3年
【美術館での鑑賞会】
今年は、森美術館で「ワールドクラスルーム 現代アートの国語・算数・理科・社会」の鑑賞を行いました。学芸員さんによるガイドを聞きながら、作品についての考察を深めました。【Arts-Based Researchによる制作】
白金の街や通学路をウォーキングし、気が付いたことをそれぞれ自分なりにまとめ、みんなと共有しました。同じ道でも、それぞれ捉える物も感じ方も、その表現の仕方も違いました。【合同ゼミプロジェクトへの参加】
社会科ゼミと一緒に敦賀の合宿を中心とする合同プロジェクトを行いました。現地でのArts-Based Researchでは、敦賀の景色や街並みを通して「自分の外側にあるもの」「自分の内側にあるもの」を記録し、自分なりに「外」と「内」を繋げ、「私が編集した世界」として作品作りに取り組みました。〇4年
4年生は個人研究が中心になります。個人でテーマを決めて、卒論かゼミ論を選択して取り組みます。調査研究のほか、作品制作、教材開発、プロダクトのプロトタイプ制作などに取り組む学生もいます。
【2023年度卒業生 ゼミ論テーマ】
・アフリカンプリントから着想したテキスタイルデザイン-「幸せの象徴」をモチーフとして-ゼミ生からひとこと!
○このゼミを選んだ理由
・好きなことを自由に学べる環境だから。
・小学校の頃の好きな科目が、図工、学活、総合で、ゼミがあったのが図工だったから。
○実際に入ってみての感想
・家みたいな安心感だし、みんなが優しすぎてのびのびと活動できる!
・美術館に行ったりフィールドワークをしたり様々な活動ができて楽しい!
・色んな方面に詳しい人、変わった人が集まるゼミかなと思います。普通に学ぶだけでは物足りない、もっと表現したり、動いたりして思考を深めたい人にとてもおすすめです!
・みんなでワイワイ!1人でじっくりと活動に取り組むことができるゼミ!個性豊かな人たちが集まっています!
・ゼミの自慢
・自分の好きなこと、やりたいことができて自由で楽しい!
・学校の外までフィールドを広げてアートについて学ぶことができる!
・学校の図画工作科教育に留まらず、美術・アート全般について幅広く自分のやりたいことをさせてくれる。あと、外に出てフィールドワークをしたりゼミ合宿に行ったりと、意外とアクティブで楽しいことも多い。